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『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』爆笑の波が何度でも! ネタバレ・評価:動画配信・映画感想あらすじ考察

2019-11-25

映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』は、家族とみるのは少し控えた方がいいかもしれない内容だらけの本作品は、間違いなくおすすめの一作。タイトル通りの展開に奇想天外な笑いのネタだらけ。お馬鹿映画だが、度はまり間違いなしハチャメチャな長ーい一夜を堪能あれ。

あらすじ

結婚式を控えたダグ、小学校の教師のフィル、自分のことを博士だと言い張る歯科医師のスチュ、ダグの義理の弟になるはずの、ちょっと頭のネジがぶっ飛んだニートのアラン。

この四人が二日後に結婚式を行う予定のダグのバチュラパーティーでラスベガスに向かってハチャメチャなストーリーを展開していく。

Copyright(c) 2009 youtube.com

お金は割り勘でも、最高級のスイートルームに泊まりバチェラーパーティーを楽しもうとする四人。4人だけの独身最後の夜の演出に、4人でホテルの屋上でバチュラパーティーの開始の宣言として乾杯行う。

一夜明けて、フィル・スチュ・アランの3人が目を覚ます。3人とも泥酔状態で、一晩の記憶は全くなくなっている。ホテルの部屋中ぐちゃぐちゃに散らかって、色々な物が散乱している。ラグは消えトイレには何故か虎(タイガー)がいる、ボーリングのピンが並べられ、更に部屋には赤ちゃんまでいる。

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3人ともポケットに入っている紙くずや、手がかりを探す。少しずつの記憶や、身体に付いた傷を頼りに一晩の記憶をつなぎ合わせようとする。スチュに至っては歯が抜けてたりする。ホテルの駐車場にはダグの車は消え、パトカーを預けていたり。もうハチャメチャだ。

二日後には消えたダグの結婚式が控えている。それまでにタグを探さないと大変なことになる。何としても、ダグの行方を捜すべく、3人は一晩のパーティーの結果を辿っていくのだった。。。。

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映画情報&キャスト

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』 2009年 米
The Hangover
監督
 トッド・フィリップス (Todd Phillips)
出演者
 フィル:ブラッドリー・クーパー (Bradley Cooper)
 スチュ:エド・ヘルムズ (Ed Helms)
 アラン:ザック・ガリフィアナキス (Zach Galifianakis)
 ダグ :ジャスティン・バーサ (Justin Bartha)
 マイク・タイソン

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これはもう見るしかない

全体的にアランに不意打ちで入れられたドラッグとアルコールの過剰摂取でやらかした、おそそうの数々を反省しながら、振り返っていく。3人は消えたダグを探すためだけに、思い出そうとするが、最後まで記憶が思い出して戻ることはほとんどない、ラストシーンの種明かし編が4人の数々の行為を彷彿させてくれる。

ラストシーンがネタバレになるが一番面白い。数々が証拠写真がスライドショーという形でエンドテロップで流れるのが、作品中の4人のキャラ+ドラッグでぶっ飛んでいる写真の数々。完全なネタばらしをするというよりは、純粋に本映画を楽しんで見て欲しい。

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個人的にはこういう、おバカムービーはなんとなくあまり面白くないと思い避ける傾向にあった。この映画に関しては見た瞬間引き込まれるものがあり、延々と見てしまった。最終的にこのシリーズ全部この後一気ミスることになる。

全体的にストーリーがよく練られている。笑いの仕掛け、意外性が次々と仕掛けられている。こう引き込むストーリー展開というのはさすがトッド・フィリップス監督だと思う。

トッド・フィリップス監督は古くは『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』 (Borat) に始まり、最近の映画では『ジョーカー』の監督を務めるなど多才なメガフォンを振るっている。わかりやすい、ひねりを加えていない、ストレートな社会を風刺するようなブラックな視点が特徴であろう。反社会的な行動っていうのを正当的に説明してくれるところがあり、この『ハングオーバー 』に関してもそういったところが随所で見られる。

本作は、最終的には3人が親友の為に、どんなことでもしながらお互いフォローし合いながらも、お互いの友情を確認していく。最終的に結婚式ではアランとでさえも仲良くなり最高の結婚式を迎えるという形で終わる。

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主演となっているフィルブラッドリー・クーパーもイケメン男優だが、あまり王道のイケメンというよりは、どことなくこういう抜けた感じのフィルのようなキャラクターが多いように感じる。彼はこの後、『ジョーカー 』の作品ではディレクターも勤めているので、制作面でも才能があるのだろう。

ダグは『ナショナルトレジャー』に出てたあの冴えない技術屋のライリーだ。口をあまり開かないで、しゃべる皮肉っぽいしゃべり方が特徴で、ぴったり役にはまっていて本作では中心的な存在だ。 

アランを演じたのは ザック・ガリフィアナキス 。彼はこの映画でコメディアンとしての地位を確固たるものにして、ブレークした。スチュ役のエド・ヘルムズ彼もコメディアンだ。

この映画全体的にコメディアンで役どころおさえ、低予算で制作されているのもうなずける。低予算にも関わらず公表されるや否や全米で興行収入トップ1位を2週間連続キープするなど、成功をおさめている。

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
好き嫌いはあるだろうが、とにかく見て欲しい。絶対大爆笑間違いなしだ。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      4
 キャスト       4
 ストーリー構成    5
 初見で読み取れない謎 5

いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、最高に面白い作品と思います。