『サイレント・ヒル』見る度に訪れる恐怖・考察そして3回見るとで答え合わせが出来る映画！:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『サイレント・ヒル』2006年のアメリカ・カナダ・フランス合作のゲームを原作にした映画！「バイオハザード」カプコムに対向しているのか？って思うのは個人的な意見ですが、ゲーム原作の映画が実に多く本作はホラーゲームから映画へ殴り込み、謎が謎を読んで迷宮に入るタイプ
元々「サイレントヒル」はKONAMI（後のコナミデジタルエンタテインメント）のホラーゲームです。
ゲームのシナリオをそのまま焼き直して映画化している訳ではないので、
オリジナルストーリーが展開されます。
映画ではプロローグも映像化されていて目的や行動がわかりやすく表現されています。
また、組織関係がややこしく、じっくり見ないと謎だけが残ります。
とまあ、面倒くさい映画なんですよ
好き嫌いはっきりするコアな映画でしょうね
色物系・・
ですがホラー映画としてシナリオがしっかりと確立されているため、
初めて見る人もゲームをプレイした人にもおすすめの作品です。
☆３のおすすめ（5点満点）
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレあり
ローズとクリストファーの養女シャロンは夢遊病の症状で、夜の街を徘徊し、その都度「サイレントヒル」と口にする。
サイレントヒルが実在する街で、30年前に炭鉱火災で多くの人命を失ってゴーストタウン化し誰も近づかない、濃い霧と灰に覆われた街と知ったローズ。ローズはシャロンの症状の鍵がある街「サイレントヒル」へ向かおうとするが、夫の反対で行動に移せないでいた。
ただいつしか、毎晩のように徘徊シャロンのため、ローズは「秘密の旅行」と称して夫の反対を押切りサイレントヒルへと向かう。
向かう道中、白バイに乗った女性警官が女児誘拐と懸念しローズに職質するが上手く切り抜けたローズ達。サイレントヒルへと向かい車を走らせていると白バイが迫ってきている、
一旦は停車するものの白バイをおりて近づく女性警官を振り切りサイレントヒルへ猛スピードで駆け抜けるが、ローズが人影に気づきハンドルを切ると車がスピンし事故を起こしてしまう。
気を失っていたローズが目を覚ますと助手席に居たシャロンの姿はなく、車の外へ出ると、そこは濃い霧に包まれ灰が降りそそぐ街だった・・・。
映画情報＆キャスト
『サイレントヒル』 2006年 カナダ、フランス、アメリカ、日本合作
【原作】『サイレントヒル』（コナミ）
【監督】クリストフ・ガンズ
【脚本】ロジャー・エイヴァリー
【出演者】
ローズ・ダシルヴァ（ラダ・ミッチェル）
：クリストファーの妻で、シャロンの母親（義母）
サイレントヒルで行方不明になった幼女シャロンを探し回る。
クリストファー・ダシルヴァ（ショーン・ビーン）
：サイレントヒルへと向かった妻と養女を探し回る。
シャロン・ダシルヴァ/アレッサ・ギレスピー（ジョデル・フェルランド）
：夢遊病で夜な夜な徘徊し、
「サイレントヒル」を名前を口にする。
シビル・ベネット（ローリー・ホールデン）
：正義感が強く、職務を全うしようとするが
サイレントヒルに取り残され脱出するためにローズに協力する。
超感想中心の評価考察・レビュー
２つの異なる時間軸
物語は２つの異なる時間軸で進行します。
現在時間のサイレントヒルと、別次元のサイレントヒルの同時進行で物語は進んでいきます
証拠に妻と養女探しにサイレントヒルに来た時
「妻の香水の匂いがする」
と証言しているが、出会うことはできずすれ違うシーンがある。
つまり濃い霧と、
灰が降り注ぐ街は別次元にあり、
脱出を試みるローズとシビルは完全に現実世界と切り離された世界をさまようゲームや小説と違って、映画なのでこういう設定がなかなかわかりずらい。
シビル・ベネットのこだわり
シビル・ベネットが主人公ローズに執拗に迫るが理由があります
昔、誘拐した子供をサイレントヒルの炭鉱に突き落とした事件以来、注意深く観察するようになったんですね。正義感が強く、身を挺してでも相手を守る警察官で、サイレント・ヒルでの唯一の拳銃所持者がシビル・ベネット！
ベリー・ショートヘアのブロンドで美人、救いようもないサイレントヒル裏で奮闘します
役を演じているのがローリー・ホールデン
彼女は、『ミスト』でも気の強い新任教師役で主人公と行動を共にしますね
ミスト繋がり・・・
別次元のサイレントヒル裏の世界
別次元のサイレントヒル、濃い霧と灰が降り注ぐ時間軸では表の世界と裏の世界が存在しています
表の世界では不気味なクリーチャーが闊歩し、裏の世界では赤さびた表現で三角頭がローズたちに迫ってきます。裏の世界に入るサインはサイレンですが、表の世界に戻ってくる描写はされていないのが残念です。
ゲームでおなじみの三角頭
ゲームも映画も出てくる三角頭は、執行人クリーチャーの一つですね
人気があるとは、いえませんがｗ
ローズや保ほかの生存者たちに詰め寄るが、協会に入り難を逃れるが、アンナが犠牲になります。全身の皮をはがれローズたちに投げつける残忍さを持っています
怖い、こんなフィギュア需要あるのかな・・
##映画の感想まとめ
ゲームを知っている方はオリジナルストーリーとして、
知ららない人は完全なるホラー映画と構成されています
ビジュアル的には全体的には暗く見にくくなる場面も多いが雰囲気を出しています、ただゲームと映画のバランスは非常によくできていますね
最後に何故協会に入れないかのネタバレなどをしてくれますが、
このへんが純粋な映画とも違って、面白いジョーク的な出来もあり、謎多き作品です。
本作のの数年後にサイレントヒル: リベレーション3Dが公開されます
