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『バッドボーイズ』ウイル・スミス出世作!名監督・名優の誕生+弩級アクション:動画配信・映画感想あらすじ考察

2020-03-01

『バッドボーイズ』は1995年アメリカの撮影方法やクールなセリフ回しなどコメディ要素もあるアクション映画!マイアミ警察で「バッドボーイズ」と呼ばれる腕利きの二人組マーカスとマイク、二人は自身の押収した麻薬の強奪事件に巻き込まれて、事件の目撃証人のジュリーを保護しつつ麻薬組織の壊滅と麻薬を取り戻すために立ち向かう。

マイケル・ベイ監督の初監督作品で、アクション俳優達の誕生

ある意味、色々なブートアップを感じられる作品です。

今鑑賞しても、とても1995年の映画には見えない弩級アクションと、今ではよく使われるようになったカメラワークや演出・撮影技法がふんだんに盛り込まれています。

この映画は、間違いなく期待して良いです。

ありがちなストーリ展開ですが、テンポ良くすすむ

おすすめのアクション作品です。

それでは、以下見ていきましょう

あらすじ

署内で「バッドボーイズ」と言われる二人の黒人刑事マーカスとマイク。
腕利きの二人が、押収した麻薬を何物かに奪われ犯人を捜査する中で、ある殺人事件の現場に押収したヘロインと死体、銃撃戦の跡と、他に生きている第3者ジュリーのいた形跡を発見。
麻薬組織のフーシエと、警察は証人を探し始めるが、殺人現場を目撃したジュリーは警察に電話しマーカスが彼女を保護する。
フーシエに追われるジュリーとフーシエの組織を捕まえたいバッドボーイズの戦いが始まる。

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映画情報&キャスト

『バッドボーイズ』 1995年 アメリカ
【原題】Bad Boys
【監督】マイケル・ベイ
【脚本】マイケル・バリー
    ジム・マルホランド
    ダグ・リチャードソン
【製作】ドン・シンプソン
    ジェリー・ブラッカイマー
【製作総指揮】
    ルーカス・フォスター
    ブルース・S・パスティン
【音楽】マーク・マンシーナ
【主題歌】『Shy Guy』ダイアナ・キング
【撮影】ハワード・アサートン
【出演者】
マーカス(マーティン・ローレンス)
 :マイアミPD(警察)の刑事でマイクとコンビを組む
  家族思いで、おっちょこちょいだが能力は高い
マイク(ウィル・スミス)
 :マイアミPD(警察)の刑事でマーカスとコンビを組む
  金持ちで趣味で警察をやっているようなもの
  生来のプレイボーイ
ジュリー(ティア・レオーニ)
 :ある事件の目撃者で、承認としてマーカスに保護される
  (マイクと偽って)
テレサ(テレサ・ランドル)
 :マーカスの妻
フーシエ(チェッキー・カリョ)
 :ジュリーを承認として追う、麻薬組織の親玉

超 感想中心考察

マイケル・ベイ監督の原点

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マイケル・ベイ監督の原点であり初監督作品、『トランスフォーマー』までの道のりの重要な起点になる作品ですね。マイケル・ベイ監督のかっこいーカーアクション、戦う男がふんだんに演出・撮影されています。

この後のマイケル・ベイ監督の基本的な撮影手法だったりが、この映画でほぼ垣間見ることが出来るのが特徴だと思います。

彼のどの映画でも使われている、独特なカメラ回し

  • 被写体を中心にグルグル(らせん状)映す
  • 低空から高速で対象を追う

造語で、これらは、ベイ・ヘム(Bay hem)と言われています。

ドル箱俳優の誕生

ウイル・スミスは、本作と『インデペンデンス・デイ』をきっかけに大ブレークしています。

本作ではエネルギッシュで怖い物知らずの演技が好評です。本人の人柄とかぶるかのようなマイクがまさにはまり役だったのでしょうね。

ウイル・スミスの俳優としての基本的な役柄は”マイク”なような気がします。

合わせて読みたい『ジェミニマン』

コメディアンのマーティン・ローレンスも本作から注目を浴びるようになり、コメディアンらしい早口と家族思いの黒人刑事を好演しています。このことからアクション映画への出演もしていくことになりました。

本作では、ウイル・スミスでなく、マーティンが主演です。

ティア・レオーニも本作から徐々に着目されるようになります。個人的には、彼女の少し困った喋り方がもの凄くそそられます。

『ディープインパクト』のキャスター、『天使のくれた時間』とヒット作に出演しました。

合わせて読みたい『天使のくれた時間』

かっこ良くもコミカル、ド派手なアクションの3拍子

とにかく、”かっこいい”で埋め尽くされています。

マイケル・ベイ監督なので当然かもしれませんが、バッドボーイズのやることが息の合った漫才のように展開します。

お互いに癖のある、二人の怒濤の会話と、怒濤のアクションとそれを写すカメラワークが絶妙です。

会話のスタイルとしては、通常会話ではマーカスがぼけで、マイクが突っ込み役。刑事としてはその役割が逆転して、展開されていきます。

どれもがスタイリッシュで二人の呼吸の合った捜査進行が時間を感じさせない良いテンポです。

恐らく影響を受けている映画としては、

『リーサル・ウェポン』で二人組の刑事モノ、まあマイアミバイスとかもあるでしょう。
間違いなく、テンポの良い会話としては『ビバリーヒルズ・コップ』もチラチラ垣間見れます。

ですので、結局は映画とし
 二人組+コメディ+カッコイイ!
絶妙なバランスで展開されます

間違いなく面白い作品です

海外の評価

評価はかなりいいと思っていましたが、意外や意外そうでもないです。

Metascore、Tomato-metterが悪いので批評家からは受け悪く、一般視聴者からは評価されていそうですね。

  • iMDb: Metascore41点 6.9/10
  • TOMATO:43% / Audience:78%

映画の感想まとめ

批評家からお評価はさておき、個人的には推しです!

この映画は”かっこいい”を起点に間違いなくおすすめできます。

俳優や監督の、癖のありすぎる、くさすぎるくらいの演技と、アクションがもの凄く面白いです。

すっきりしたいとき、若狭溢れるウイルスミスを見たい人にはちょうど良いと思います。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      5
 キャスト       4
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎 4