『シャザム!』夢の魔法パワー映画ビッグへのオマージュたっぷり!<ネタバレ>:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『シャザム!』ファンタジーコメディアクション映画!魔術師から突然魔力を渡されたビリーは"シャザム"と唱えるとスーパーパワーを持ったムキムキナイスガイに変身!ヒーローパワーを無駄遣いして巻き起こす騒動に本物の悪が加わり戦うヒーロー映画。
おバカを旨くミックス!DCエクステンデッド・ユニバースの7作目にあたるおバカなヒーローが誕生
コメディ要素たっぷりの本作は大人も子供楽しめるおすすめの一本です。
あらすじ
幼いときに母親と生き別れになったビリーは里親の家を転々として誰ともなじめない15歳の少年だった。
新しい里親のバスケス夫妻の元に身を寄せる。そこには5人の少年少女が住んでいた。その中のヒーローに憧れる足の不自由なフレディがいじめられているところをビリーが救う。そのいじめっ子達から逃げている時にビリーは、魔術師が待つ「永遠の岩」へ転送されて素直な清い心があるからと超スーパーパワーを託される。
スーパーヒーローShazam(シャザム)はヒーローに変身するためのヒーローの名前
スーパーパワーの使い方を親友のフレディとおバカな研究をしながら、小悪党を対峙していると、悪の魔術師が現れて「力をよこせ」と言う、スーパーヒーローは街を救いながら悪を倒せるか・・・
合わせて読みたい 、MIHOシネマ[詳細ストーリー]
[showTable]映画情報&キャスト
『シャザム!』 2019年 アメリカ
【原題】Shazam!
【監督】デヴィッド・F・サンドバーグ
【脚本】ヘンリー・ゲイデン
【原案】ヘンリー・ゲイデン
ダーレン・レムケ
【原作】フォーセットコミックス『キャプテン・マーベル』
クリエイター
ビル・パーカー
C・C・ベック
【製作】ピーター・サフラン
【出演者】
シャザム:ビリー・バットソン
アッシャー・エンジェル(こども)
ザッカリー・リーヴァイ(おとな)
魔術師シャザム(ジャイモン・フンスー)
Dr.サデウス・シヴァナ(マーク・ストロング)
フレディ・フリーマン
ジャック・ディラン・グレイザー(こども)
アダム・ブロディ(おとな)
ダーラ・ダドリー
フェイス・ハーマン(こども)
ミーガン・グッド(おとな)
メアリー・ブロムフィールド
グレイス・フルトン(こども)
ミシェル・ボース(おとな)
ユージーン・チョイー
イアン・チェン(こども)
ロス・バトラー(おとな)
ペドロ・ペーニャ
ジョバン・アルマンド(こども)
D.J. コトローナ(おとな)
新しいヒーロー シャザム!
オトナじゃないコドモのヒーロー
良くも悪くも、『シャザム!』は、キャッチコピーとトレーラーを見るとほぼ映画の全てがわかります。想像通りの展開をしていきます。
ご安心下さい。ただ、それだけではぜんぜん終わりません。映画のシーンの随所に笑いのネタと期待を裏切らない安定したヒーロー物の安定感があります。
DCコミックの、少しおちゃらけた展開が実にらしい。
DCエクステンデッド・ユニバース
DCエクステンデッド・ユニバース(DC Extended Universe (DCEU))は、日本ではDCフィルムズ・ユニバースとも言われます。その中では、本作は第7作にあたります。
『アクアマン』ちょい悪のどや顔、海のキャラの次作にあたる重要な節目と思われます。
合わせて読みたいアクアマン
映画の中でも色々と次に繋がりそうなネタを展開しています。
ミドルクレジットでは、悪の魔道士Dr.サデウス・シヴァナが獄中からイモ蟲からなんだか示唆されています。新たな巨大な力を持つヴィラン誕生の予感です。
エンドクレジットでの、フレディとシャザム(ビリー)の実験で魚に話かけているのは、完全に『アクアマン』をディスっているように思えます。いえ、同じシリーズなのでディスっていると言うよりはシリーズ次作以降への重要な示唆でアクアマンとの棲み分けなのだろうと思います。
DCEU シリーズ
DCEU を列挙しておきます
こうしてみると、バットマン以外は”超人”が多いのが特徴なのがよくわかりますね。
- マン・オブ・スティール
Man of Steel - バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v. Superman: Dawn of Justice - スーサイド・スクワッド
Suicide Squad - ワンダーウーマン
Wonder Woman - ジャスティス・リーグ
Justice League - アクアマン
Aquaman - シャザム!
Shazam! - ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)
DCコミック シャザム名前の秘密と『キャプテン・マーベル』
シャザムは、特異な歴史を持っています.原作は『キャプテン・マーベル』です。
あれ?不思議に思いますよね。マーベルシリーズの、『キャプテン・マーベル』と別物なんです。
以下にまとめました。
アメコミの世界の色々な確執から、
登場したシャザム! マーベルコミックの『キャプテン・マーベル』と『シャザム』の確執と、同じ年度に映画が公開されるのももの凄い因縁を感じます。
合わせて読みたい『キャプテン・マーベル』
シャザムの能力
多少原作の力を借りて、以下のように整理しておきます。
- 飛べる
- 力が強い
- 足が速い(神速)
- 指から光線が出る
- 能力を分かち合える(シャザム ファミリー)
- 目から光線は出ない
原作と名前からはS-H-A-Z-A-M、映画のビリーはまだまだ能力を開花できていませんが情報処理の能力・宇宙空間でも生活でる・あらゆる魔法(稲妻ベース)であったり未知数なもの多数ですね。
- Solomon(ソロモン)の叡智
- Hercules(ハーキュリーズ)の剛力
- Atlas(アトラース)の体力
- Zeus(ゼウス)の全能
- Achilles(アキレス)の勇気
- Mercury(マーキュリー)の神速
映画の感想
キャプテン・マーベルじゃなかった、シャザムは色々な背景を考えると感慨深い物があります。
名前もシャザムに変えて良かったのではないでしょうか。Shazamの必然性も産まれましたし。オトナでもコドモで楽しく見ることの出来る映画で、DCコミックのDCUEに弾みがついたことは間違い無しです。
個人的には劇中で使われる各音楽も、楽しかったです。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でもそうですが、70-90年代の曲を積極的に使って映画を盛り立ててますよね。アイ・オブ・ザ・タイガーに、載せて光線を発射するなんて、景気が良すぎです。
- クイーン/Don’t Stop Me Now
- サバイバー/アイ・オブ・ザ・タイガー ※ロッキー
また、劇中にコレでもかってぐらい小ネタを仕込んでいるのも好きです。
特にエンドロール・クレジットが楽しくてしょうが無い。
思いつくところから
- 波動拳
- 足ピアノシーン 映画『ビック』へのオマージュ 多分映画そのものがビック+ヒーローなため
- バットマンVSスーパーマン
- 最後のシーンでSが胸についたヒーローをシャザムが連れてきた
- バットマンのグッズ
- スーパーマンのグッズ
- エンドロール・クレジットでのアメコミヒーローを総ディスリまくり
- ビリー達が通う学校の名前が、前進のコミック会社
個人的には、フレディを見ているときに、あることばかり頭をよぎっていました。
フレディが大人になったときに、原因がわかりました。すっきり。
なんと、オトナのフレディーはアダム・ブロイが演じています。そっくりすぎて、あの天パとか喋り方とか、癖があるなぁと思っていたんですよね。こういう小ネタも好きです。
まとめ
楽しく見れること間違いなし!
色々なコミックの遍歴なんか知らなくても、小ネタ知らなくても十分楽しめます。
おすすめの作品になります。
独善的評価[5段階]としては
映像・音楽 5
キャスト 3
ストーリー構成 4
初見で読み取れない謎 4
いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、に面白い作品と思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません