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『サンシャイン 2057』哲学風のSFミステリー:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『サンシャイン 2057』は2007年のアメリカ・イギリスのSF映画、監督にダニエル・ボイルで主演にキリアン・マーフィー、真田広之等を迎えて人類存亡をかけて宇宙飛行士たちは命がけのミッションに向かう!衰えた太陽のエネルギーをもう一度核爆発でよみがえらせるために人類は太陽に向かうのだった・・

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

ちょっと、宇宙モノに凝ってみようかなと思い、色々と見返しています。

なにも、MCUやDCのジャスティスリーグ系以外でも宇宙を扱う映画はもちろん、たくさんあります。元祖柿の種の『メッセージ』だとか『コンタクト』、サンドラ・ブロックの『ゼロ・グラビティ』と枚挙にいとまがない。

意外と太陽に焦点を当てた作品って、少なく

Netflix作品で中国映画『流転の地球』なんてのもあるが、かなり変わり種の広大なスペースオペラで、あの作品では、人類は冷え行く太陽には真っ向勝負せずに、太陽系を逃げ出し近くの恒星系に救いを求めて数十年数百年の旅に出ますって、そんな話です

が、しかし今回紹介する映画は、ある意味それ以上に無茶なミッションで

なんと冷え切った太陽を暑くさせる

熱ーい人類の存亡をかけた宇宙飛行士たちのお話

おいおい、太陽が冷えるわねーじゃんとか、太陽に爆弾落としても意味ね―ジャンとか、そういう突っ込みは見てから、もっとしてほしい作品だ

『ラスト・サムライ』でハリウッドの地位を確実にした、真田広之のその次なるステップとなったメジャー作品ですよ

それでは早速あらすじにいってみよう。

人類は、滅亡の危機に瀕していた。
太陽光の輝きから力強さが失われ、徐々に衰退するエネルギー

既にその太陽光では地球を十分に温めることが出来なくなっていた。恒星として死を迎えつつある太陽に対して、地球人類は再び火を灯し活力を注ぐためにマンハッタン島ものサイズの核爆弾を集めて太陽にぶつけて再点火を図ろうとしていた。
イカロス1号の失敗から7年、イカロス2号の乗組員は太陽にアプローチしていた。船長のカネダはじめその道の専門家達がミッションを遂行し太陽へ進路を取っていた。
そんな時に、遭難したはずのイカロス1号からの救難信号を受けた。イカロス2号のクルーたちは、助けるべきかミッションを続行するかで揺れ救難に向かうことになるが、思いもよらぬ事態が待ち受けていた。

二度ほどになろうか、この映画をみたのは・・

一言で言うと哲学的ミステリー

うん、太陽に近づいていくと、人はなんだか太陽信仰のようなものに目覚めるらしい。

監督は、『トレインスポッティング』、『イエスタデイ』、『スラムドッグ$ミリオネア』と話題作が多い、イギリスの巨匠ダニー・ボイル

期待通りと言えば、その通りだけど若干宗教かかりすぎて、なんともホラーやミステリー、SFとどっちつかずの映画になってるのは、正直否めないわけですよ

太陽に向かってミッション遂行するイカロス2号の面々

人種や業種、趣味と様々な人で交差されているわけですよ。ミッションの遂行には長ーい時間かかるわけで、もういきなりネタバレになってしまいますが、イカロス2号の人たちは自律で食物生態系を育てて、空気やら食物を作りながら太陽に向かう超絶エコな人たち

イカロス1号からの救難信号を受けたことによって、イカロス1号へ向かう決意をしたのはいいが計算ミスでタイプ反射パネルがめっちゃ壊れてしまい、クルーは修理に船外活動をすることになります。

まあ、その時の宇宙服が野暮ったいくらい分厚く武骨、それもそのはず太陽の傍で活動するようなんだろうけど。。明らかに船外活動に向かないくらい動きが悪そう・・・

ここまで分厚く、頑丈にするならサンバイザーつけて、絶対太陽に焼かれないようにしてほしかったなー

おかげで、船外活動で尊い命、カネダが太陽で犠牲になっちゃいました・・・

この時点で、日本人としては、見る気が半分無くなってしまう・・

それにしても、サールはじめクルーの一人が以上に太陽と言う

物体、物質、神、壮大な何かに取りつかれている。

ってのがポイントです

真田広之演ずるカネダも死ぬ間際には、太陽を直接拝むかのように真っ正面から太陽を受け止めて死んでいくんですねー

もう、みんな太陽フェチと言っていいでしょう。

そしてイカロス1号に無事到着するも、謎だらけ・・

そして、物語が進んでわかることだけど、イカロス1号の他の乗組員も軒並み全員、太陽の展望室でチリになっておりましたよ。

何故か、イカロス2号に秘密裏に密航できた人物が全ての破壊工作をしていくんですよ

その破壊工作犯の犯人が、生き残っていたイカロス1号の船長さん

ピンパッカー

ピンパッカーが7年もどうやって生き延びてきたのか、めっちゃ謎ですが全身やけどを負いながらピンパッカーは狂気の行動に出ます、イカロス2号の乗組員を殺害しまくりなんですよ

絶対あの火傷は痛いはずなんだけど、太陽神にかぶれていてるピンパッカーは気にもしていないご様子

人は無重力状態で上下の感覚がなくなり、宇宙から地球を見たりすると人間としての尊厳と神にでもあったかのような感覚、今までにない視野拡大が起こると言われています。

そんな矮小な人間が、”太陽”を間近で7年も見続けたら、太陽が神だと思っちゃったんでしょうね。

(でも、どうやって7年も火傷状態で・・・生き残ったのかは謎)

詳しくは立花隆さん著作を参考に・・

まあ、そういうわけで

イカロス1号も2号も人類の未来をかけた壮大なミッションの割には、太陽を崇めたピンパッカーの精神錯乱でミッションがおじゃんで一直線!

そこで、ミッションを成功に導いたのが唯一の生き残りキャパ

キャパを演ずるのは、監督のダニー・ボイルとも非常に関係の深い、キリアン・マーフィー

地球からの航路上で、物理学者のキャパは太陽の傍で核爆発を起こして爆発させる神がかった夢を見続けていたんですねー、ほどなくしてピンパッカーによってイカロス2号のクルーが殺されミッション失敗の直前に、キャパが命をとして正夢を実現させます

無事にあったかい光が地球に届いて終わるのです

はい。

映画としては、国際色が本当に豊かでかつ色々な方面のキャストが集まっているのが特徴

まさに、人類の未来をかけた宇宙飛行にふさわしい・・・

キャプテン・アメリカなクリス・エヴァンスや、カンフーのミッシェル・ヨー

本当に豊かな面々で、キャスティングだけで楽しめるのは間違いない。

総じて、一度は見たほうがいい映画だと思う、一方で何度も書いている通りSF要素よりも宗教や哲学要素がつ用意用に感じる。もちろんそれもありなんだろうけ。

宇宙だから、それアクションだーSFだーって人にとってはスローに作られている。

きっと『メッセージ』好きな人は、行けると思う

科学的にどうなのかはわかりませんが、本当に太陽に向かうミッションってこんなに簡単なんだろうかと、疑問がわき始めると、なかなか難しい。太陽に向かう技術があるのに、イカロス1号へ向かう再計算をミスするってあり得ないでしょう。と言いたい。

地球からの距離は火星よりは近いとはいえ、表面重力だけでも30倍近いはずで、

あんなに接近できるのか?ってのが謎だし、燃えつきちゃんじゃあないかなぁ・・

ちょっと調べると、たき火の温度が1000度くらいらしい

そうすると、太陽は6000度くらいの表面温度だから、あながち頑張れる範囲かもしれないなぁ・・と思いつつ、どうでもいいじゃんと思うかもしれないが、少しスッキリしました。

追伸)

ネーミングとして、イカロスは、無いよねと自分は思ってしまうが、一般的にはどうなんだろうか。

だって、太陽に近づきすぎて、死んじゃうんだから・・・、せめてアポロンとかラーとかホルスとか、ソールとか他にあっただろうにと思う次第・・

― hogeru -

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