MONSTER SCREEN THEATERでの『グレイテスト・ショーマン』は、本当の意味でショーだった!:動画配信・映画感想あらすじ考察
MONSTER SCREEN THEATERでの野外映画は原作次第で盛り上がり方が違う、楽しいイベントだった
テンション上げ上げ
今回は、"NEBUKURO CINEMA"さんが企画の、MONSTER SCREEN THEATERイベントへ行ってきました。川崎競馬場のあの大スクリーンに、映画を映して野外映画を上映するものです。初めての参加となりますが、興奮しました。屋外での上映で、川崎競馬場の内馬場芝生広場で開催されます。なんと。約10,000㎡もの広さ。
『グレイテスト・ショーマン』はP.T.バーナム サーカス興行を成功させ、プロモータとして名をはせた人の半生をミュージカルで聞き心地がよいポップな音楽で、主人公達がサーカス劇団と愛・情熱について所狭しと歌って踊りまくる映画だ。
ストーリー的には自分の抱えるコンプレックス、挫折、成功、そして本物へと王道のストーリーで、まさにショービズを取り上げたグレイテストショーそのもの。それに、なにせこの広さで大きな画面、広大な空間で映画を見れるのは幸せなことです。場所の雰囲気も非常に良く、芝生広場がものすごく広いので、映画館のような閉塞感は全くありません。
音も大音量で複数あるスピーカーから流しまくっているので、問題なく聞き取れます。何よりブルーシートやらアウトドアの椅子を持ち込んで広い広場で寝そべったり、だらーっとしながら見る映画、他の観客の会話や行動、喧噪も何も気になりません。
元々ファミリー向けのイベント。お子様の声も遠くで聞こえたりしますが全く気になることはなく、持ち込んだ食事と飲み物を頂きながら楽しく映画を見ることが出来ます。
場内には唐揚げやたこ焼きなどちょっとした食べ物も販売されていますし、喫煙コーナーもあります。競馬のコースを挟んで屋根付きのフィールド席も解放されているので、そこからもモニターを見ることが出来ます。本当に素晴らしいイベントです。
そして、 何よりも 本イベントは無料で提供されており、
スポンサー様の絶大な好意と運営様の努力を賞賛します。
こういうイベントがこんなに楽しいとは思いませんでした。また次回絶対行きたいと思います。
キャスト&映画情報
『グレイテスト・ショーマン』 2017年 アメリカ
原題: The Greatest Showman
監督 マイケル・グレイシー
脚本 ジェニー・ビックス
ビル・コンドン
出演者
P・T・バーナム :ヒュー・ジャックマン
フィリップ・カーライル :ザック・エフロン
チャリティ・バーナム :ミシェル・ウィリアムズ
ジェニー・リンド :レベッカ・ファーガソン
ヒュー・ジャックマンがいい味出してる
ミュータントや狼男であるヒュージャックマンが、実はここまでミュージカル出来ると思ってませんでした。ダンスや歌はなかなか迫力あり、高揚します。”ほげる”は時折、涙がぐっと出るようなシーンもありました。 ミッシェル・ウィリアムス 演ずるヒロインの奥さん(本当の富豪の娘役)役 。ミッシェル・ウィリアムスといえば、『ブロークバック・マウンテン』ですよね。さすが、いい味出している、さすが アカデミー助演女優賞だけある。”良い妻”が実に似合う。グレイテスト・ショーマンでは、幸せそうです。
史実なのかフィクションなのか、どっちでもいいじゃない
”ほげる”は、まず当初本作品は敬遠していた。本国の評判もいまいちだったし主役のヒュージャックマンがなんと言ってもミュージカルに合わないような気がして、Amazonからレコメンドに散々表れていたがスルーしていた。
今回イベントに参加して見たこともあり本当に面白かった。モンスタースクリーンに写し出される迫力、音楽はどれも素晴らしい。たしかにイベントでは、台詞はファミリー向けのイベントなので吹き替えになっているし、映像も大画面過ぎるので画素も正直かなり悪いが、鑑賞環境がここまで映画に対する"ほげる”の評価の質に影響を与えるとは、改めて学習しました。
家に帰ると、翌日WOWOWでなんとタイミングが良いことか、放送されており。不覚にもまた見てしまった。家の映像だと、やはりかなり映像そのものも作り込まれており、綺麗な映像美も堪能できる。ショーマンを表現して、本当のショーを見せる構成で音楽もノイズ(イベントでの周辺雑音)無く聞くと、細部にわたりクリアで素晴らしかった。ダンスも合わせ全体的に気分が高揚しやる気にさせられる。
自分が会社を辞めたアウトローな生き方を始めたので、かなりの部分で強制的に共感させられた。 ミッシェル・ウィリアムス 演じる奥さんチャリティがしゃべる台詞の中で、
「成功しなくたって、今のこの家族がいるだけの生活だけでいい」
なんて、自分が言われている気がしてぐっときた。
他の出演者達のダンスや音楽、どれもショーとして楽しく鑑賞できますので、是非見てほしい一作です。いつもと台詞が同じですが、”ほげる”は好きです。
独善的評価[5段階]としては
映像・音楽 5
キャスト 4
ストーリー構成 3
初見で読み取れない謎 4
基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、間違いなくおすすめの作品です。
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