『オーシャンズ13』敵の敵は味方!新たな仲間を加え華麗な怪盗劇:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信
映画『オーシャンズ13』は2007年の泥棒チーム率いるダニー・オーシャンが活躍するシリーズ最終作となるアメリカの頭脳系クライムサスペンス映画!ベネディクトを加えて、新たなターゲットからの華麗な泥棒ショーをコミカルにそしてスタイリッシュに描く
[showTable]映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む
以前から時代を超えた名作としてオーシャンズシリーズを紹介し続けていた
つい先日も、コラムでなくオーシャンズ8を紹介。。。(お恥ずかしいが初めて見たが・・)
鉄板の様に面白い
そして今日は正当なるオーシャンズ11でいて、最終作であるオーシャンズ13を紹介したい。
最終作と言ってはいるが、公式に今後続編を作りません!という発表がないのでその点は悪しからず・・・
でもこれだけ豪華なキャストを揃えるのはスケジュールの観点などから凄まじく難しい気はするが・・・
ちなみに前作のオーシャンズ12からジュリアロバーツ演じるテスが脱退(脱退というかそもそもテスは泥棒じゃないけど)して、前回3Dホログラムの装置を製作したローマンと、前作までは敵役で出ていたベネディクトが今回はメンバーとして参加している。
それでは早速あらすじに行ってみよう。
オーシャンズに所属していたルーベンはバンクという男と新しくベガスに建設予定のホテルの共同経営の約束をしていた。バンクはあまり良い噂のある男ではないため、ルーベンの友人たちは彼に警告をしていたが、周囲の予想通りバンクはルーベンを裏切るのだった。ルーベンはショックから持病を悪化させてしまう。ダニー達オーシャンズメンバーはバンクに報復するための計画を実行する。
シリーズ3作目ともなるとストーリーがマンネリ化するんじゃないかなぁという疑惑を初っ端から吹っ飛ばしてくれた。
いや、オーシャンズのメンバー達でなんかやるのであれば同じようなストーリーになると思っていたが、前作でオーシャンズ達を追い詰めていたベネディクトが参戦するなんて!
参戦というかどちらかというと敵の敵は味方みたいな参戦の仕方で、本当に+1かよと突っ込みたくはなるが、それはそれ。
まぁベネディクトは完全な裏方だったので実際の作戦実行には携わっていなかったが、強いていうなら裏の尻拭い的な作業を一括して受け入れていた形だろうか。
でも今回は前作と同じように壮大な作戦をこなしていくだけでなく、ちょっとしたショートストーリーがちょこちょこと織り込まれているのが面白かった。
サイコロ工場の話とかね
個人的にはバンクから盗んじゃおうぜ!
というだけでなく、バンクの建設したホテルの評価も下げちゃおうぜ!という形で、ホテルの評価をするミシュランの人に対して地味な嫌がらせ(結構ひどい嫌がらせだったが・・・)をしていたというのが全体のストーリーにアクセントを加えていた感じだ。
そういった意味では、オーシャンズ11の時と同じ内容を繰り返しているわけではなく、前回を踏まえてよりお客さんを飽きさせないための工夫がされているなぁと、この辺はマジで感動するとともにえらく演出はすごい
シリーズを通して、スティーブン・ソダーバーグ監督ががっちりグリップして、
オーシャンズ達の出演陣もぶれることなく参加しているって点がそれを可能にしているのだろう。
あと前回よりも少しコミカルな部分が増えているので、その点は好みが分かれるポイントなのではないだろうか。
今回の作品では前作に引き続き出演しているスコット・カーンがすごく良い味を出していたと思う。
ドラマのハワイアン5とかでは見ることができなかったコミカルな部分を演じつつ、重要な作戦を淡々とこなしていくナイスガイを見ることができる。めちゃくちゃ主張が激しいんじゃないけどところどころで話を盛り上げてくれるみたいな・・・
そつなく色々な工作をこなしている一方で、スコットが入れ替えてたシューマイは見るからに毒が入ってますよ!みたいな色していたけど・・・
総じていうならば絶対に見た方がいい映画
シリーズを通して見ている人はもちろんのこと、映画自体はオムニバス形式なので、前作を知らない人でも十分楽しめる内容だと思う。もちろん先日紹介した『オーシャンズ8』もオーシャンズ達のサイドストリー的なものとして見ても楽しめること間違いなし
余談だが、最後にミシュランの審査員に対してラスティー演じるブラットピットが非常に粋な計らいをしている。
関係ないのに巻き込んでしまってごめんよ的な意味で・・(^^♪
この粋な計らいを見た時にオーシャンズのイレブン達の完成度の高さを感じた一方で、ブラットピットがこういう粋な計らいをすると『ジョー・ブラックによろしく』の死神を思い出してしまう今日この頃
― hogeru -
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