『ノッティングヒルの恋人』スターが目の前に突然現れたら!ジュリア・ロバーツの笑顔見たいから:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『ノッティングヒルの恋人』は1999年のロマンス映画!誰もが知っているスクリーンの中の美女で、誰からも愛されるスターが、ある日突然、自分と同じ時間と場所で一緒に過ごして、お互い恋に落ちていく。誰もが一度は考えたことのなる素敵なラブストーリーをジュリ・アロバーツが贈ります!
ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの織りなす
普通ではあり得ない、”非常識恋愛”
90年代の代表的なラブロマンス映画です
エルビス・コステロの甘いメロディにのって、静かなロンドンの街中で人知れずにスタート恋を育てていく珠玉の物語は誰からも愛されること間違いなしです
『ノッティングヒルの恋人』は、間違いなく
おすすめの作品です
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレ無し
イギリス ロンドンの西部に位置する閑静な住宅街「ノッティングヒル」、ウイリアムは旅行専門の書店を経営しながらも幸せに暮らし、バツイチだけども妹思いで、街の有人家族と静かに暮らす男性。
あと時、どこか見たことのあるサングラスをかけた美女が本屋に訪れたことから、物語が始まる。
本屋に来た女性は、アナ
彼女は、アメリカのハリウッド映画スターで撮影に訪れたところ、たまたまウイリアムの本屋に入り本を買って出て行く。
その後、また偶然ウイリアムとアナは街角でぶつかってしまう。その時持っていたウイリアムの飲み物でアナのシャツを汚してしまい、ウイリアムの自宅で着替えてもらう。
アナは、ウイリアムの不器用な物言いと、ぎこちない振る舞いから、ハリウッドのマスコミや業界にない新鮮さと誠実さを感じて少しずつ惹かれていくのだった。
アナはホテルに戻っていくが、次の機会はウイリアムへアナが自ら連絡を取り、二人は再会し気持ちが高ぶっていく。
アナはハリウッドの自らの過去のスキャンダルで辟易しているところ、ウイリアムが彼女の心をいやしていく。そんな二人の元に、パパラッチ達が一斉に新たなスキャンダルとして押し寄せる。
加熱するスキャンダル報道に嫌気を差しアナはウイリアムの元を去り、ハリウッドへ戻っていく。
1年後に新たな撮影でイギリスへ訪れたとき、アナはウイリアムの優しさが自分の居場所であることに気がつき、愛の告白をするが、ウイリアムは拒んでしまう。
ウイリアムには受け入れる準備がまだ出来ていなかったのだった。
ウイリアムは、そのことを友人と家族に伝えると、同居人のスパイクから「こんなチャンスを棒に振るのは馬鹿だと」叱咤激励される。
ウイリアムは自分の気持ちを確認し、アナの滞在するホテルをなんとか見つけ出し、アナの記者会見会場に忍び込み再会を果たすが。。。。。
[showTable]映画情報&キャスト
『ノッティングヒルの恋人』 1999年 イギリス映画
【原題】 Notting Hill
【監督】ロジャー・ミッシェル
【脚本】リチャード・カーティス
【製作】ダンカン・ケンワーシー
【出演者】
アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)
:世界的に有名な銀幕のスター
ウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)
:ノッティングヒルで本屋を営む一般男性
スパイク(リス・エヴァンス)
:ウイリアムの同居人
ベラ(ジーナ・マッキー)
ジェフ・キング(アレック・ボールドウィン)
超感想中心の評価考察・レビュー
リチャード・カーティス脚本
ロマンティック・コメディが得意なリチャード・カーティスが脚本を務めています。
ラブロマンスだけでなく、本作もコメディ的な要素が随所に見られますね。
リチャード・カーティスは、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』では監督も務める多才ぶりです。
ロジャー・ミッシェル監督の情緒あふれる演出
監督はロジャー・ミッシェルがメガフォンを取ります
本作はハリウッド作ではなく、ほんまもんのイギリス映画ってのもポイントでしょうね。ノッティング・ヒルだけあって英国の情緒あふれる街並みに洒落のきいたセリフやカメラワーク
静かな映画の雰囲気と街並みの良さがものすごく綺麗に描かれています
監督は、『私が愛した大統領』のコメディタッチや、『チェンジング・レーン』のシリアスたっちにの社会派映画まで幅が広く、人の心に何かを残す描写が好きです
ジュリア・ロバーツの魅力が爆発
本当のリアルワールドでも誰もが知っている世界的なスターであるジュリア・ロバーツが”アナ”と言う世界的なスターの役を本映画の中で演じます。
ジュリア・ロバーツ自身の魅力もさることながら、
映画の中のアナも相当魅力的です。本当に笑顔が素敵で、映画ノッティングヒルを見ているはずなのに目の前にアナの笑顔がスクリーンから溢れてこちらまで幸せになっていくような魅力があります。
当初、本映画でのジュリア・ロバーツのギャラは当時の市場価格からするとかなり低めに抑えていたようです。それがジュリア・ロバーツが”アナ”の魅力と役柄に気がついて、どんどんギャラを引き上げていったとう逸話があります。
それは、ジュリア・ロバーツ自身も映画の中の”アナ”の魅力と自分がスターであるという、自身からでしょうね。
この映画までの、ジュリア・ロバーツは『プリティ・ウーマン』で名をなし、『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞主演女優賞を獲得した本当のスターです。
芯の強い女性を演じ、ラブロマンス映画が多いですが、『ベスト・フレンズ・ウエディング』のように親友の男性に見事に振られる役でドタバタコメディも得意分野ですね。
近年では、母親役なども板についてきました。
アナの魅力は、
その人間くささにあります
スターであるにもかかわらず、自身をかざらず感情をむき出しにしてウイリアムに接します。
ウイリアムはそんな彼女の人間くさい一面にどんどん惹かれていくんですね。
もちろん普通の状態なら一般の本屋の店主なんて相手にしないんでしょうけど、アナは日常の疲れからウイリアムに安心感と”普通”を求めたのだと思います。
表面上は自分自身をスターとして、扱わないウイリアムにアナも惹かれ、飾らないアナにウイリアムも双方引力のように急接近していきますが、家をパパラッチやプレスに囲まれて、現実を知った瞬間に急に水をあけられちゃうのはそう言うことですね。
誰でもおもいますが、あの笑顔をもう一度横でみたい!
好きな女性になら誰でも思うと思います
ウイリアムも、アナの笑顔をもう一度手に入れるためなら!
そりゃあ、ロンドン中駆け回りますよ!
あの、ラストシーンでの満面の笑顔が手に入るのならば、男ならどんなことでも頑張れますね
ハリウッドスターの恋人
ジュリア・ロバーツのハリウッドでの恋人役としてアレック・ボールドウィンが登場します
スターらしく振る舞い、全ての行動が金と名誉とネームバリューに繋がることを匂わす、演技です
同じようなレトリックとしては、ジュリア・ロバーツの出演しジョージ・クルーニーの『オーシャンズ11』シリーズの『オーシャンズ12』でも、ジュリア・ロバーツが実在のスターにそっくりという設定で、ブルース・ウィリスが友人役でスターとして登場します。
こういう実名や、スター役でにも登場したりする茶目っ気もあったりします。
オーシャンズ12のほうが後の作品なので、『ノッティングヒルの恋人』をオマージュしたのだろうと思いますけどね。
何気に、あまり知られていませんが『OC』、『シックスセンス』で一世を風靡したティーンで大人気の美女ミーシャ・バートンも、子役として出演したりしています。
まあ、ある意味体系と風貌ではお騒がせ女優ですが、本当に可愛い少女役です
アナとアンはローマの休日のパクリ?差はあれど類似性あり
『ローマの休日』との類似性、パクリ?
などよく言われます。
叶わぬ恋として、アナとアンはスターと女王と立場はそれぞれ違いますが、良く比較されます。
色々調べてみましたが、オマージュしているとか
脚本原作が一緒などの関連性はありませんでした。
確かに類似性はありますがストーリー展開はかなり違いますので
個人的には別の脚本で、別ストーリーであるとおもいます。
当然脚本家や、企画段階で少しインスパイヤされているとかはあるかもしれません。
『ローマの休日』 では1日だけの、立場の真逆の二人が偶然に出会いでした。
心を通わせながらもお互いの立場を尊重して離れていきます。
一方で『ノッティングヒルの恋人』では、さえないウイリアムと、スターながらも積極的なアナが徐々に心を通わせていき、1日だけので一次的な気持ちの盛り上がったわけではなく、
長い時間で育みます。
だからこそ1年後の再会でお互い冷静に気持ちを確認することが出来たのでしょうね
リアルに、逆パターンで女王になった王族になった人達はハリウッドにはいるわけで、モナコ公国の后妃グレース・パトリシア・ケリー!通称グレース・ケリーです。
『泥棒成金』、『裏窓』などヒッチコック作品でもおなじみですが、まさに銀幕の美女!
近年では、イギリスの王室に入った、イギリス王室のサセックス公爵ヘンリー王子の配偶者であるレイチェル・メーガン・マークル!サセックス公爵夫人メーガンです
彼女とヘンリー王子は王室から出るの出ないのと、何かとお騒がせです。
海外ドラマ『SUIT』で名をスターダムに押し上げました
挿入歌は心震える「She」
エルビス・コステロ(elvis costello)が歌う、「She」
聞くと胸が熱ーくなり、映画のシーンが次々とよみがえってきます
曲は、シャルル・アズナブールが歌っていた曲のカバーです。
(シャー・アズナブルではない!)
adele(アデル)も関係者
実は、音楽シーンをにぎわせていたアデルも間接的に関係しています。
といってもトリビア的ですが・・
グラミー賞歌手のアデル(Adele)がノッティングヒルに住居を構えていて、ウイリアムの本屋のビルを購入しているという話もあるます。
映画感想 まとめ
”ほげる”的には、最高におすすめの一つ!
切なく、きゅーっと締め付けられる思いがこみ上げてくる映画は珍しいです
ラストシーンは本当に素晴らしく、ローマの休日と違い、ウルトラハッピーエンドなのもすきです
ローマの休日は、あれはあれで言い終わり方ですけどね
独善的評価[5段階]としては
映像・音楽 5
キャスト 4
ストーリー構成 5
初見で読み取れない謎 4
いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、最高に面白い作品と思います。
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