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『ジョー・ブラックをよろしく』人間としての尊厳と愛情を死神を通して表現!ブラピ主演:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-04-19

映画『ジョー・ブラックをよろしく』(Meet Joe Black)は1998年のファンタジー・ヒューマンドラマ映画!アンソニー・ホプキンス、ブラッド・ピットによる美しい映像で人間の感情を死神の視点から表現されている秀逸作品

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

休日の昼くらいに家でゴロゴロしていると、たまに少し昔の映画が放送されていることがある。チャンネルをかちゃかちゃしている時に発見するのだが、大体途中くらいの段階まで放送されてしまった後なので、普段はあ〜やってんなぁくらいの感覚でそのまま見ないで終わることが多い

しかし、先日偶然オープニングから見ることができた+めっちゃいい映画だったこ

まあ、わかっていたことで、もう何回見たかわからないけど、

今回は『ジョー・ブラックをよろしく』を紹介したい。

世界有数の富豪であるビル・パリッシュはある日突然死神から余命を宣告される。しかし、死神は余命の延長を対価に、ビルに対して退屈しのぎの人間界観察の案内を言いつける。住んできた世界も、価値観も違う二人だが徐々に心を通わせていき・・・

評価としては素晴らしいの一言

恋愛っぽい感じににばかりに目が行きがちだか、ビルとのちょっと互い違いな会話がかえって人間味あふれる会話となり、静かな映画の進みの中で、映画全体に躍動を与えている!

ストーリーとしては余命わずかのビルに人間界の案内をさせるというシンプルな話なのだが、ユーモア溢れる描き方をしているため、ビルの余命が少ないということを忘れるほどクスッとなるシーンが多いのが特徴だなぁと感じるはずだ

まぁブラット・ピット演じる死神が、死神なんだけどなんか人間臭くてすごく好感が持てることが大きいのと、人間界ではトップクラスの成功者であるアンソニーホプキンス演じるビルが、死神に臆することなく、しかし年長者としての威厳を持って接することから生まれる絶妙の掛け合いといったところだろうか。

ところでブラピ演じる死神はやたらめったらピーナッツバターを所望されていたが、デスノートのリュークのりんごといい、他の異世界だと、実はそんなにご飯美味しくないのか・・・?

なんてくだらないことを考えたりしながら、ピーナッツバターでが気に入ったのなら他にももっと美味い物あったろうに・・

個人的にはビルにわがまま放題の死神を、周囲の人間が「ビルにわがまま言ってるあいつ誰なんだ・・・」的な感じで勝手にすごいやつだと勘違いするとことが好きなのだが、人間は想像力がある分そう言った思い込みはあるよなぁと変に納得してしまった。

ラストシーンは本当に粋!

の一言に尽きる

そして、肝心のあの世に連れていかれるビルはビルで、見苦しくバタバタすることもなくそろそろ行きますか・・・という感じで旅立つ点も非常にかっこよかった。

名言も数多く残し、人生バイブルとしても非常にビルの生きざまはかっこいいスーザンに言ったセリフで「お前が人生に意味を与えてくれた」、これには涙がウルっときちゃいました。

リアルワールドでも、家族とか恋人に使ってみようと思ったりして

総じていうのであれば必ず一度は見るべき映画。死に直面した老人の話とは思えないほどハートフルであり、終わった後にいい映画見たなぁという気分に浸れることは間違いない。個人的には、ビルの余命延長も後わずかとなった最後のパーティ会場でピーナッツバターを料理人に聞くシーンのブラピの演技が特に秀逸だと思う。

パーティ会場は豪華なディナーのため、ピーナッツバターを使用するような料理を出していなかったのだが、「ピーナッツバターはないのか?」と聞くブラピの演技になんか死神がなんだかんだで人間界を楽しんでいた上に、本当に後ろ髪を引かれている感がすごい漂っていてすげーな・・・と思ったのだ。

個人的には、スーザン役のクレア・フォーラニの美しさとはかなさと対照的に目を引かれたのが姉のアリソン役のマーシャ・ゲイ・ハーデンを推したい!なんといっても対照的な二人で父を思う気持ちは同じなれど、どこか行き違いスーザン程に好かれない、アリソンは違う意味で切ない。そして、この女優は『ミスト』や『ミスティック・リバー』でも何かがブチ切れた演技で人を魅了するところにも注目したい。

本作は、監督とカメラワークにも注目したいところ、監督はマーティン・ブレスト80年代、90年代のヒット作に彼なしでは語れないだろう。

そしてトーマス・ニューマンの手掛ける音楽は一度聞くと頭にこびりつくこと間違いなし、Whisper Of A Thrillは特に秀逸、幻想的なメロディーから死神が恋をしたり人生や生に目覚めていく感じと、秘密に対してのドキドキを感じることができる

映像担当は、エマニュエル・ルベツキだハリウッドの撮影監督としてこれほど成功して評価されている人もいないだろう。映画でいうと名作ばかりだが、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」と「レヴェナント 蘇えりし者」は特に秀逸映像・・・SFの「ゼログラビティ」も担当している。凄腕すぎ

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ストーリー余談だが、恋愛映画の側面で見ると、ビルと死神にの掛け合いを描く一方で、ビルの娘に対して死神が好意を抱いてしまうという恋愛的な側面も描かれているが、まぁそちらはあくまで映画の彩りを加える程度の演出ともとれる。メインはビルってすると名作方向で、恋愛という切り口で切ると、そっちへ向かう。

といっても恋愛的な側面がエンディングの粋な演出につながるのだが・・・

― hogeru -

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『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『レヴェナント: 蘇えりし者』

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