『ベスト・フレンズ・ウェディング』親友が私以外と結婚! 評価・感想・ネタバレ

2020-01-26

キャリアウーマンのジュリアンは28歳まで相手がお互い独身なら結婚しようと約束した親友マイケルがいる。28歳の誕生日にマイケルからの連絡を待っているジュリアンに届いた電話は「結婚する」!ジュリアンは結婚をさせてなるものかと阻止しに結婚式へ向かう!『ベスト・フレンズ・ウェディング』は友情と愛情を絶妙に織り交ぜたドタバタなラブコメディ超おすすめの一本です。

あらすじ

男よりも仕事を優先させてきたジュリアンは記者として活躍しているいうわゆる、キャリア・ウーマン!
そんなジュリアンには28歳まで相手がお互い独身なら結婚しようと約束した親友マイケルがいる。
28歳の誕生日にマイケルからの連絡を待っているジュリアンに届いた彼からの電話は「結婚する」!
ジュリアンはマイケルの結婚を阻止するべく結婚式へ向かう!
そこには、だれもがうらやむ美人のキンバリーが待ち構えていて自分とマイケルを祝福してくれるものと純粋にジュリアンの出席を喜んでくれた。ジュリアンは結婚式を邪魔するのかはたまた・・・

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映画情報&キャスト ベスト・フレンズ・ウェディング

『ベスト・フレンズ・ウェディング』イメージ画像
公式HP https://www.sonypictures.jp/he/2746/より

『ベスト・フレンズ・ウェディング』 1997年 アメリカ
My Best Friend’s Wedding
監督     P・J・ホーガン
脚本     ロナルド・バス
製作     ジェリー・ザッカー
       ロナルド・バス
製作総指揮  ギル・ネッター
       パトリシア・ウッチャー
音楽     ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影     ラズロ・コヴァックス
編集     ガース・クレイヴン
       リサ・フラックマン
出演者
ジュリアン  ジュリア・ロバーツ
マイケル   ダーモット・マルロニー
キンバリー  キャメロン・ディアス
ジョージ   ルパート・エヴェレット
ウォルター  フィリップ・ボスコ

自分の物だと思っていたヒトが他人の物に

ラブコメディ?

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『ベスト・フレンズ・ウェディング』は、P・J・ホーガン監督のハリウッドでのデビューです。2016年には中国でも同名でリメイクされています。

少し古いですが、今見ても胸がキュンとくるラブコメディ

ジュリアン(ジュリア・ロバーツ)が、キンバリー(キャメロン・ディアス)とマイケル(ダーモット・マルロニー)の結婚をなんとか阻止しようとドタバタを繰り広げます。

そこにジュリアンのもう一人の親友のゲイのジョージ(ルパート・エヴェレット)がジュリアンを支援したり、なだめたりとドタバタにエッジを効かせます。

中身をしっかり見ると、”人生哲学”+”ヒューマンドラマ”の要素があり、さりげなく不成就の恋の中にも新たな人生の発見があるテイストになっています。

1990年代はハッピーエンドよりも最後には恋は実らず相手の人生を応援していく内容の映画が比較的に多かったかもしれません。そう言う時代背景なのかもしれません。

人生哲学

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超個人的な好みですが、『ベスト・フレンズ・ウェディング』で一番好きなシーンがあります。

それこそ、このシーンを何度も繰り返して見てしまっています。

マイケルとジュリアンの二人で会話をしながら川下りをするボートの上のシーンです。
ボートの上では、老夫婦や人生を営んできた人達が談話しています。二人は座席には座らず縁に立っている状態で会話をしています。

マイケルとキンバリーとのことを話しながらもマイケルとジュリアンは二人のことを重ねながら会話を続けます。ジュリアンに至っては完全にマイケルと自分を主格において想像しながら、話を進めています。

そんなとき、橋ゲタの下をボートでくぐる瞬間にシーン全体が橋の陰で暗く描写されます。

カメラワークは二人を捉えたまま、台詞が続きます。

「ちゃんと伝えないと、時はただそばを過ぎるだけ」
その時です、
絶妙なタイミングで、橋ゲタの下の陰の下からボードが明るみに出て”時が過ぎた”事を暗示します。

この瞬間からです。ジュリアンの気持ちとして、自分とマイケルの時は終わった(過ぎたのだと)実感した時です。ジュリアンからは切なさと、時間を巻き戻せず、行動できなかった事への躊躇と後悔、全てが表情に表れます。

人生の中では、まさにこういう瞬間が色々あります。この映画のワンシーンは全てを凝縮して伝えてくれます。なにも行動しないと、時間は過ぎ去っていく取り戻せないときは帰ってこないぞ!と。

スクリプト:"you say it right then out loud otherwise the moment just passes you by"

映画を彩る挿入歌

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挿入歌も抜群に良くて、全体的にシックにまとめられています。

その中でも抜群の存在感を示すのか、Diana Kingの「小さな願い」(I Say a Little Prayer)が超有名です。今回は、その「小さな願い」の劇中で使われているキャスト版(家族全員で歌い奏でる音楽)を紹介しています。

映画の感想

この映画は勇気をもらえます。色々な見方はあるでしょう。ジュリアンのマイケルは自分の物と言う気持ちが祝福する気持ちへの変化、自分たち(ジュリアンとマイケルの”時”)時間はもう巻き戻せない。違う時を過ごし始めていると言うこと!

その時のジュリア(ジュリア/ロバーツ)表現が抜群に良くて、この表情だけで映画の方向性をこうも決定づけるんだと感動しました。

ジュリア・ロバーツの魅力は、こういう微妙な心情を表情で表現して観衆の目にしっかりと焼き付けてしまうところでしょう。私の中ではベスト10に入る名場面です。

合わせて読みたいジュリア・ロバーツの魅力

ドタバタコメディであるにもかかわらず、ラストシーンは大団円的なハッピーエンドで綺麗にまとめました。

もう一つ、この映画の重要な要素はゲイのルパートの存在です。

ジュリアンの気持ちを代弁し強調してくれることで物語の方向性をポイントポイントで明確にしてくれています。こういう所が全て好きです。

キャメロン・ディアスの存在も忘れてはいけませんね。

控えめなキンバリーも魅力たっぷりです。

『メリーに首ったけ』のキャメロン・ディアスと違う魅力が全開でした。歌も下手でしたしね。

彼女の歌唱力が本当はどうなのかは、正直わかりませんが映画『ANNIE/アニー』では、『ベスト・フレンズ・ウェディング』よりもずっと良い歌声を披露しています。

『ベスト・フレンズ・ウェディング』で魅せるキャメロン・ディアスはたとえ音痴でもマイケルのことを大好きで献身的な女学生役も十分魅力たっぷりです。

合わせて読みたい『メリーに首ったけ』

まとめ

まちがいなく、気持ちがあったかくなります。

前向きな気持ちになれて、自分の気持ちをリセットして前を向いていけるようなきもちになります。ジュリア/ロバーツの魅力は、たとえ振られる役でも抜群です。

本当におすすめの作品になります。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      5
 キャスト       5
 ストーリー構成    5
 初見で読み取れない謎 5

いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、に面白い作品と思います。