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『きっと、またあえる』消えない友情・絆をユーモラスにホットに楽しいインド映画:動画配信・映画感想あらすじ考察

映画『きっと、またあえる』は2019年のインドで公開されたコメディー映画で、大人になっても絆は決して消えない、そんな絆のお話です。大学受験に失敗した息子ラーガウを救うために、大学時代の話をアニルッドが話し始めるのだった。

自分の若い時の武勇伝って

自分よりも、友達が覚えていてくれることが多いんですよね・・・

違う学校行って、違う進路へ行って、大人になって、そして振り返る過去!

自分の輝いていた時代、黒歴史を共に過ごした友人たちと久しぶりに集まったら・・・

ほんんとうにそんな感じで振り返りながら始まる本作は、ユーモラスでホットな、インド映画らしくもあるドタバタはあるのに、心の奥をくすぐる感じは見て損はない作品です

本作は第65回フィルムフェア賞では5つの賞にノミネートされ、国際的にもかなり高評価を得てインド映画の中でも、評価もかなり高い作品です。

4のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

ボンベイ大学出身のアニルッドは息子ラーガウと暮らし、ラーガウもボンベイ大学を目指していたが、ラーガウは不合格になってしまう。

アルニッドに期待されていると分かっていたラーガウは絶望し、飛び降り自殺を図ってしまう。
手術を受け、一命を取り留めたラーガウのために、アルニッドの親友たちが久しぶりに病室に集まった。

生きる気がないと医師に言われたラーガウの気力を取り戻すため、悪友親友たちは大学時代のアルニッドや自分たちの「負け犬時代」の話をラーガウに話し始めるのだった・・・

[showTable]

映画情報&キャスト

『きっとまたあえる』2019年 インド
【監督】ニテーシュ・ティワーリー
【脚本】ニテーシュ・ティワーリー
    ピユーシュ・グプタ
    ニキル・マルホートラ
【音楽】サミール・ウッディーン
【撮影】アマレンドゥ・チョードリー
【出演】
アニルッド・パタク(スシャント・シン・ラージプート)
:一人息子を育てているシングルファーザー。
マヤ・シャルマ・パタク(シュラッダー・カプール)
:アニルッドの元妻。
ラーガヴ・パタク(ムハンマド・サマド)
:アニルッドの息子。
グルミート・シン・ディロン(ヴァルン・シャルマ)
:セックスにしか興味がないアニルッドの大学時代の上級生。
デレク・デソウザ(ターヒル・ラージ・バシン)
:H4のリーダー。
ヒマンシュ・デーシュムク(ナヴィーン・ポリシェッティ)
:とにかく汚い言葉を使うアニルッドの上級生。
スンダル・スリヴァスタヴァ(トゥシャール・パーンデー)
:母親をいつまでも頼っていたアニルッドの同期。
サヒール・アワスティ(サハルシュ・クマール・シュクラ)
:大酒飲みのアニルッドの大学仲間。
ラグヴィール・チャルカル(プラティーク・バッバル)
:H3にアニルッドを誘う。
アビマニュ・ラトーレ(ランジャン・ラージ)
:モヤシと呼ばれていたアニルッドの大学の仲間。
セクサの父(アダルシュ・ガウタム)
マミーの父(サンジャイ・ゴーラディア)
スミット・デーヴ・カースベーカル医師(シシル・シャルマ)
入寮受付係(サーナンド・ヴェルマ)

超感想中心の評価考察・レビュー

キャラクターの濃さ

とにかく、キャラクターが驚くべき程濃いのが印象的

主人公のアニルッドが大学時代に部屋割りされたH4のメンバー達があまりに印象が濃くて、面白すぎるのです。

セックスにしか興味のないセクサや悪態ばかりつくアシッド、マザコンのマミー、大酒飲みのへべれけなど、憎めないキャラクターばかりです。

彼らの仲の良さややりとりも面白いので、その点もかなり見どころです。

H4の仲間の絆

仲間の絆がとても印象的な作品

それにつきます

息子ラーガヴの回復を願うために、アニルッドは大学の仲間たちを病院に呼ぶのです。そこで、再びH4の仲間たちは再会します。

普通なら、今の生活があったり、仕事があったりするはずです。

それなのにも関わらず、全員が徐々に集まっていくのが印象的

大人になっても、絆が切れずにいるというのは本当に良い仲間たちだなと感じさせます。

「負け犬」でもいい

本作は負け犬でもいいから、努力し続くることの大切を教えてくれます。

大人になればなるほど、人間は失敗したり、泥臭くなって生きることが嫌になっていくのです。

この本作では、登場人物たちが純粋にH3に勝ちたいという気持ちで一生懸命に戦っているシーンがとても印象的で、観ていくうちにきっと大学時代の仲間たちをふと思い出す方もいらっしゃるかもしれません。

映画の感想まとめ

本作はとても暖かい気持ちになるインド映画です。歌やダンスなどのインド映画の感じは無くさないまま、昔の良き仲間たちとの思い出を思い出させてくれるような作品です。

インド映画が好きな方にはオススメです!