『メン・イン・ブラック』(MIB)BOSSには秘密がある!新しい宇宙人の姿にニューライザーで記憶がぷー:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信
映画『メン・イン・ブラック』通称MIBは1997年のアメリカのSFアクション・コメディ映画、優秀な刑事が謎の組織MIB(Men In Black)にスカウトされ、宇宙人と地球との平和を保つ痛快SF映画!コーヒーの缶には愛があるかい?
[showTable]映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む
メン・イン・ブラック,
黒服の男、都市伝説的な政府の謎の組織を想起させる言葉を、文字通り使って映画化した『メン・イン・ブラック MIB』、もしかしたらあなたの家族や友人、あなたに言えない秘密があるかもしれない。
この映画は、1997年のアメリカのSFアクション映画、もうかれこれ2021年執筆時から24年前!
そんな映画を何度みても、いまだにワクワクしながら見ることができる。それだけクオリティが高い、全てにおいてセンスがいい。
メン・イン・ブラックとはアメリカの都市伝説で、UFOや宇宙人を目撃者や研究車の前に現れ、圧力や妨害を行う謎の組織のことで、宇宙人やUFOの目撃は世界中て報告されており、日本でも『ムー』という未確認生物を特集とした雑誌が発売されているほどだ。熱狂的なファンも多く、存在を信じている人々も多い。
”メン・イン・ブラック”
この名前だけ聞くと堅苦しいような、すごくスリラーなイメージが湧いてくるが、安定の基本はコメディ!
主演は数々の映画に出演しているウィル・スミスで”J”役。そして最強のエージェントのK役にトミー・リー・ジョーンズという豪華俳優がメインキャラクターを務めているのだ。
真面目なSFアクション要素よりも、コメディにより振ったエイリアン物!
この年代で言うと本作の前年に『マーズ・アタック』もそうだったが、宇宙に対してどこかチャカした展開が流行った時代なのかもしれない。
ウィル・スミス演じるJは、エージェントになる前の名前、ジェームズからとったもので、ニューヨークで敏腕警察官として活躍していた。記憶には無いものの父親の形見である時計を大切にする優しい心を持っている。
ある事件の犯人を追い詰めたが、異形な様子を目撃したあと自殺されてしまう。犯人を追い詰める様子を見たKが素質を見抜きスカウトする。エリート中のエリートが集まるテストで合格し、ジェームズとして生きてきた過去を抹消、最高秘密機関であるMIB、’メン・イン・ブラック’の一員となった。
メン・イン・ブラックに登場するエイリアンは、様々な形態をしている。小さいエイリアンや人型エイリアン、動物型のエイリアンなど様々だ。
某『エイリアン』での、おドロドロしい、HRギーガーのデザインの宇宙人とはレベルも方向性も違い、コミカルそのもの!むしろ、宇宙には無限の可能性が広まっており、きっとこんな、いい具合の生命体も存在しているに違いない。
他の星の宇宙人を見た事がないのだから、どんな形をしてどんな言葉を発しているのかも分からない。それを考えると、この映画に出てくるエイリアンは全て存在する可能性はゼロではないのではないかと思えるのだ。現在、4000を超える系外惑星が発見されており地球に酷似した星も発見されている。いつか、ほかの生命体に出会える日が来るのもそう遠くないのかもしれない。宇宙旅行に行ったら、会える可能性もあるのでは…!?ゴートゥームーン!!
KとJは墜落したUFOに乗っていたエイリアンであるバグを探す任務に出発するが、バグはなんと農夫であるエドガーの皮膚を被り目的のものを探し回っていた。人間の皮って、そんな簡単に剥がれるんでしょうか…痛そう…
バグとその目的を探索しているさなか、Jはエイリアンの出産に立ち会いながらも情報収集を行っていた。この時の映像は、ウィル・スミスならではが、出ている感じで面白かったですね(笑)手がかりを探す中、Kから様々な有名人がエイリアンであることを告げられショックを受けるも納得する場面も見せる。
地球にいるエイリアンが続々と地球から脱出していることがトップであるZから2人に伝えられる。ほかのエイリアンたちが恐れるほどの凶悪なエイリアンであるバグが探していたものは、猫のオリオンの首輪に着いていた銀河だった。死体安置所の解剖員であるローレルを誘拐し、地球からの脱走を目論む。
その銀河を守ろうとするアルキリア星人は、バグに銀河を渡すくらいならば地球を破壊するとカウントダウンで警告。地球は最大のピンチを迎える。
メン・イン・ブラックに所属するもの達は地球が滅亡するかもしれない、2人に命運がかかっていると分かっているが、一般人には何も知らされていないため普通の生活を送っているのだ。MIBの人達の活躍は―わかるが、これで滅亡していたらどうなっていたんだ…
バグは宇宙船に向かい、脱出を試みるも到着したJとKに撃ち落とされ、本来の姿を露わにする。頭からしっぽまで含めてエドガーの2.3倍の大きさだったのだ。
簡単に言うと、巨大なゴキブリです。4メートル近いゴキブリです。私、そんなのいたら気絶します…
まあ、『テラフォーマーズ』っすね
2人は銃をバグに飲み込まれてしまい、絶体絶命かと思われたが、Kが自らバグのお腹に入り銃を取り換えし脱出した。しかし、生命力は強く撃たれて上半身だけになったバグはKに噛み付こうとするが銃を拾ったローレルによって事なきを得る。
地球の滅亡を救った2人だが、この騒動を知るものはいない。それは、皆記憶を消されているからである。何も知らず、みな平和に暮らしているのだ。
しかし、KはJに記憶を消す道具である、ニューラライザーを手渡す。ゴキブリの腹にいた記憶を消してくれ、と伝える。
この時、KはJを後継者として認めこれからも活躍していくことを悟ったのではないだろうか。伝えたい事は沢山あったかもしれないが、口にすれば喧嘩になる仲であったともあり体当たりで伝えることでJに気持ちが伝わったと思ったのではないだろうかと思えるのだ。
新人で巨大ゴキブリを倒せるくらいだ、素質は誰が見てもあるだろう。
Jは戸惑いながらも覚悟を決め、Kにニューラライザーを使い、KはMIBの記憶がなくなり普通の生活に戻るよう記憶が与えられた。
Kは秘密にしていたが、J自身もニューラライザーで過去の記憶を消されているのだ。しかし、これはJ自身のためにKが行ったことであり、Jはこの先その真実を自分の目で見ることになるのだ。
SF映画は、最後はよく分からない終わり方になってしまうことも多い中、『メン・イン・ブラック』はとても綺麗に繋がってる作品と言えるだろう。
シリーズが多い映画は無理くりつなげて、原作や1作目の良さを引き継げないものが多く、さらにシリーズの中でも好き嫌いがわかれたりする。
しかし、『メン・イン・ブラック』は1だけでなく2、3も評価が高くそれぞれの作品にしっかりとした見応えがある作品だ。おまけに、『メン・イン・ブラック インターナショナル』なんていうスピンオフ作品でイギリス支部を登場させて世界観をまた一段広げたりもしている。
興行収入5.894億ドルの最高傑作、ワンを見たらその先も見たくて仕方がなくなるクオリティ。 さて、私も続きを見ていこう
― hogeru -
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