『シュレック』緑でも怪物でもいいじゃない！:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2022-01-25

映画『シュレック』2001年のアメリカのファンタジーアニメ映画。ドリームワークス配給のグリム童話のシンデレラや美女と野獣、眠りの森の美女など色々な要素詰め合わせの現代風アレンジしたアニメーション映画

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映画ショートコラム　あらすじ中心ネタバレ含む

まあ、ごちゃまぜアニメのストーリーではあるけれど、

何故か、嫌いになれないアニメを紹介したい

最近たまたま、古いアニメなれど鑑賞するチャンスがあり、昔見たディズニーアニメは今も色褪せない面白さと感動を与えてくれることを再認識している。

あ、ディズニーといいつつ配給はドリームワークスピクチャー！

この辺は、まあごたごたしているので、おいておいて

白馬の王子様がいないことも、通勤電車ではなくかぼちゃの馬車が朝迎えに来てくれることも、窓を開けて小鳥と歌を歌うこともありえないということを認識している大人になっちまったなぁ

と少し寂しくなってしまっている次第だ。

しかし安心してほしい。海外のアニメーションもそんなピュアな心を失いつつある大人向けのアニメが存在しているのだ。それが今回紹介したい『シュレック』である。

それでは早速あらすじにいってみよう。

普段だと

総じてこの映画はおすすめとか最後の方にまとめるのだが、これは断言してもいい。

大人にこそ見てほしいアニメーション映画だ。子供ももちろん楽しめると思うのだが、大人になった今シュレックがいかにブラックユーモアとパロディに溢れまくった映画なのかが良くわかると思う。

全体的にグリム童話を面白おかしくした感じなのだが、シンデレラや白雪姫を出したりするなどどことなくディズニーアニメへの対抗心が感じられる。

アニメ系でなかったドリームワークスの必死の対抗手段の一つだったんだろうなと、大人な感想はおいておいて

悪役の王子様の結婚相手候補にシンデレラと白雪姫とフィオナ姫を出したり、魔法の鏡(白雪姫だと魔女の問いに答えてたやつ）が皮肉をいったり、魔法の鏡の前でガラスを割ってお告げを言い直させたりと何でもありのパロディっぷりだ。

昔見たときには、トイストーリーほどインパクトが残っておらず、シュレックの吹き替えをダウンタウンの浜ちゃんが担当していたくらいしか印象がなかったので、大人になって改めて鑑賞して感じたユニークポイントがわかっていなかったんだと改めて思う次第

いや、わかるようになったということがいいことだとは言い切れない気もするが・・・

個人的に大好きなシーンは細くなってしまうのだが、オープニングのシュレックの日常を描いているシーン。シュレックの歯磨き(歯磨き粉の代わりに昆虫を使用)や泥あび(しかもうがいまでする！）を行うシーンはなんか中毒性がある。

あとは自分を退治しに来た討伐隊のメンバーに対して、ユーモア溢れる追い返し方(でも二度と来るな！みたいな文句はしっかりいう）もなんか人情味溢れる雷おやじみたいな感じがして好きなシーンである。

あとはシュレック以上に好きなクッキーマン。

物語中に拷問を受けているのだが、クッキーなのであまり悲壮感を感じさせない。

大人だとあまり気にならなかったが、こういうところでしっかりと子供の視聴者に考慮してるんだなと感動した。

総じて、仕事やプライベートなどで疲れを感じている全ての大人たちに見てほしい映画

ヒューマンドラマやアクション映画などもいいが、たまにはこういった深く考えずに笑える映画もいいと思う

余談だが、エンディングの展開はこち亀の両津勘吉とかは大好きな展開なんだろうなぁと個人的に思う今日この頃・・・

※こち亀の両津勘吉はシンデレラが王子に選ばれた理由をすごく現実的な理由だといっており、シュレックのように人を忌み嫌われる存在がハッピーエンドを迎えることの方が夢がある！と話していたので

原作のシュレックがマイク・マイヤーズってのも何気にポイントが高い！

―　hogeru　－

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