韓流バナー

ドラマ『面白南極料理人』予測不可能おっさん物語:動画配信・ドラマ感想あらすじ考察

ドラマ『面白南極料理人』は、2019年1月13日から放送された作品、キャッチコピーは「マイナス54度で、いただきます!」主演は浜野謙太

主人公:西村淳隊員(浜野謙太)と、

他6名の隊員達との過酷な南極観測基地「ドーム基地」での生活を描ていきます!

期間は1年。

ドーム基地がある場所は、平均気温マイナス45度。

ウイルスすら存在できない、世界で最も過酷な観測地帯。

そんな中、閉鎖されたドーム基地で男7人の隊員が生活していく姿が描かれているが、

皆が閉鎖された部屋で、どんどんおかしくなっていく姿が面白い。

普通の生活ではありえない環境、ありえない状況で、ありえない行動にでる隊員達。

なんかのパクリなのか・・・

ドラマはコメディチックに描かれており、

おじさん同士のはしゃいでいるところが微笑ましく、笑えるところが満載です!

そんな作品で、おススメ度は

☆4のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

ドラマの舞台は、

「南極の昭和基地」から離れる事1000㎞

標高3800m、平均気温マイナス54度。

世界で最も過酷な観測地帯と言われる

「ドーム基地」。

生物はおろかウイルスさえも生存する事が許されない、地の果てである。

この物語は、

第38次隊の7人の「南極観測隊」の話。

7人のうち3人が研究者。

後の4人は設営隊員(サポート要員)。

しかし、結局は、

ただの7人のオジサンである。

そんな、ただの7人のオジサンが、狭いドーム基地で1年間を一緒に暮らす。
このドーム基地での楽しみといえば、みんなで美味しい料理を食べる時のみ。
それ以外の、楽しみはほとんどない。

あるのは、厳しさ・過酷さ・息苦しさ・ストレス・不安・心細さ。

極限状況であるが、

逃げる場所もなければ、頼る人も隊員以外にいない。

そんなシチュエーション、蚊帳の外から見れば滑稽でしかないのだ。

日本では考えられない事件が起こるが、

最後は、主人公の西村隊員の美味しい料理を食する事で、

7人が再び1つになっていく。

実にダサくて、カッコよくて、でもバカバカしい、

7人のオジサンの

予測不可能なコメディドラマ!

[showTable]

ドラマ情報&キャスト

『 面白南極料理人』/2019年1月13日~3月31日迄放送。
※テレビ大阪が制作し、同局ローカル及びBSテレ東・BSテレ東 4K「真夜中ドラマ」枠にて放送。

【原作】西村淳『面白南極料理人』(新潮文庫刊)
【監督】有働佳史
【脚本】西条みつとし
【音楽】吉田ゐさお
【オープニングテーマ曲】在日ファンク「足元」(カクバリズム)
【エンディングテーマ曲】片想い「2019年のサヨナラ(リリーへ)」(カクバリズム)
【キャスティング】高柳亮博
【プロデューサー】岡本宏毅(テレビ大阪)、梶原富治、大谷亮介、田村豊(ROBOT)
森川健一(ヒッチハイク)
【チーフプロデューサー】徳岡敦朗(テレビ大阪)
 
【キャスト】
・西村淳隊員(浜野謙太)…通称「大将」・調理担当〈37〉
・松山隊員(マキタスポーツ)…通称「ドック」・医者〈45〉
・金村隊長(田中要次)…通称「金ちゃん」・気象学者〈45〉
・本木隊員(緋田康人)…通称「本さん」・雪氷観測〈49〉
・下平隊員(山中崇)…通称「盆」・通信担当〈39〉
・鈴木隊員(岩崎う大(かもめんたる)…通称「主任」・車両担当〈32〉
・川田隊員(福山翔大)…通称「川田くん」・雪氷観測サポート〈23〉

超感想中心の評価考察・レビュー

おじさん達がだんだん壊れてゆく…笑。

閉鎖された空間に、男7人。

トイレも殆ど丸見えのような空間。

「1年も耐えられるのかな…」

そう声を漏らすおじさん達。

しかし、耐えられるわけがなかった!笑

少しずつ、何かが壊れていく隊員達。

まず、目にしたのは

「バニーガール」の姿の隊員。

そして、それが当たり前の様に、

基地内で作った「バー」では、毎回隊員達が女装をしてお客をもてなす役をしたりしている。

ある日、金村隊員が笑顔で「ローラちゃん」を紹介する。

ローラちゃんは、女性の絵が描かれている、人型の「板」だ。

金村は、ローラちゃんに人間の女性の様に話しかけ、お酒を飲んだりしている。

隊員達は、その金村の様子を寒い目で見ていたが、

一人一人、隊員達がローラちゃんに意識し始め

ローラちゃんの争奪戦が始まってしまう。

視聴者側から観ると、寒い光景だが、彼達はきっと本気なのだ笑。

イベントは必ず、皆でやります!

このドラマで、和気あいあいで楽しそう!

と思う一つが、「イベント」

イベントでは、必ず皆でお祝いして、美味しい料理を食べるという習慣になっています。

勿論、隊員の誕生日には、

大将が「誕生日でしょ?何が食べたいかリクエストある?」

一人一人聞いて、なるべく希望する食事を作ってあげている。

イベントでも面白かったのは、

「バレンタインデー」と「ホワイトデー」。

男だらけだけど、イベントなのでちゃんとする。

ここで「おかしいだろ笑」と思うのが、

男から男への愛の告白。

両想いのカップルが誕生します笑。

しかし、翌日は何もなかったかのように

普通に過ごしているのが面白い。

皆、イベントと「割り切って」楽しんでいる模様。

ギョっとしたのが

5月5日の「子供の日」。

木本隊員が家族と子供の事を思い出し、

金村隊員が赤ん坊の姿をして「赤ん坊の役」をしている!

そして木本が金村にご飯を食べさせ、

金村は「パパ、おいちい」

…隊員ではなくても絶句してしまう笑。

そこでは、松村隊員がペットの犬の姿、川田くんが長女役をして、

なにやら木本隊員の家庭内の様子を描いた劇のようなものが始まる。

話の流れで「この赤ちゃんは長女の息子…?」

木本家の謎は包まれたままだった…。

東と西の対決!

隊員達はお互い違う地方から派遣され、このドーム基地に来ている。

3話で「すき焼き」の作り方で大論争が巻き起こる。

割り下の「関東風すき焼き」か

砂糖と酒と醤油で味付けをする「関西風すき焼き」か

どちらが美味しいかと対決。

さらに

6話でも「夕食は粉もの」を食べたいと言い出した隊員達は

「お好み焼き派」と「もんじゃ焼き派」

「どちらでも良い派」に別れてしまう。

そして、

粉ものにたいしての論争が始まる。

さらに

お好み焼き派では、大阪出身」と「広島出身」がおり、

ここでもまた、

「お好み焼きと言えば、広島焼だろ!」と意見が分かれる。

意見を出し合い喧嘩になるが

食べてみれば、「どれも美味しい」

和気あいあいの食卓になっており

ホッコリする。

こんな論争も、彼達にとっては

刺激的でストレス解消にもなるんだろうなと思った。

「水ごっそり使い魔」の犯人 。

第8話に出てきた話

「水ごっそり使い魔・再び」

「水は命!!」とドーム基地で、注意書きとして貼られている程

特に貴重な水が、ごっそり使われていました。

前回も現れたが、犯人は見つからず迷宮入りになっていたまま。

そこで「懺悔ボックス」と言う箱を設けたので、犯人は自首してください。

と促したのだが、

懺悔ボックスに入っている内容は

違う犯罪の懺悔」が沢山入っている。

例えば「あの時のお酒は僕が飲んでしまいました。ごめんなさい」など。

こんなことを繰り返しながら、

最後は無名で、「水の犯人」からの懺悔していたメモは入っていました。

それを見た大将は

「反省しているようなので、この事は皆、水に流してください」

と言って、結局犯人が誰かわからなかった。

大将は、懺悔のメモの字を見て、どの隊員が犯人か分かったようです。

どうしても知りたい方は、

イベントの「七夕で書いた短冊」と、

この懺悔を書いたメモと同じ字を探せば分かるそうです。

私は七夕の回を、再度見る事ができなかったので、調べられませんでしたが、

犯人の字の「い」をみれば、癖時なので誰が犯人か分かるようです!

映画の感想まとめ

少しバカバカしいドラマですが、私は大好きでした!

現実から遠く離れた場所で、現実から離れたストーリーが笑えます!

そして、隊員達、皆仲がいいんですよ。

男7人集まってるので、派閥とかないのかなぁと思っていたんですが、とっても仲がいい。

最終回は、「サンタクロースへのお願い」を入れた紙を靴下に入れる隊員達。

夜中に大将が目を覚まし、隊員達の願い事の紙を読み始めると…。

ここで過ごした仲間たちの思いばかりで、感動しました。

このドラマは、

西村淳さんの『面白南極料理人』が原作となっています。

他にも、この本を原作とした

映画「南極料理人(2009年8月8日公開:主演・堺雅人)」があります。

この映画も観ましたが、

私は、こっちの「面白南極料理人」の方が、砕けた感じ好きでした。

このドラマの

【オープニングテーマ曲】在日ファンク「足元」が好きです。

ノリが良く、過酷な南極とは対照的な曲で、思わず口ずさんでしまう曲。

1話につき、物語が3話入っており、

時間があまりない人でも楽しんで観られるドラマじゃないでしょうか。

バカバカしく笑いたいとき、ストレスが溜まっている人にもおすすめです!!

-yumichi-