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『オーシャンズ12』続編で加速するコミカルクライム!超豪華な泥棒達の活躍を見逃すな!:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『オーシャンズ12』は2004年の前作に引き続いてスティーブン・ソダーバーグ監督によるジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットをはじめとした豪華キャストによる頭脳系クライムサスペンス映画!新たなライバルを迎えて、華麗な犯罪ショーをコミカルにそしてスタイリッシュに描く

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

前回『オーシャンズ11』を紹介した時、制作から20年が経過しているにもかかわらず面白かったという、感想を書いていたと思うが、多分俳優さんだけじゃなくて、あらすじや、その脚本性も、ものすごい良かったんだなぁと書いていた。

人気が出ると続編が出るのがハリウッド映画の定めということもあり、『オーシャンズ11』も続編である『オーシャンズ12』、『オーシャンズ13』、そしてスピンオフの『オーシャンズ8』まで作成したのだが、改めて観直してみると前作に負けないくらい良質な映画

ここで、改めて『オーシャンズ12』をこの紹介したいと思う。

それでは早速あらすじにいってみよう。

 ダニー率いるオーシャンズ11のメンバーは、ベネディクトのカジノから莫大なお金を盗み出し、それぞれが悠々自適な生活をしていた。しかし、ベネディクトは執念深くダニー達の行方を追いかけており、ついにオーシャンズ11のメンバーはベネディクトに発見されてしまい、ベネディクトはオーシャンズ11のメンバーに盗んだ金を利子をつけて返却するように迫られてしまった。それぞれが好き勝手にお金を使っていたため、ベネディクトから盗んだお金を返すためにダニー達は新たな計画を練るのだが・・・

うーん・・・相変わらず俳優陣がめちゃくちゃ豪華ですな・・・

このメンバーを欠けることなく終結させた製作陣達もすごいと思うのだが、前回もちょい役で出演していたジュリアーロバーツが布陣に加わった形となる。

豪華な俳優陣だけに脚本が俳優に負けてしまうこともあるかと思いきや、今回もエンディングでは視聴者が騙されるような演出がなされているので、ぜひ一度鑑賞して欲しい。

初見だと絶対騙されるはず!

ってーか、何回見てもまた騙されてしまう。

これは、シリーズ共通だな。

脚本の展開がめっちゃ色々広がるので、毎回ストーリーラインを細かく覚えられないから、見るたびに発見するような感覚は前作と同じく健在!

それにしても、物語はカジノとか美術館からお金を盗むだけというシンプルなものなのに、なぜこんな面白く感じるのかと考えるとやっぱりスケールの違いかなぁと正直思った次第だ。

今回も家を持ち上げる手法や、本物そっくりなホログラムを映し出す装置などの思わずすげー!と思ってしまうような泥棒テクニック(スケールが大きすぎて真似できないやつ)が目白押しなのだ。

一方で、個人的には、ダニー達のライバル役であるナイト・フォックスもいい味を出していると思う。ベネディクトに追い詰められて仕方なく作戦を結構しておしまい!と思いきや、ルパン三世を彷彿とさせる天才泥棒の存在がストーリーにアクセントを加えてると思う。

なんか、この泥棒らしからぬしなやかさって、『エントラップメント』でもあったよね。やっぱり体操選手張りの体幹が求められる職業なのでしょう

そう、ラストの方になるが、ナイト・フォックスの泥棒テクニックには脱帽しかない。

多分映画、『バイオハザード』(シリーズ1ね)のレーザービームのトラップもナイト・フォックスだったら余裕でしょう、ガチで!

あと個人的に好きな演出としては、新たに仲間になったジュリア・ロバーツと、今回ゲスト出演をしているブルース・ウィルスだろう。ブルース・ウィルスは『アルマゲドン』、『ダイ・ハード』シリーズを筆頭に個人的にかっこいいと思う理想の親父像ナンバー1のハリウッドスターだが、そんな彼の今回の出演内容は・・・・本当にちょい役!笑

ブルース・ウィルスがゲスト出演てだけでもすごいとは思うが、そんな彼をちょい役で使う製作陣も本当にすごい!笑

ジュリア・ロバーツについても、作中でジュリア・ロバーツにジュリア・ロバーツの偽物のふりをさせるなど、ちょっと無理だろ!みたいな演出をユーモアに描いているのが面白い。

でも、これ絶対『ノッティングヒルの恋人』意識しているよね

総じていうのであれば、

前作に引き続き必ず見た方がいい映画。シリーズもの劣化するというか飽きられやすくなってしまうという宿命をホラー映画の巨匠であるホッケーマスクのおじさんが証明していたが、いい意味で期待を裏切られるはずだ。

余談だが、ジュリア・ロバーツが自身の偽物を演じるとき、マッドデイモンとかが「彼女は南部訛りがあるんだから母音を伸ばせ!」とか指示しているのが個人的にはツボだった。あと前作に引き続き、ブラットピットが作中にご飯やらお菓子やらを食べているシーンも多いのでお腹が空いた状態で見ないように注意。

― hogeru -

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