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『斉木楠雄のΨ難』山崎賢人主演、超能力者の学園生活とコメディの融合:動画配信・ドラマ感想あらすじ考察

映画『斉木楠雄のΨ難』の詳細なレビュー。山崎賢人と橋本環奈が出演するこの作品は、超能力を持つ高校生の日常と非日常を描いたコメディ映画です。ユニークなキャラクターたちと繰り広げられる笑いと驚きの連続、そして映画の魅力を徹底分析。ギャグ漫画のファンは必見です!

映画『斉木楠雄のΨ難』は、麻生周一による漫画を映画化した作品。

2017年10月21日に公開された作品。

主演は山﨑賢人。

この映画の主人公はピンクの髪で、変なアンテナを頭につけ、変な眼鏡をつけている人物です。

最初は、このヘンテコなビジュアルが頭から離れず「面白くなさそうだな…」と思い、見ていませんでした。

しかし、最近この映画の主人公が山﨑賢人さんで、ヒロインが橋本環奈さんだった、という事に気が付き、ミーハーながら、観てみようかな…と思ってみたのですが、

まさか主人公が超能力者で、ありとあらゆる超能力を使える人物だと知らず、非常に興味を持ちました。

さらに、これだけではなく、最初からギャグ満載です!

普通の映画やドラマのギャグストーリーであれば、飽きてくる場合もあるのですが、

この映画は違いました。

最初から最後まであり得ないくらい、面白く、ものすごく引き付けられました(私的には)

キャラ設定も良く、個性的過ぎる人ばかりですが、キャストも豪華だったので、文句はありません笑。

まさか、ここまでハマるとは思わなかった映画です。

そんな作品で、おススメ度は

☆5のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

平凡家庭に生まれながら、生後すぐにとんでもない超能力を与えられた斉木楠雄(山﨑賢人)。
テレパシー、千里眼、サイコキネシス、ありとあらゆる力を持つ超能力者だったが、彼の切実な願い、それは「普通に生きたい」。
日々その超能力を隠しながらなんとか普通の高校生活をしようと試みるが、
そんな斉木の周りに集まる同級生や人々は個性的過ぎて、一筋縄ではいかなかった。
学園一人気者の美少女だが、裏表があり、斉木に近づいてくる照橋 心美(橋本環奈)や、
斉木を「相棒」と呼び、慕ってくる体力バカの燃堂 力(新井浩文)、
中二病の海藤 瞬(吉沢亮)、熱血の灰呂 杵志(笠原秀幸)など、個性的な生徒が集まってくる。
そして毎年恒例の一大イベント、文化祭のPK祭。
その日を無事にやり過ごしたいだけの斉木に、災難がふりかかりまくる。

[showTable]

映画情報&キャスト

『 斉木楠雄のΨ難』/2017年10月21日公開。
 
【キャスト】
・斉木 楠雄(山﨑賢人)
 ピンクの頭髪に、超能力の制御装置として2本のアンテナ状の装置頭部に取り付けている。
 見たものを石化させてしまうので、緑色レンズの眼鏡をかける。
 超能力を持ち、本人曰く、全ての超能力を発揮すれば3日足らずで人類を滅ぼせる。
 普通に憧れている。
 
・燃堂 力(新井浩文)
 斉木の同級生。
 何も考えていないため、斉木がテレパシーで思考を読めない唯一の人物。
 斉木を「相棒」と呼ぶ
 
・海藤 瞬(吉沢亮)
 斉木の同級生。
 「漆黒の翼」というキャラを演じる、中二病の男子。
  残念なイケメンと言われている。
 
・灰呂 杵志(笠原秀幸)
 斉木の同級生。
 学級委員長、テニス部部長、柔道有段者。
 何事にも熱血に取り組む性格で熱く、文武両断の優秀な生徒
 生徒にも人気がある。
 
・照橋 心美(橋本環奈)
 ヒロイン。
 容姿端麗なPK学園のマドンナである女子生徒。
 美しさから男性は「おっふ」という奇声を上げ、店ではVIP級のサービスを受けている。
 
・窪谷須 亜蓮(賀来賢人)
 元ヤンキーの男子生徒。
 転校生。
 暴走族元総長の両親に影響でヤンキーになり、
 関東一の暴走族・「炎栖覇(えすぱー)」の12代目総長を務めていたが、転校を機に足を洗った。
 
・斉木 國春(田辺誠一)
 楠雄の父。
 愛妻家で楠雄からバカップル呼ばわりされる。
 
・斉木 久留美(内田有紀)
 楠雄の母。
 性格は基本的に温厚で、家族に対する愛情も深い。
 
・松崎(鎌倉太郎)
 体育・生活指導の男性教師。
 
・神田 品助(佐藤二朗)
 PK学園校長。
 
 
【監督・脚本】福田雄一
【音楽】瀬川英史
【主題歌】ゆず「恋、弾けました。」(セーニャ・アンド・カンパニー)
【エグゼクティブプロデューサー】伊藤響
【プロデューサー】松橋真三、北島直明
【ポスプロプロデューサー】鈴木仁行
【編集】臼杵恵理
【VFXスーパーバイザー】小林真吾
【助監督】井手上拓哉
【ラインプロデューサー】鈴木大造
【宣伝プロデューサー】中澤淳二
 

超感想中心の評価考察・レビュー

人公がイケメンで、力が強大過ぎる。

物心つく前から、超能力を発揮していた、斉木楠雄。

のほほんとした両親に育てられたお陰で、人並み外れた能力を持った楠雄は、闇に落ちなかったともいわれている。

身体が成長するにつれて、能力も成長するらしく、現在は能力が暴走しない為、制御装置をつけて普通の生活をしていた。

髪の毛もピンク色だけれど、世界中をマインドコントロールし「これは平凡な髪型である」と思わせる。

もちろん、頭につけたアンテナも、緑の眼鏡もマインドコントロール。

色んな超能力を持ち合わせている中で、透視能力があるのですが、常に人間は骨や筋肉模型のような姿で見えているらしく、そのため学校人気ナンバーワンの照橋さんの可愛さに「おっふ」しません笑。

他にも斉木は、テレパシー能力で常に人の心の声が聞こえており、照橋さんの腹黒い心も常に聞こえてくることから、学校一の美人ではあるが好きになれないらしい。

一度学園祭で斉木の眼鏡が外れた。

どうなるんだろうと思っていたら、目が合ったものは石化するという能力だった。

メデューサか笑とツッコんでしまった。

石化した同級生は、24時間経たないと普通の姿に戻れない為、しばらく保管する場所を探していたのですが、ちょうどクラスが「珍しい石展」を開催していたので、展示と装い石化した生徒を置いておくと、「すげー、どうやって作ったんだ?」と大人気に。

しかし、眼鏡が無いので、石化する生徒が増え続け、クラスに石像が増えていくのには笑えました。

その他にも、制御装置なしでは、指一つで人を宇宙まで飛ばしてしまう力を持っている斉木。

力の制御が出来ないので、戻そうと思ってもさらに大きな力が暴走してしまう。

さまざまなあり得ない超能力が出てきますが、いつもギャグテイストを混ぜ込んでいるので、終始ワクワクして観れる映画でした。

主人公以外も、個性的なキャラばかり。

主人公の斉木は、生まれ持った超能力のせいで、普通の生活に憧れるようになった。

しかし、なぜかいつも彼の周りに集まってくるのは個性的過ぎる人物ばかり。

まず、同級生の燃堂 力。

斉木が唯一テレパシーで思考が読めない人物。

斉木は多分こいつはバカすぎて思考が読めないというけれど、ある意味天才かもしれない笑。

熱血で運動神経抜群の灰呂だけれど、マラソン大会では楽勝で燃堂が走り続ける。

しかも逆に向きながら、水分補給としておしるこを飲みながら余裕で。

この映画がきっかけで、アニメも子供と一緒にほとんど見ましたが、燃堂の再現度が凄いと思いました。

ケツ顎も良い感じで再現してあって、燃堂そのままでした笑。

そして、燃堂と共に斉木のそばにいる海藤。

彼は中二病で、いつもダークユニオンという仮想の組織から狙われてると妄想している笑。

その役を吉沢亮さんが演じていますが、原作でも「残念なイケメン」と言われている海藤。

イケメンで、昔「仮面ライダーフォーゼ(2011年:福士蒼汰)」の仮面ライダーメテオを演じていました。

何となくピッタリですよね。

縁起も見事に中二病感をだしていて、笑ってしまいました。

ただ、アニメで使われていた、海藤が登場する時に流れるキャラクターソングを使って欲しかった…。

そして、元ヤンキーの転校生:窪谷須を演じたのは、賀来賢人さん。

彼は過去に、漫画の実写版「今日から俺は!!(2018年:賀来賢人)」の主人公、三橋を演じていた人物です。

その時、この年で高校生の三橋をピッタリに演じているので凄いな…。と思っていましたが、

今回もはまり役でした。

そして、今回のヒロイン:照橋を演じたのは橋本環奈さん。

学園一の美女で人気者といえば、やっぱり彼女が適役なんだろうな、と納得。

原作よりも変顔やオーバーリアクションに演じてくれていたので面白かったです。

ただ、照橋さんは髪の色が青色なので、合わせた色にして欲しかったかな…と、そこだけ残念でした。

映画の感想まとめ

最初からストーリーが面白かったです。

でも途中でシリアスになったり、中だるみするんだろうな、と思っていましたが、

そんなことはなく、最後まで突っ走ってくれたギャグストーリーでした。

凄く面白かったので、原作のアニメもほとんどみましたが、アニメも中毒性があって、どんどん見たくなる作品でした。

ギャグ漫画が好きな人におススメです!

原作でまだまだ登場していないキャラクターがいるので、

できるなら、このままのキャストで次回作を公開して欲しいです!

-yumichi-