『EXIT イグジット』冴えないダメ男のサバイバル!まさに吊り橋効果的なラブコール:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『EXIT イグジット』は2019年に公開されたサバイバル・アクション&コメディに属される韓国映画!日本でも大人気だった少女時代のユナが映画初出演で熱演!取り残されたヨンナムとウィジュは有毒ガスに覆われた街でガスから逃れるためにビル間を駆け回る
少女時代と言えば、遠藤時代
違った。やり直し!
少女時代のユナが、なんと映画初主演で帰ってきました。
もう、韓国のK-POPの女性グループのはしりの、少女時代!そしてその代表リードダンサーであるユナの映画はちょっとアイドル入って、そこそこなんだろうなと期待もせず見てみると・・・
一押しです!
ネットでは酷評されているところもありますが、個人的には大好き
この映画での風体がなんとなく山田孝之似の、チョ・ジョンソクとの共演で、とにかくめっちゃ走りまくります。見ている側が息つく暇もないくらい、モリモリですね。
ビル版の『クリフハンガー』ってとこでしょうか。
ワンゲラーのユナを見てみましょう
☆4のおすすめ(5点満点)
感想中心となります
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレなし
公園の鉄棒でひとしきり体を鍛えるヨンナムは、甥の少年にも引かれるくらい、無職で一日中自由な生活を送っていた。かつては大学で山岳部の所属だった。
就職に失敗し、いい年をしながら、無職で実家暮らしを送る毎日だった
親族で集まる自分の母親の喜寿のパーティーは都市の中にある宴会場で開かれていた。一族がそんななかで盛り上がるころ、ヨンナムがかつて山岳部で告白して振られた後輩のウィジュが副店長で働いていたのだった。
宴会も終盤になったころ、1台のタンクローリーが街の中心部で毒ガスを散乱する。自分を裏切った化学会社に対しての復讐からの行動だった。ガスは吸ったり触れると皮膚が焼けただれ、数分で死に至る。
町中がパニックになるころには、宴会場から逃げるにはすでに遅く、家族とウィジュ達は屋上へとガスから逃げようとするが、屋上への道は鍵で閉ざされているのだった。家族を助けたい一心でヨンナムは、窓の外の壁を伝って屋上への道を確保しようとするが・・・
映画情報&キャスト
『EXIT イグジット』 2019年 韓国
【監督】イ・サングン
【脚本】イ・サングン
【出演者】
ヨンナム(チョ・ジョンソク)
:就職に失敗して5年、無職
かつての山岳部での想い出の中で生きている
イム・ユナ(イム・ユナ)
:ヨンナムの後輩
かつてヨンナムはあっさり振られている
超感想中心の評価考察・レビュー
演出冴える長編初挑戦イ・サングン監督
イ・サングン監督は、本作が初の長編映画だというから驚きです
演出がとにかく冴えまくっているのが、印象です!私の退屈メーターは一度も萎えることなく、ビンビンに食い入るように映画に引き込まれていきましたからね。
こういう映画は、間違いなく面白い(個人的にですが)
演出を出すポイントがいいのでしょうね。小出しにヨンナムへの問題をちょいちょい挟んでいくことでめっちゃ臨場感が生れています。
映画的には、『クリフハンガー』、『バーティカル・リミット』を思い出しました。なんかシチュエーション的には漫画の『天空侵犯』的なものも感じますけどね。
いずれにしても、いいポイントついています
毒ガスによって、
- 下に降りられない
- 風で追ってくる
- 助けが来ない
- マスクがもたない
って状況を作り出して、そこに山岳部だったヨンナムとウィジュが必死に毒ガスから逃げ回るんですよ。まさに、息つかせぬ展開が本当に見もの
時折混ざる、どうでもいい小ネタのコメディもありますがね、それもバランスよく配置されているのでうざさはなく、実に面白い。
サバイバル・パニック系として実によくできていますね。
ニートじゃあねーお前は凄い!ヨンナム:チェ・ジョンソク
チェ・ジョンソク演ずるヨンナム
宣伝や、キャッチコピーで的には、実に冴えないダメな男が頑張る的な設定だけど、実際問題ただただすごいですから!こんなこと、普通の人できませんって
たとえ無職ニートでもすごい!
実際、韓国の就職事情はかなり厳しいらしいですしね、就職していないと結婚もできないし一人前として認められないような文化があり、かなり日本とは違った視線で見られて、世間体も悪そうです。
そんな、ヨンナムの唯一の趣味であり生きがい(学生時代の輝いていた自分)のワンゲラー能力の特技をフルに活かして家族を窮地から救い、さらにはウィジュと共にビルに残るっていう自己犠牲的な姿は本当に見ていて飽きも来ないし、ワクワク感が止まりません。
そんな、チェ・ジョンソクですが、どちらかと言うとドラマ畑で育ってきた俳優で、本映画のヒットで映画会からも大ラブコール合戦始まるんだと思います。
一度、山田孝之に見えたら、ずーっとそう見えてしまうもの。なんだかイケメンなんだかダメ男なのかよくわからない顔も、アクションでの必死な姿のポイントに拍車をかけていますね。
要チェックな3枚目風のイケメンです
気の強い可愛い後輩:イム・ユナ
少女時代のユナが演ずる、ウィジュ
学生時代から、ヨンナムが憧れる彼女は、ちょびっと気が強い、そんでいてやせ我慢の堰が切れたら涙をぽろぽろ流すキャラ設定
いや、ただただかわいい。
その一言に尽きます。
大学卒業後4年たっているので、26-27歳くらいの役柄なので実年齢と合っていますね
少女時代で活躍していたことろの後、中国のドラマなどで言っとき人気が出ていました。
タイトルからして、日本人すきそうでしょ『三国志〜趙雲伝〜』
まあ、韓国本国でも『ラブレイン』とかで大人気だったようです。
近年、映画へ活躍の幅を広げているところで本映画は本当に良かったと思います。
演技もアイドル・アイドルかと思いきや、泥臭いことをかなりやらされる役回り、こういう使い方って韓国映画はいいですよね。分け隔てなく演技力勝負
個人的には、ユナが大好きになった映画でした!
映画の感想まとめ
総じて、めっちゃ面白い
本国の韓国では総動員数900万人越えの大人気なのも納得です!
恋愛映画なのかとおもいきや、そこにはサバイバル要素が中心にしっかり構成されており、家族愛・恋愛も含めて感動シーンもちりばめられています。
ライトな感じで、見られるサバイバル映画ですね、『新・感染半島』のようなガチでなくても、家族みんなで見ることが出来ます!
それにしても、ウィジュを裏切って先に逃げた店長・・許せん、映画『タイタニック』で先に逃げた大富豪のローズの婚約者とか設計者を思い出しちゃいましたよ
とにかく、それも含めてオススメさ!
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