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『チャーリーとチョコレート工場』幻想的なメルヘンチック世界観に本当の愛を見た:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-03-18

映画『チャーリーとチョコレート工場』2005年に公開されたアメリカ映画である。ミュージカル要素も加えられ、見ているこちらもワクワクする内容となっている。主演俳優は、パイレーツ・オブ・カリビアンやアリス・イン・ワンダーランドで有名なジョニーデップ

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

主演俳優は、パイレーツ・オブ・カリビアンやアリス・イン・ワンダーランドで有名なジョニーデップだ。彼の演技は作品一つ一つで全く違う。そして声優はあの有名アニメでおなじみの平田広明が担当する。

2人は公認の中で、ジョニーデップの声は平田さん以外はないと思えるほどだ。ジョニーの演技もさることながら、声を担当する平田さんの演技も実に素晴らしいものと言えるだろう。

不思議がいっぱいのチョコレート工場見学に、出かけようではないか。

世界中で有名なウィリーウォンカのお菓子、その名を1度は聞いたことがあるだろう。しかし、その工場の中はどうなっているのか、誰も知らない。
ある時、ウォンカはある発表をし世界を驚かせた。’生産するチョコレートの中に、5枚だけ金のチケットを入れた。そして、それを引き当てた子供には工場の見学する権利が与えられる。さらに、1人には想像も絶する副賞がある’と。
世の中の人々はそれを当てるためにチョコを買い漁る。そこに、貧しい暮らしをしていたチャーリーもその事実を知る。しかし彼は、チョコが欲しい!とねだることなく家族で過ごすことの方が大切という心優しい少年だったのだ。ある日両親からチョコを1つプレゼントされるが残念ながらはずれ。落ち込むもみんなで食べようとチョコをわけみんなで美味しく頂いたのだ。

めっちゃ健気…泣けてしまう…

そしてチャーリーはある日、道端でお金を拾いたまたま買ったチョコの中に金のチケットが入っていたのだ。ん?ちょっと待てよ?

それ泥棒とかネコババって思われても仕方がないのでは

そして両親も金のチケットに目がいき、何も言わなかったのかな?と疑問を感じてしまう。確かに、貧しい家庭で満足にご飯も食べられないことはわかるが、当てたこととは別にしてはいけないよと一言言うべきではないかと感じてしまう。娘がいるから、尚更思うのかもしれないが。’拾ったものを使ったらいけないよ、次はやらないでね。でも、今回当てることが出来たのは素直に喜ぼうね’と。

そして世界からチケットをあてた5人の親子が招待された。それはそれは色々な子供たちが来た。大食い肥満少年オーガスタス、金持ちワガママガールベルーカ、勝利にこだわるバイオレット、反抗的なテレビっ子少年マイク、そしてチャーリーだ。

5人は不思議な工場の中に入り驚きの光景を目にする。チョコレートの川やお菓子でできた草木。たくさんのお菓子の中で働く小人のウンパルンパたち。子供たちは大興奮だ。

小さい頃、ヘンゼルとグレーテルという本を読み聞かせしてもらったことを思い出した…子供ながらにお菓子の家って何でできているんだろう、ドアは何でできてるんだろうと考えたっけ…現実にあったら、アリさん大量発生してそうだが。

そして次々に奇妙な事起こり始める。
オーガスタスは欲張ってチョコレートの川のチョコを飲もうとして転落、チョコをすいあげるポンプに吸われてしまう。肥満体型のせいで少し詰まってしまったようだが。バイオレットは試作品のフルコースを味わえるガムを噛んでブルーベリーのような紫色の球体に膨れ上がった。ベルーカはリスが欲しいと言い出し、連れ帰ろうとし失敗。

マイクは転送装置に入り失敗し小さくなってしまった。奇妙な事が起こる度に、ウンパルンパたちの皮肉たっぷりの歌が工場に木霊するのだった。歌の内容はそれぞれにピッタリ過ぎるほど…。

そもそも、ここに来た子供たち酷すぎないか?勝手な行動をしすぎだろう…

親といるのならば、親が止めるべきでは無いのか。ダメだよと伝えなければならないのではないか。近年、私が親になってさらに気になることはショッピングセンターなどで泣いている子供を放置してどこかに行ってしまう親だ。

どうして置いてどこかに行く?ダメならダメと子供に納得させやめさせることが第一であって、その場から親がいなくなってしまうことは問題外ではないだろうか?

そりゃあ、親に言われなければ子供は叫び続けるし泣き続けるよ。言っても泣いていることもあるとは思うけど、親が言うか言わないかで周りの見方は変わると思うの。これほんとに。注意している親を見ると今の時期は大変だもんな…って思うのに対して、泣き叫んでいる子を放置している親のことはは?なんで怒らないの?って思うから。共感してくれる人、きっとたくさんいるだろう。

最後に残ったチャーリーには、副賞としてこのチョコレート工場を貰えることが伝えられるが家族と離れ離れになるのならば要らないとウォンカの誘いを断る。

ウォンカは断られると思っておらず、家族とは一体どんなものか、どういう存在かわからない彼にとってはとてもショックなことであった。ウォンカは父親が歯医者を経営していたことでチョコレートはおろか、甘いものは全て禁止だったのだ。その反動で、チョコレートなどお菓子に執着しているのもあるだろう。

チャーリーのおかげで、長年音信不通だった父親と和解し、父親は自分のことを忘れずにいて気にかけてくれていたことを知るのだ。

長年音信不通だった親に再開し、自分を忘れないでいてくれたことはどれほど嬉しかっただろう。自分のことを大切に思ってくれる優しい家族がいることは本当に幸せな事だ。

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そして、チャーリーは家族と離れない条件で工場の中に家を建て、ウォンカも含めて家族みんなが幸せで幸運な人生をおくるのだ。

‘家族愛’それは自分を大切にしてくれること。想ってくれること。怒ってくれること。教えてくれること。全てが愛に当てはまることだろう。

この映画を見て、チョコレートのように甘くて苦い家族の愛を感じて欲しいと思う。

― hogeru -

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