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ドラマ『イケメン共よ メシを喰え』オタク女子の愛(めでる)食事会:動画配信・ドラマ感想あらすじ考察

ドラマ『イケメン共よ メシを喰え』は、東田基によるアンソロジーコミック誌『食男 -食べる男を見るマンガ-』にて連載された漫画作品をドラマ化した作品。主人公である池田好美を演じる筧美和子が、イケメンをおかずにメシを喰う!2022年7月10日から深夜ドラマとして放送。

「イケメン×グルメ」をテーマにした、新感覚ドラマ!

主人公:池田好美(筧美和子)は、重度のイケメンオタクで趣味は乙女ゲーム。

超小食だが、イケメンを見るとムラムラと食欲がわく特異体質だと気が付いた。

毎回、違うタイプのイケメンと料理が好美の前に登場!

ちょっと変わったグルメドラマ。

設定は、孤独のグルメ(2012年:松重豊)に近いドラマだと思います。

そんな作品で、おススメ度は

☆3のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

主人公の池田好美(筧美和子)は「重度のイケメンオタク」。
朝は目覚めると、乙女ゲームの推しキャラ 片桐夏彦(西銘駿)に話しかけ、妄想するような生活をしていました。
 
好美は歓談書房の編集者として働いていました。
そこで長年提案してきた「イケメン企画」が通りそうだった矢先、掲載するはずだった文芸雑誌が廃刊になってしまう。
 
落ち込んでいた好美に、編集長の小路新(竹中直人)は「新たなグルメ雑誌が決まっているから安心して」と、話を進めてしまいました。
 
しかし、好美は超小食。
チーズケーキ1個でさえ食べきれない自分が、そんな企画が出来るわけないと落ち込みます。
 
好美は同期のみずき(秋山ゆずき)に、
「美味しそうにご飯を食べる女子の方が高感度も良い」
と愚痴ていました。
 
そして好美は、小路に「グルメ雑誌の件」を断ろうしていたところに、超イケメン新入社員:細見賢人(井上祐貴)が現れる。
 
細身を見て「イケメンのハイブリットだわ~!」とテンションが上がった好美。
グルメ雑誌を頑張ることを決意する。
 
その後、好美は細見がおいしいという、中国ラーメン「揚州商人」へやってきます。
 
細見は細い体とは裏腹に、酸辣湯麵、チャーハン、餃子をみんな大盛りにして注文し、部活帰りの男子高校生のごとき良い食べっぷりを見せる。
 
そんな細見の姿を見た好美は「ギャップ萌え」し、「ムラムラ」と食欲がわいてきた好美は、さらにラーメンを注文。
いつもは食べきれないラーメンだったが、汁まで飲み干し完食するのでした。
 
グルメ企画への意欲がわいてきた好美は、食欲がわいた細見に感謝を伝え、一人お店を去っていく。
そんな好美の姿に、細見は「惚れた」と呟く。
その後、好美が考えた企画は、イケメン×グルメの『ごはん男子』だった。

ドラマ情報&キャスト

『 イケメン共よ メシを喰え』/2022年7月10日~9月25日まで放送。
※テレビ大阪・TBSグロウディア(共同制作)、「真夜中ドラマ」枠
 
【キャスト】
・池田好美(筧美和子:小松ハンナ)
 歓談書房の編集者。
 重度のイケメンオタク。
 趣味は乙女ゲーム。
 超小食だがイケメンが食事する姿にムラムラすると食欲が増進するようになる。
 
・細見賢人(井上祐貴)
 新人編集者。
 好美の評価は「ヤンチャ系と無気力系のハイブリッドイケメン」。
 好美のラーメンの食いっぷりに一目惚れする。
 
・小路新(竹中直人)
 グルメ雑誌「QUINA!!」の編集長。
 脱力系適当おじさん。
 「小路さん(オジさん)」と呼ばれることを嫌い、「新さん」と呼んで欲しがる。
 
・堀みずき(秋山ゆずき)
 好美の同期。
 音楽雑誌担当。
 
・片桐夏彦(西銘駿)
 ゲーム「あやかし恋廻り」のキャラ。
 好美の一番の推し。
 好美の妄想の中に登場する。
 
・樋口(仁科貴)
 編集部に出入りするフリーカメラマン。
 
◆登場回のイケメン◆
 
『第2話、最終話』
・ハルキ (鈴木曉WATWING)
 バンドマン。
 好美は「イケメンのミリオンセラー」と評価し、ハルキと命名する。
 
『第3話、最終話』
・ユズキ(大平峻也)
 和食屋・三州屋の店員。
 好美の評価は「男の娘」。
 
『第4話、最終話』
・健介 (佐野岳)
 「時代屋」の車夫。
 好美の評価は「ディス イズ ジャパニーズ オトコマエ」。
 
『第5話、最終話』
・幸太郎(内藤秀一郎)
 和菓子屋「麻布 昇月堂」の3代目。
 好美の評価は「トキメキと安心感の二重奏」。
 
『第6話、最終話』
・オサム(崎山つばさ)
 メガネ男子。
 好美は「メガネをかけてくるために生まれてきたようなイケメン」と評価し
 芥川賞作家オサムと命名する。
 実は小説家デビューした好美の初恋相手。
 
『第7話、最終話』
・デフン(寺坂頼我)
 K-POPアイドル風イケメン。
 好美は「韓国のイケメン」と評価し、韓国のアイドルグループ「ハイトーン」のデフンと命名する。
 本当の名前はたけし。
 
『第8話、最終話』
・青山 (久保田悠来)
 パンケーキ屋VoiVoiの客。
 好美は「絵に描いたようなイケオジ様」と評価し、課長の青山さんと命名する。
 
『第9話、最終話』
・シゲル(佐伯大地)
 トラック運転手。
 好美は「結婚してぇ~ワイルドイケメン」と評価し、トラック野郎シゲルと命名する。
 現実ではもうすぐ子供が生まれる既婚者。
 
『第10話、最終話』
・清水優心(水石亜飛夢:鈴木かつき)
 整体師。
 好美の小学校時代の同級生。
 
『第11話、最終話』
・長谷川優馬(小宮璃央)
 イケメンカメラマン。
 好美は「端正な顔立ち、無邪気な瞳で、一挙一動を見るだけで都会の喧騒を忘れる」と評価する。
 女性の食事する姿に創作意欲がみなぎる性質。
 
【原作】東田基『イケメン共よ メシを喰え』(ふゅーじょんぷろだくと)
【脚本】ニシオカ・ト・ニール、上野詩織、村田こけし、國吉咲貴、豊田百香
【監督】副島宏司、永江二朗、山嵜晋平
【オープニングテーマ】Dannie May「ぐーぐーぐー」(SKID ZERO)
【エンディングテーマ】チョーキューメイ「心を照らせ!」(神宮前レコード)
【プロデューサー】山本博紀(テレビ大阪)、麻生英輔(TBSグロウディア)、上野境介(キャンター)
【チーフプロデューサー】岡本宏毅(テレビ大阪)

超感想中心の評価考察・レビュー

毎回イケメンと美味しそうな食事が出てきます。

「イケメン共よメシを喰え」このタイトルから、凄く男くさいドラマなのかと見てみたのが始まり。

想像とは違い、主人公は乙女ゲームが好きで、イケメンオタク設定。

イケメンがご飯を食べていると食欲が湧き、その途中で毎回妄想するという今までのグルメドラマと違い斬新な設定だった。

取材のために好美が「企画になりそうなイケメンとお店を探す」というのが毎回のお約束。

主人公:好美を演じた筧美和子は細身だけれど、食べっぷりが良かった。

とっても美味しそうに毎回食べてくれます。

イケメンも色んなタイプのイケメンが出てくるので、その人物に合わせて好美が勝手に恋愛妄想するので面白い。

最初は、好美の声で「これはイケメンの〇〇だわぁ~~」の「だわぁ~~」の声があまり好きになれませんでしたが、だんだん慣れてきて、どうでもよくなってきました笑。

好美の小食が凄すぎる!

主人公の好美は「小食設定」だけれど「チーズケーキ1個も食べれない」という設定が凄すぎる。

そこまで小食な人を、今まで現実で見たことがないから、正直驚きました。

「きっと胃も小さいんだろうな」と思いますが、イケメンで食欲が湧いてきたのはいいが

食事の量が男の人と同じ量を平らげているが、胃袋にちゃんと入るのだろうか。

そこだけが疑問でした。

イケメンが毎回出てきますが…。

毎回、イケメンが登場しますが、この中で一番カッコいいと思ったイケメンはやっぱり細見くんだと思いました。

好美が初めて食欲が湧いたきっかけを与えてくれた、会社の後輩。

好美の食べっぷりを見て、惚れてしまいます。

しかし好美は恋愛に疎いので、細見くんがそれとなくアタックしているのに気が付かない模様。

同じ会社で働いているけれど、細見くんと好美が一緒に食事したのは1話のみで、ストーリー上すれ違うことが多く、一緒にご飯を食べる機会がない。

最終話でやっと、好美と細見くんが一緒にご飯を食べれますが意外な事実に気が付きます。

ドラマの感想まとめ

いままでに見たことがないグルメドラマでした。

ストーリーは凄く濃い訳ではありませんが、お手軽に観れるドラマです。

竹中直人さんも出演しているので、クスっと笑いを誘ってくれます。

しかし、毎回美味しい料理とお店を紹介してくれているのですが、それよりも「今回のイケメンは誰かな?」「今回の好美の妄想は?」そんなところばかり気になっていたので、私自身あまり料理の方を覚えていない気がします。

恐るべし妄想笑。

最終回は、ハッピーエンドなのか、よくわからない感じで終わりました。

続編はあるんだろうか…?

と少し気になります。

-yumichi-