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『アナコンダ2』大蛇が大きくなるのは理由があった!シリーズ内最高評価のB級カルト映画:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『アナコンダ2』2004年にリリースされたアメリカの動物パニック映画・ホラー映画!何気に1作目からの続編と言う形で製作され、最終的にシリーズは4作まで製作されている。色物的なB級カルト映画シリーズとしても有名だが、本作までは一応本気の作り込み!

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

なんかパニック物が見たい!

そう先日紹介した『ジョーズ』に続き、新たな何か昔見た良作の動物パニックシリーズを何か連続で観たい。

B級カルトの位置づけのヘビのシリーズ、知る人ぞ知るアナコンダなんてどうかなと思った次第。

改めて見ると、新たな発見あるかと思ったけど、『アナコンダ』を早速見るけが有名俳優で色々奇をてらった設定の数々あれど、なんかアナコンダに対して恐怖心もわかず。

紹介は、一旦パス。

そして、アナコンダ初代ではなく2をピックアップしてみる!

ちぇっきら!ってほどでもなしなんだけどね・・・

初代はどちらかと言うとCGのクオリティが低く、えー!?と思える部分が多く個人的には2の方が人間模様やヘビが巨大な必然が盛り込まれていて、面白いと思っている。舞台は不死の蘭’ブラッド・オーキッドを求めボルネオ島に向かう研究チームたちとアナコンダとの恐怖が描かれている。爬虫類が苦手な人は、顔色が悪くなるかもしれないので注意が必要だ。

早速紹介をば

ニューヨークの細胞研究チームは、ブラッド・オーキッドを求めボルネオ島から蘭の場所に向かおうとするも、雨季で船を出すことが出来ないと断られる。しかし、唯一船を出してくれるビル・ジョンソンとトランと共に現地へ向かうことに。しかし、雨季による川の水量の増加により船のエンジンが故障、船諸共チームは滝から落ち船は大破してしまう。熱帯の地で、大半のものが壊れて使えなくなってしまったなか、なんとか蘭を目指そうとするチームリーダーのジャック達の前に次々と・・

こりゃあ、まあヘビシリーズの大御所と言ってもやっぱり、シャーク物と大差ないB級感が漂いまくっています。まあ、前回紹介した『ジョーズ』や『クロール -凶暴領域-』にはかなわないなら、シャークトパスとかメカシャークとか、そっち系です

とは、言え、ヘビのアナコンダシリーズの中では1作目と2作目は、一応本気の作りこみ

その中でも、シリーズ2は、超有名な俳優はキャスティングしていない分、好感が持てる。その分ラズベリー賞にも選ばれないしね(初代アナコンダは、ラズベリー賞の嵐)

そして、この主人公ジャックがなんでこんなにも蘭に執着しているのかと言うと、研究に莫大なお金がかかっていることと蘭を採取し研究が成功すれば莫大な富が手に入るって設定なわけ!

人間、金のことになると人の事なんてどうでも良くなるんだな…

そして、とうとう犠牲者が出てしまう!村を目ざし、沼地を渡っていたところを医師のベンか巨大なアナコンダに捕食されてしまったのだ。そのアナコンダは普通のサイズではなく、とても太く、でかい。数メートルはある巨大な蛇だ。イメージしずらいと思うのだが、あの有名なハリーポッターシリーズで出てきたバジリスクという巨大な蛇を想像してもらえばわかって頂けるだろうか。

とにかくでかいし太いし凶暴な最強の爬虫類と言えよう。

人を丸呑みできちゃう蛇が辺りにうようよいるなかで、それでも蘭を目指そうとするジャックにみんなは反対、村に行って船で帰ると意見が別れてしまう。

普通に考えたら人が1人死んでいるならすぐにでも帰りたいし帰るべきだろう!弟子のサムも反対するが自分の意見を通そうとするジャック。正直この当たりでジャックに対して私自身もイライラしてしまうほど身勝手だと思えて仕方なかった。

金金!と成功に犠牲はつきものとか言っちゃう始末。途中からお前一人で行け!と思っていたのは秘密…。

そして村へ辿り着くも、人が一人もいないのだ。正確に言うとアナコンダの死体とアナコンダに食べられてしまっている村人などはいるが…

チームやジョンは、大きなアナコンダはさっきの一体だけかと思っていたが他にもいたことが発覚!

みんなは早く帰ろうと船を作り始める。チームのスポンサーであるゴードンが小屋で靴下を履き替えていると荷物の中に非常用携帯電話を発見、電話をしようとするとジャックに電話をするなと止められる。

ジャックは、ここでも最低な行動をとってしまう。途中で採取した毒蜘蛛をゴードンに放ち、動けなくしたのだ。そしてそれを見計らったかのようにアナコンダ先輩登場…。ゴードンは第2の犠牲者となっちまう

こういうやつを、胸糞というのだろうか。本物の胸糞野郎と言ってもいいかもしれない。自分のためなら他人の命はどうでもいいと。そしてみんながゴードンのところへ行っているうちにジャックは船で蘭の元へ向かうのだ。

船に乗ってる時に襲われないのかなと思ったが、憎まれっ子世に憚るとまでは言わないがまだ続くようだ。なんと自分だけ助かろうと非常用携帯電話で電話をする始末。自分だけ助かれば仲間はどうでもいいという悪役キャラだったら素晴らしい要素を兼ね備えている。

そしてクライマックス。一足先にジャックは蘭の元へ向かい、チームとジョンは船を取り戻そうとする。しかし、サイコパスジャックは止まらない。弟子のサムに蘭をとってこいというがそこはアナコンダたちが群がる上に倒れた木を渡っていかねばならない…

ちなみに巨大なアナコンダがうようようねうね動いている集合体恐怖症の人にはキツすぎる映像となっている…
サムは蘭をとるが、戻る際に足が木に引っかかり、蘭の入ったバックを投げるもバックはギリギリ届かず木の下へ引っかかる。サイコパスジャックに天罰が下ったのだろう、毒蜘蛛が入れ物から脱出していたのだ。しかも、バックにくっついていたミラクル。

このシーンは、なんか蟲毒っぽいよね

弱者の中かあ、強者がどんどん作り上げられていく仕組みというか、ヘビの王様もこんなかに居そうな雰囲気です。そういえば『ユリゴコロ』でもリアル蟲毒仕掛けてたな・・・

ヘビ関係ないけど・・・まあ孤独と言うよりはブラッド・オーキッド魔法の薬の元、原材料目当てだけどね

ジャックは毒蜘蛛に刺され痺れて動けなくなり、アナコンダの巣へ落ちていく…

この映画を見て思ったのは、金というものは性格は人をサイコパスな行動や考えに変えてしまうということ。
人の命を犠牲にしてえられるものに、どれほどの価値があるのだろう?

確かに、薬やワクチンを開発するにあたってマウスで実験をしたりすることはある。命の重さとしては動物や人間に差はないだろう。動物愛護団体は動物での実験には反対だから。しかし、人が犠牲になるほど新発見は本当に必要なのだろうか?今後の人々の生活に役立つものだとしても、代償が大きすぎやしないだろうか。

今回に関しては、蘭が生息していた場所が島の奥地であることも考えると、人が触れないために奥地にあったのではないかと思ってしまう。

総じて、B級パニック・ホラーとして割り切ってみる分にはめっちゃ楽しい!

シリーズ3,4は、B級の中でも「これはカルト映画!、突っ込みどころを笑うつもりで鑑賞」ってのが前提になるくらい、レベルが違うので、本作シリーズ最高傑作であることは間違いなし!

俳優だけを見たいなら、ジョン・ボイトや、ジェニファー・ロペスが出ている、『アナコンダ』シリーズ1作目を選んでおくれ!

そして、結末がどうなったかは、ぜひみんなのその目で確かめて欲しい。
蛇が苦手な人は、より蛇が嫌いになってしまうかも・・・

― hogeru -

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