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『シャークトパス』BいやCな感じのカルトシャークこれはありだね!:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『シャークトパス』は、サメ×タコ=最強って絵にかいたような落ちがタイトルからもろ分かりしそうなカルトC級映画!パニック映画のB級映画好きにはたまらない展開の低予算×素人感満載ムービー

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

さて、今夜私が紹介するのは2010年に制作されたアメリカ映画、

シャークトパスです。(UberEATS風に言ってみました)

今まで誰が想像したであろうか。サメとタコをくっつけようなどと・・

正直戸惑っています、このタイトルにね。サメは雑食かつ肉食とも言える生物で、今回のシャークトパスの元であるオオメジロザメは4mほどまで成長し淡水も泳ぐことが出来る。タコは基本的には海水でしか泳げないが、八本の触手は体のほとんどが筋肉でどんな隙間も移動できる海の忍者のような存在だ。

ちなみに、無脊椎動物の中では1番頭がいいと言われている。なぜなら、瓶に閉じ込めても触手や視覚を使ってそれを認知し、蓋を開けることができるという実験も行われたほどなのだ。この2つの生物が合体したことで、最強最悪のモンスターが出来てしまうに違いない…

物語はこうだ

アメリカのサンタモニカで海水浴をしているところに、突如サメが出現、泳いでいたブリーは必死に逃げるもあと少しで襲われそうになる。しかし間一髪のところで、シャークトパスによりサメは捕まりた噛み砕かれた。このサメとタコの化け物、シャークトパスは生物兵器として企業により遺伝子組み換えで開発されたもので、目的としては特殊な装置を付けられニコールに操作されていたが、クルーザーと接触し装置が壊れたことをでシャークトパスが暴走してしまうのだった・・

どういう経緯でサメとタコをくっつけようって!

ってなったのか不思議でならないが、映画の映像を見ると本当に上半身がサメ、下半身がタコになっているのだ。しかも触手は鋭いナイフのようになっていて相手を突き刺すには十分なものと言える。最初シャークトパスを見た感想は、この生物泳げるんか!?上半身がいかつすぎてないか!?だ。

簡単に言うと、上半身だけ鍛えすぎて下半身がほそいみたいな。

なんか逆三のジョーズ?

そして暴走したシャークトパスは人々に襲いかかる。シャークトパスを作ったニコールは、何故こんなにも残虐さがあるのか疑問だったが、父ネイサンの仕業だったのだ。プログラムを書き換え、凶暴さを増すようにしたことで無差別に人々を襲っているのだ。生物兵器として、軍事兵器として使用される目的だったとはいえ意志を持つ生物をコントロールするなんて容易なことではない…

シャークトパスの暴走は止まらない!なんと言っても淡水や陸でも活動できるシャークトパスは地上に現れ人々を襲い始める。触手8本あるサメの化け物が来たことで大パニックになる人々。

そりゃそうだパニックになるのは当たり前よ、淡水でも泳げるって、触手にナイフってどんだけ遺伝子改良して弱点まるでなしなんですか!

シャークトパスを倒すためアンディは麻酔銃を使うもすぐに引き抜かれてしまう!正直、CG的には少し安っぽい感じが否めず、リアルな生物としてというより本当に作られた生物だなと言う印象だ。ただタコが自由自在に触手を使うだけあって麻酔弾を抜くことが出来たのは純粋にすごい

前述のタコの蓋開けと一緒、かなり賢いということだよね

シャークトパスの暴走は止まらず、ダンスイベントの会場でスタッフを切り裂き、さらにネイサンを殺害。アンディとニコールはシャークトパスを殺すことを決意。なんとなんとシャークトパスは今度は川を登っていきます!

鮭かよ。。。

川幅が狭くなったところで待ち伏せしていたアンディとニコール。爆破させるためにコンピュータに近寄らせる必要があったがアンディが囮になり無事に成功。シャークトパスは爆破され跡形もなくなったのだ。

人間のエゴで作られた遺伝子組み換え生物。遺伝子組み換えで聞くと有名な映画はジュラシックパークだろう。人間のエゴで作りだした生物をコントロールすることなんて出来やしないと思うのだ。考えてみてほしい。もしあなたが周りからあなたは作られた人なのよ、言うことを聞きなさいとマインドコントロールされていたとして、自分の意思が無いわけではないだろう。

ある時ひょんなことから意思が強くなり反発することだってある。思春期にもよくあるだろう、相手に反発することが…。嫌だ!やりたくない!と思うことがゼロとは言いきれないし、ずっとあなたの言うこと聞いてますと言える保証もない。それは人間も生物も同じでは無いだろうか。生物も頭がいいものも存在する。タコもそのひとつだよね

サメやタコだってこんなことされたくなかった、普通に生活していたかったと思っていたかもしれない。

そうだ、普通に人間でもある感情だ。みんな思ったことはないか?勉強したくない、遊びたい!と。今日仕事休みたい!と。美味しいの食べたい!と。周りに迷惑をかけない範囲でやるんだぞ。

シャークトパスは少々、歯止めが聞かなかったようだからね

まあ、脱線しまくってしまったが

総じて、B,C,D級かと思うくらいの出来ではあるが、まあどこに面白さを見出すかで見方は変わるわけで、B級好きでカルトが好きな人ならば間違いなく好きでしょう。ビキニ女性も見ることが出来るし。

パニックモンスター映画、クオリティも、そこそこだが笑える部分もある映画となっている。ちなみにシャークトパスがほかのモンスターと戦う映画もあるから、気になる人はチェックしておくれ!

― hogeru -

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