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海外ドラマ第1話即決感想『ハウス・オブ・カード 野望の階段 HOUSE of CARDS』謀略・知略が入り乱れる政治サスペンス

2020-05-01

第1話で即決感想シリーズ2話目続けてみたら面白い認定!『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は、Netflix配信の2013年シーズン1を開始した海外ドラマ、政治ドラマとしては超評判のいいドラマです。Netflixでは2016年から配信しています、2013年には第65回プライムタイム・エミー賞で監督賞を受賞する等、高く評価されています!フランク・アンダーウッドは野心的な下院議員、自分が就任すると思っていた国務長官のポストを横から奪われ、野心的にライバルを蹴落とし再びホワイトハウス入りを目指すのだった

海外ドラマ第1話即決感想 ショートコラム

『ハウス・オブ・カード』イメージ画像
公式HPより

ルールは、第1話を見てそこまでの評価感想!
面白くなり続きを見たら高評価!逆にあまり続きを見たくないと見限ったやつは、当然ながら低評価の論調になります。第一話の超あらすじを追っていく形で紹介+感想を書いていく

『ハウス・オブ・カード 野望の階段 HOUSE of CARDS』は、デヴィッド・フィンチャーの製作総指揮によるアメリカの政治ドラマ。
デヴィッド・フィンチャーとくれば、『セブン』『ファイトクラブ』『ゾディアック』、そして『ドラゴン・タトゥーの女』と名作・話題作を提供してきてくれたので、必然的に期待が高まる。
さらに、主演はケビン・スペイシーとくれば期待しないわけがない。同じく『セブン』のサイコ役から代表作『アメリカン・ビューティ』、『ユージュアル・サスペクツ』など名作の列挙には枚挙にいとまがない。独特のしゃべり口調と皮肉たっぷりの表情から理路整然と言葉がポンポン出てきて知性を感じさせたり、あるいはサイコっぽかったりと、彼にしかできない演技だろう。
相手役はロビン・ライトは、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされて有名になった。その後映画・テレビでもその名を定着させていく。きっつい顔の美人でまさに政治家夫人役にピッタリです。
物語は、野心家の妻に支えられたフランクが、ハウス(議会)で議会内の調整役として活躍して新大統領ウォーカーを指示して政権を取るまで支えたが、国務長官の約束されたポストから梯子を外され、夫婦で屈辱のなか知略・謀略を尽くしてホワイト・ハウスを目指す、政治サスペンス
独特の撮影とプロットからのセリフまわしが特徴で、まさにケビン・スペイシーしか演じられないのではないかと思う。
背景説明や、状況説明を俳優がそのシーンの中で演技しながら、カメラに向かって語り掛けてくるところからオープニングシーケンスが始まる。

このシーケンスだけでなく、第1話終始そういうシーンがあるので、一貫した状況説明だった、タイミングやトーンを変えるためのレトリックとして使用していくのだろう。
サスペンスの中身も、法律すれすれの物から仲間を引き入れたり、弱みを握り、有名無実の奴隷化したりと、かなり機知にとんでいて、非常に飽きさせない展開だ。

第1作は、自分をおとしめた人たちを罠にかける準備期間&自分の代わりに国務長官のポストに就いた男の疑惑を報道スクープさせる等、現実世界でもありそうなことをやっている。
記者のはめ込み方、同じ国会議員を手玉に取り自分の陣地を築きながら野望を達成しようとする。
でもわかっている、絶対またどっかで、騙されて落とされて、屈辱にまみれるのが!
でも、そういうのを見るのがこのドラマは楽しいのだと思う。

きっと見進めると政治って真っ黒にしかみえなくなり、トランプ大統領のこともまるで信じられなくなるかもしれないとおもいつつ、第4話まで一気見してしまった。

というわけで、このテレビドラマはめっちゃおすすめ!

– hogeru –

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