映画感想『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ウイットに富んだ演出と挑戦的で過激な撮影技法!愛と希望の再生物語

2020-03-13

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督・製作・脚本による映画界全体をパロディとしてちゃかした喜劇的サスペンス映画!かつてヒーロー映画の主人公を演じ名をはせたリーガンが活躍の場をブロードウェイに変えようと人生の再起をかけ奮闘するが映画ヒーロー:バードマンと言う存在以上にはなれずにいた・・

ラストシーンの解釈には、色々な考え方があります。

見る人によって、色々評価も分かれるタイプの映画です

それを抜かしても、名作間違い無しの映画です。

かつてこれほど、随所に技術的にも・視聴者側にも・出演者達にもチャレンジを求めた映画はあまり見たことがありません。

全編を通じてワンカットで撮影しているかのように展開される映画の撮影技法はとにかく圧巻です。

アカデミー賞も4部門受賞した本作は

絶対見ておくべき、超弩級のおすすめ映画です

それでは見ていきましょう!

あらすじ (ネタバレ含みます)

リーガンはかつて「バードマン」として一世を風靡した俳優で、誰しもがバードマンを知っている大スターであった。バードマンの名前で売れすぎたが故にそれ以降ヒット作に恵まれず、活躍の場を見つけられずにいた。
そんなリーガンが、ハリウッドからブロードウェイに舞台を移し舞台で一念発起し再起を掲げようとするが、重要な役所の俳優に恵まれずにプレビュー上演までを悶々と過ごしていた。
リーガンは、秘密を持っていた。耳にバードマンからのささやきが聞こえ、自身もバードマンのように超能力を使えたのだ。その能力は決して人にはわからないように隠してきた。
プレビュー直前にマイクと言う演劇俳優を雇うことが出来た、若く才能に溢れリーガンの求めること以上になんでもこなし、さらにはリーガンの求める舞台がマイクの色に染まっていった。
プレビュー上演を終えて、ブロードウェイの権威ある芸能記者からは、ハリウッド者として罵られリーガンは衝突してしまう。自分がどんなに人生を賭けようとも、マイクが次第に浸食してきたのだった。

初公演、ブロードウェイには東海岸の金持ち達が集まり、かつてのバードマンを見に来ている。
リーガンは元妻に、娘にとって良き父親でなかったこと、妻と別れたときには自殺までしようとしたことを告白し、自身の舞台にかける意気込みに火をつけて舞台へ向かうのだった。

舞台のラストシーンで、リーガンが演じる男役が拳銃自殺するシーン!
リーガンは、本物の銃弾で自身の頭を狙い、指を引くのだった。劇場には血が飛び散り、拍手喝采が鳴り止まなかった。

日が開けて、リーガンは病院のベットで目を覚ます。
銃弾は頭をそれて、鼻を吹き飛ばし手術は成功して命に別状はなかった。
新聞ではリーガンの演劇が絶賛されて、マイクを推していたブロードウェイの権威ある芸能記者から
『無知がもたらす予期せぬ奇跡』とタイトルをつけられ、期待とはちがうがスーパースターへ再び舞い戻った。
鏡で新しい自分を見つめて、高い病院の窓の外から外へ身を投げるのだった、そこに娘のサマンサ病室へやってくるが父親の姿はなく外を覗くと、中空を見つめてサマンサの笑いがほころびでてきた。

合わせて読みたい詳細ストーリーはMIHOシネマ参考

映画情報&キャスト

『バードマン』イメージ画像
公式HPより  http://www.foxmovies-jp.com/birdman/movies/

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 2014年 アメリカ
【原題】Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
【監督】アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
【脚本】アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
    ニコラス・ジャコボーン
    アーマンド・ボー
    アレクサンダー・ディネラリス・Jr
【製作】アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
    アーノン・ミルチャン
    ジョン・レッシャー
    ジェームズ・W・スコッチドープル
【製作総指揮】クリストファー・ウッドロウ
【音楽】アントニオ・サンチェズ
【撮影】エマニュエル・ルベツキ
【出演者】
リーガン・トムソン(マイケル・キートン)
 :かつての映画スター バードマンで
  主演をこなし、演劇界で名前をあげたいと思っている
ジェイク(ザック・ガリフィアナキス)
 :リーガンの弁護士、親友、マネージャ的存在
マイク(エドワード・ノートン)
 :演劇俳優で
  ニューヨークブロードウェイの有名人
  才能はあるがリーガンの言うことは効かず
  独自の演劇をする
サマンサ(エマ・ストーン)
 :リーガンの娘で、付き人的存在
  以前薬物依存症だった
  マイクに興味がある
レズリー(ナオミ・ワッツ)
 :マイクの恋人でリーガンの演劇に出演中

超感想中心の評価考察

野心的な演出と挑戦的な撮影技法

公式HPより youtube.com

最初に見たときは、この映画が全てを期待を裏切りすぎて、びっくり!

個人的には、珍しく予告編を見ないで臨んだのが功を奏したのか、良い意味の裏切りの連続でした。

  • ヒーローものと勘違いしていた
  • ほぼワンカット
  • キャストが凄すぎる
  • 自分が無知すぎて予期せぬ奇跡

ヒーローものでなかったというのは、言いすぎかもしれません。

勘違いしていたのは『バットマン』的なものを想像していたから、余計にびびりました。始まったら濃厚なヒューマンドラマです。

映画そのものとしては、それはもう全体的にもの凄い野心的な演出が随所に施されています、演出・撮影技法、脚本の展開など驚かされるものばかりです。

全体的な映画の構成が、

映画業界・ブロックバスター映画そのもの、演劇業界

をパロっているかのような設定です。

そこに、この凄すぎるキャスティング達。。

主役のリーガンには、かつて『バットマン』の俳優で知られているマイケル・キートン。その後にメジャー級の作品に恵まれず、まさに映画の中のリーガンにぴったりです。マイケル・キートン自身の人生をなぞっているかと錯覚するようなストーリー展開。

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撮影方法もあくまでも1カット風なので、ある程度の長回しと、場面・シーンをつなげる手法を取られています。

リーガンの娘役サム(サマンサ)で出演しているエマ・ストーンのインタビューによると、

”1カット風長回しとはいえ実際の撮影では、NGカットは許されずに、基本的には撮った絵はそのまま使われている”

そうです。

このため、非常に緊張感のある現場であり、監督から毎日ハイレベルの要求をされていたそうです。

「演劇は次の日の公演がある、映画はNGカットに出来る。この映画は永遠に残る1カットを撮られている」

と答えています。

本当に死に物狂いで撮影したのでしょう。

ワンカット映像で記憶に残る映画ですが、最近では2020年公開の『1917 命を懸けた伝令』です。『バードマン・・』では、『1917・・』のような長回し10分の連続ではなく、もうすこし細かいレベルの長回しと明らかに編集してつないでいる、わかる切れ目が存在します(切れ目=シーンの変わり目)。

合わせて読みたい『1917 命を懸けた伝令』

”シーンの変わり目”がわかるといっても映像編集が雑と言っているのではなく、シーンが移るタイミングで明示的に、「ここでやっていそうだ」と言う感じです。

実際は、映像技術と映画撮影のレトリックで可能にしていると、監督自身もインタビューでしゃべっています。

監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、製作や脚本も行っておる、映画をトータル的に作りこんでいます。

監督のインタビューから全シーン緻密な計算の上に成り立ちアドリブなんか入る隙間もないと明言しています。出演者達からもまるで演劇学校のような撮影だったと、演出にも撮影にも挑戦しまくった集大成であると語っています。

昨今では、こういう長回し技術は没入感を高める撮影技術として

よく使われます、マイケル・ベイのようなローリングぐるぐるで被写体を回っていったりするのもその撮影技法のひとつかもしれません。全体的に映画へフォーカスしていく効果が得られます。

最近ではNetflix配信映画でもこういう技法が使われます。

その数年前に既に1カットを実現している、バードマンの目の付け所は流石としか言えません。

参考に合わせて読みたい
Netflix配信の一味違う、1カットアクションの『タイラー・レイク -命の奪還-』

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新たな挑戦

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は脚本家あがりの監督・製作者でありながら、その鋭い感性と訴えかけるようなテーマ性が毎回着目される監督です。

出す作品どれもがアカデミーにノミネートされてもよいようなレベルの作品群が多いです。

本作でも、第87回アカデミー賞で最多9部門にノミネートされています。

その中で、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞と4部門を受賞しています。本作は尻上がりに評価され、前哨戦や各映画賞は逃して、アカデミーで爆発する珍しいタイプでした。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の製作した映画は、それぞれメッセージ性に富んていて『21グラム』では人の命の重さ、『バベル』ではめくるめく因果は時間と空間を結びラストシーンまでほつれる糸のようなシーケンスを展開し、『レヴェナント: 蘇えりし者』では”生”に固着し生き残るサバイバルを描いています。

それぞれ、新人やミスキャスト気味、あるいはマッチキャスト過ぎの俳優をスターダムにのし上げたりしているのも個人的には好きです。菊地凛子などはまさにその典型だと思います。

映画の本質はコメディならず、エゴを越えた人間の本質

本作はシリアスを装いながらも、根源的にはコメディタッチで描かれています。

確かに、コメディに視点を落とすと合点がいくし、色々なものを風刺していますし、その表現も分かりやすいです。

主人公のリーガンの滑稽さは、彼のやることなすこと全てにおいて空回りすることから始まります。

物語も悪い方向にしか転がっていかないので、劇画劇場タッチでの演劇部分も、まるでチャップリンの時代の喜劇です。

でも主人公リーガンから語られている内容や本質は、特別なヒットを飛ばした俳優や、劇場俳優でなくとも感じることの出来る一般化した生き方だったりと

多くの人の人生のフレームに当てはまる内容じゃあないでしょうか。

往年のスターで、かつて若い頃はブイブイ言わせていたリーガンがもう一度返り咲くために、しかも今までの活躍してきたステージ映画界ではない、違う場所!

ブロードウェイで脚光を再び浴びたいと行動します

そこで、”リーガン”と言う擬人化されたエゴが、丸出しで行動すればするほど、もう一つのエゴ(バードマン)が出てきます。

その時に認知されたい・賞賛されたいとのエゴと、

バードマンの別人格を忘れないで、こっちが主人格であるとエゴが出てきてぶつかり合います。

その時に、哲学のようなセリフがポンポンと出てきてリーガン(マイケル・キートン)との掛け合いが、人生を語っているようで、それはもう見応えがあります。

また、登場人物ほぼ全ての人のエゴが、それとなく劇中でぶつけられているんですよね。

全員がエゴ丸出しでリーガンにぶつけてきます。

これが、”日常で誰もが感じている普遍的なエゴ”であり、

これほどエゴが絡み合って、前に転がっていく映画は見たことがありません。

サマンサ(娘)、マイク、レズリー、愛人、元嫁、芸能記者みんなそれぞれの自分(エゴ)をリーガンにぶつけてきて、リーガンの欲望や本質が映画の中でドンドンあぶり出されていくところ、この流れは凄い。

ついに、リーガンは本音で元妻に謝罪して、ハリウッドばかりでサマンサを顧みてこなかった、かつてのヒーローバードマンから一人の父親にもどり、それでもやはり花を咲かせたくて、舞台に向かい、衝撃のラストです。

展開が全てが、弩級に良かったです。

”日常で誰もが感じている普遍的なエゴ”と言うのは、”愛”

そして振り向いて無視しないで!と映画全体でぶつけられている感じがします。

豪華キャスト陣の確かな演技力

マイケル・キートンはじめ、全員がウイットで皮肉の効いた、役どころと現実世界の俳優陣のポジショニングがかぶってしまい、ミスキャストは皆無ですね。

隙の無く、全てにおいてマッチキャストでした。

マイケル・キートンの抜群の表現力

本作品で抜群の演技力が認められてアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされています。

落ちぶれ方も、バットマン風のバードマンも、演劇に人生賭ける漢の悲哀・喜劇を巧妙に演じています。

知ってました?超蛇足の、豆知識ですが、マイケル・キートンの本名はマイケル・ダグラスです。

あのマイケル・ダグラスと同姓同名で、改名したんですよ。

本作では、マイケル・キートンの演技力が高く再評価され、映画そのもののリーガンと重畳していく境遇と想いがさらに視聴者を釘付けにします。

本来マイケル・キートンは、演技派で通っていたはずのですが、『バットマン』以降はなかなか出演作には恵まれませんでした。アニメの声優としてもなかなか色々出演しており、もともと『ビートルジュース』が彼のスターダムを確定的にしていますから、自然な流れですね。

本作と似たような、心情的背景があり本当に空を飛んだ映画もあります。『スパイダーマン:ホームカミング』では、MCUスパイダーマンに相対する、ヴィランとして本作のバードマンとおなじように、バットマンを彷彿させるイメージで演じています。

エドワード・ノートンのアナーキスト

脚本にしたがっただけとはいえ、エドワード・ノートンの演じるマイクのセリフがどれもかっこいい。

マイクは、現実世界ではハチャメチャなアナーキスト。社会不適合者。演劇にそのパワーが向いたときには、一種の神がかった演技をします。(まあ、変な行動もしますが)

こういうキレた役は、エドワード・ノートンしか出来ない。素晴らしかったです。『レッド・ドラゴン』、でのまじめな役や『アメリカン・ヒストリーX』のような微妙な気持ちの揺れ動きの表現が必要であった刑務所帰りのカリスマ的な役も好きですが、こういうキレ役が彼の真骨頂でしょう。

個人的に、このマイクの役柄はエドワード・ノートンのキャリアを決定づけた『真実の行方』に、めっちゃ似ていると感じています。このマイクの2面性は、まさに当時の驚愕の演技力としてもてはやされた、狂気の殺人容疑者が心神喪失を狙う2重人格者を演じたアーロン。

ややこしいですが、2重人格の精神異常者を演じようとした殺人者をデビュー作で演じきったものに通じていると思っています。この映画で彼はアカデミー賞助演ノミネートです。(主演のリチャード・ギアを食ってましたけどね)

まさに本作のマイクのもつ狂気はそういう感じます!

本人はいたって、屈託のない笑みを浮かべる優しい笑顔の好人物なんですけどね。

エマ・ストーン大物女優の片鱗が・・・

本映画でも助演女優賞ノミネートされて演技を高く評価されています。麻薬中毒のぶっ飛んだ娘役です。

ここには、『アメージング スパイダーマン』シリーズでの可愛いグエンの姿はいません。

幼いころからの父親とのいさかいで、まったく父親をしんじちゃあいない。

だけど、父親を、家族を、どこかで求めている。

顔で演技するというのは、こういうことなんだなあと彼女見ているとわかります。

単調な演技だけでなくて不思議な表情もばっちしこなします。

彼女がアカデミー主演女優賞を『ラ・ラ・ランド』で受賞したのは、この映画の2年後です

ザック・ガリフィアナキスそのまんまだねコメディアン

『ハングオーバー』シリーズで大人気のザック、私も大好きです。

本映画では、弁護士兼リーガンの友人で一番の理解者です。ハングオーバーのように流石にぶっ飛んだ事は出来ませんが金の亡者として、友人として成功させるためにエゴ丸出しの演技は良かったです。

ポジション的には、ジャック・ブラックの立ち位置でキャリアを進めるかと思っていましたが、今では俳優のほうが板についてきている感じです。ジャック・ブラックよりも大げさでなく脚本に忠実に演技するのではないでしょうか?

元がコメディアンですからどこまでがアドリブが入っているかはわかりませんがね。

合わせて読みたい『ハングオーバー』

ナオミ・ワッツの微妙な役どころがいい

アカデミーに何度もノミネートされながらも、なかなかビックネームに入りきれないナオミ・ワッツ。

今回の役どころもまさにそういう所で、野心的に本演劇でスターダムを狙い、マイクと付き合ったりもしています。

地味に個人的には好きなんですけどね。なかなか良い映画のチャンスが巡ってこないですね。

結構大物俳優との共演なんかも多かったりもします。でも色物がおおいかなやっぱり。『ドリーム・ハウス』では、ダニエル・クレイグなんかとも共演したりしています。

ラストシーン考察 超能力はあるのかないのか?ネタバレ的考察

”ほげる”的には、リーガンは本物の超能力のあるバードマンであったと思いたいです。

そう信じたい・・・

がしかし、残念ながら、制作者側の想いはきっと違うのでしょうね。

以下伏線見てみましょう

  • 劇場に空を飛んで帰るシーンの直後にタクシーの運転手があわてて追いかける
  • 誰かに能力を見られた事が無い
  • サマンサがラストに一回地面を見た
  • 頭を打ち抜いている(実は死んでいる説)
  • 病院のシーンに移る前に、1カットが初めて終わり、
    リーガンの視点の終わりを告げる(実は死んでいる)
    そして、マーチングバンド風の劇が始まる

こういう表現から、実は病院から飛び降りて死んでしまったか、拳銃で頭打ち抜いて死んでしまったかの、どちらかではないでしょうか。普通のまっとうな感覚では、ああやっぱり幻想・妄想系だったかと思うのでは無いでしょうか。

一方で、”ほげる”的希望としては

  • 冒頭で宙に浮いている
  • マイクの前任の俳優の頭にわざと超能力でライトを落とした
  • 空を飛べる
  • 銃弾を頭からそらした。
  • サマンサが最後に空に向かって笑いかける

こういうシーンから、

本当は超能力があったと大きな声で叫びたいです

違うかな。。。

映画をどう見るかは自由だからいいんです。

妄想系であっても、リーガンは空を飛んで永遠のバードマンになった!

まったく内容違いますが、マイケル・キートンが夢の翼を得たかのような映画『スパイダーマン ホームカミング』では、見事に飛んでくれていました。『バードマン・・・』でも、このような姿で飛びたかったんでしょうね。

合わせて読みたい妄想系『ノクターナル・アニマルズ』
マーチングバンドオープニングシーケンスも必見

海外の評価 2020/04時点

評価は、批評家から圧倒的に評価されています。

全く同意!。凄い!

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
87
User rating7.7/10
ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
91
Audience77

映画の感想まとめ

映画としての可能性について、考えさせられた名作です。

とにかく、映画業界やブロックバスター映画、演劇など色々なものを痛切に風刺しておきながら、この映画自身が撮影技法や、ストーリー展開など野心的な挑戦に充ち満ち溢れています。

この逆説的なところもまたいいです。

音楽や背景効果音も最高にいいです。リーガンの感情にぴったりとリンクしているかのような、ドラム・音楽、ジャズ風リズムなど非常に分かりやすいし、感情移入しやすいです。(ワンカットも相まって)

誰しもに進められる映画です。

✔ 人生もう一度と思っている方
✔ ハリウッドブロックバスター映画に疲れた人
✔ どこかに大切なものを置き忘れた人
✔ 自分はヒーローと思っている人

こんな人には、おすすめです。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      5
 キャスト       5
 ストーリー構成    5
 初見で読み取れない謎 4