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『ピアニスト』歪んだ母親の愛が産む異常性!:動画配信・映画感想あらすじ考察

映画映画『ピアニスト』は2001年のフランスで公開された映画で、カンヌ映画祭で受賞はじめ高く評価される!39歳のピアノ教師であるエリカは母に干渉されながら生きてきたが、若い学生のワルターに出会い、隠していたはずの性的趣向があらわになっていく。

遅れてやってきた思春期

まあ、周囲の環境や特に親や家族から抑圧されて、色々なものを抱えて鬱屈すると

人間っていつか爆発するよね

どんな爆発のしかたするかは、個人差あるけど・・・

それは性的な意味でもそうかもしれない

そんな本作の官能的で異常的な主人公の行動は、みなさんどう思うかなー

本作は、2001年のカンヌ国際映画祭にて審査委員グランプリ、男優賞、女優賞の3つを受賞しています。

主演のピアノ教師を演じているのは、「愛、アムール」「エル ELLE」でも知られるイザベル・ユペール

個人的には、好きです

☆4のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

ウィーン名門音楽院で教えているエリカ

いつのまにか39歳を迎え、ピアノ教師としてまっとうに生きているエリカだが、母の過干渉の中で生きてきた。

そのため、ファッションや恋愛などは全く関係のない鬱屈とした人生を歩んできた。そんな彼女の前に若い学生のワルターが現れ、エリカを惑わせ始める

エリカは平常心を保とうと、ワルターを拒否し続けるが、ワルターは懲りずにエリカへの求愛を続ける
そんな中、エリカは次第にワルターに心を許していく

鬱屈したエリカは、抑えられいた性的趣向をあらわにしていくが、それをワルターは知ることになると、エリカのことを異常だと言い始める・・

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本ページの情報は2021年09月時点のものです。
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映画情報&キャスト

『ピアニスト』2001年 フランス
【監督】ミヒャエル・ハネケ
【脚本】ミヒャエル・ハネケ
【音楽】フランシス・ヘインズ
【撮影】クリスティアン・ベルガー
【出演】
エリカ(イザベル・ユペール)
:ウィーンの名門音楽院でピアノ教師をしている39歳。
ワルター(ブノワ・マジメル)
:エリカのことを気に入り、追いかけてエリカのもとで習おうとする学生。
エリカの母親(アニー・ジラルド)
:エリカをずっと過干渉し、毎日エリカを苦しめる。

超感想中心の評価考察・レビュー

毒親である母親

エリカはウィーンの名門音楽院で働くピアノ教師として、39歳になった今でも独身を貫き生きてきました

ただ、エリカには母親の目が常にあり

監視状態のような檻の中で生きています

こわーいホラー並みの生活

毎日疲れまくって帰ってくるエリカに対して、その度にごちゃごちゃと言ってくるのです

あ、ちょっと自分の子供にもそれやっちゃっているかも・・・

って思ったあなたは、立派な毒親!

内容としては「その洋服は派手だ」とか、「家賃は払えているのか?」とか、見ている側としても、本当にうんざりしてしまうほどなのです。

仕事でレッスンをしているときですら、いちいち大した用でもないのに、母親から電話がかかってきたりして、本当にうんざりしてしまいます。

母親自身も他に趣味もなく、執着するところがないというのが原因なんでしょうね

エリカは恐らく一人っ子、映画の中では明確にはなってませんが

まあ、きっとそうですね

そんで、小さい頃からこの環境をずっと守ってきたに違いありません。そんな状態であることは二人の親子を結局苦しめているように感じてしまいますよ

それぞれがそれぞれの暮らしを自由にして、

独立しないと、、、相互依存しまくってる精神的に・・

でないと、どっちも、つぶれてまんがな

抑圧された生活を送ってきた娘:エリカ

先程も書いたようにエリカは母親により、抑圧され、ずっと押さえつけられて生きてきました

そして精神的には鬱屈して、

ネガティブな、まあ陰キャですね

ファッションや恋愛などはもちろん、自由に生きることはできずに、ただピアノだけを主軸に生きてきました。

そんなこともあり、彼女は性的趣向に関心を持つようになります。

そして、この映画では、その描写が生々しく演出され描かれていきます

例えば、男性の若者が行くようなアダルトビデオ屋に行き、ビデオを平気で一人で見たりと

曲がってるかなぁ・・

まあ、長らくおひとりさまだと、

こうなるのかね。

母親いるわりにビデオってのも、ちょっと笑いますが。

精神的にもあまり恋愛もできないような状況下だと仕方がないのかもしれません。

そんな中、ワルターに会ったことで、ワルターで自分の性欲を満たそうとしますが、ワルターには異常だと言われてしまい、不幸すぎるわけですよ!

そう考えると、かなりエリカが可哀想に思えてきますよね

驚愕のラスト結末

ラストはエリカがワルターにより、言われるがまま犯されてしまうんですよ

そして、そのまま次の日には、演奏会に参加します

前日の行為なんて、どこ吹く風

ワルターは爽やかに「楽しみにしています」と放ちます

それが彼女には許せませんでした。

まあ、琴線に触れたってこのことですよね

何もかも捨ててしまったのは、ワルターのせいと言っても過言ではないからで、エリカは演奏会直前に持っていたナイフでまさかの、、

自分を刺します!

自暴自棄を越えてるー・・・

ピアニストとしての自分や人からどう見られるかなど、

今まで親の目だけを気にして生きてきたのに

ワルターとの関係や、ワルターに対する気持ちで、生まれて初めて自発的な

そして、自分で考えて行動したのかもしれませんね、

ある意味、母親からの解放

まあ、その行動が、自分を挿すって、常軌を逸していますが・・・

それは、衝撃的ではありますが、必然であり、エリカにとってはグッドエンディング

とも思えた次第です

言葉巧みに、娘をコントロールした映画『ホワイト・オランダ―』を少し思い出します

映画の感想まとめ

過干渉・・・からーーーの

まさかのラスト

本作は過干渉である毒母といつも一緒に過ごすことで、徐々におかしくなっていく彼女が痛々しかった

エリカの母親自体もエリカに執着し、生きてしまっているのも、正直辛い

映画ですが、

一方で母一人子一人だと、どうしてもこういう形になりがちなのかも

ちょっと気持ちわかる

でもそう考えると、かなり悲しい現実がありますね

女性の方や娘さんがいらっしゃるお母さんにオススメの作品です。

特におすすめです。