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『US』襲い来る自分の影!捨てられた存在の逆襲に恐怖:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-04-20

映画『US』は2019年公開のアメリカ映画!一世を風靡した『ゲットアウト』と同じくジョーダン・ピールによるプレゼント第2弾!本当にこの監督は天才じゃあ無かろうかと思わせるにに相応しいホラー映画で、奇想天外な設定であれど時折見せる首をキュッと締められるかのような恐怖が際立ちます

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

襲ってくるのは「us」(私たち)!?経験したことのない恐怖に全神経が逆立つ!!

まさに、そんな感じのキャッチコピーです。以前、超おすすめスリラーとして紹介した『ゲット・アウト』で、鮮烈なデビューを飾った天才ジョーダン・ピール監督

ゲット・アウト』でドハマりしていたので、自分的にも彼の第2作目である『Us』は、期待大で観始めてしまいました。かなりハードルを上げた状態で観てしまったわけです・・・が(^^♪

やってくれました!

これだけ上げたハードルを見事にクリア。前作に負けず劣らず面白い!!さすが天才です。
まあ、部分部分理解不能なところもありますが、ホラーの新しい形を作っていくっていう才能に恵まれています。

始まりは1986年のカリフォルニア州サンタクルーズ

両親とともにサンタクルーズの遊園地を訪れた幼いアデレードは、ミラーハウスに迷い込んでしまい、そこで自分にそっくりな少女と出会った彼女は、ショックで失語症になってしまう。その後、成長したアデレードは失語症を克服しゲイブと結婚するが・・・ゾーラとジェイソンという2人の子供にも恵まれ、ある日家族とともに再びサンタクルーズを訪れた彼女だったが、夜に自分たち一家にそっくりな顔をした赤いつなぎを着た4人組が現れたことから、恐怖のどん底に突き落とされるこおになる。凶暴な彼らは家に侵入しアデレードたちを襲い始め・・・

以降、ネタバレ含みます。

そう。勘の鋭い人はすぐに気づいたかもしれませんが、家の外に現れた4人の正体はアデレード一家のクローンです。クローンである彼らは政府の実験により作られましたが、計画が途中で頓挫し地下に長い間閉じ込められていたという設定です。

1986年にアデレードが迷い込んだミラーハウスの中には、クローン達の住む地下と通じるエスカレーターがありました。アデレードのクローンであるレッドは、迷路に迷い込んできた自分と同じ姿のアデレードに出会い、彼女を地下に監禁して、自らがアデレードとして地上に出て行ったのでした。

地下のクローン達は、獣のように唸るだけで言葉を話せません。アデレードが失語症になったのは、この理由からきているものでした。物語としては、アデレードとそのクローンであるレッドが互いに生き残りをかけて殺し合うという話です。ですが、天才ジョーダン・ピール監督!

そんな単純な話で終わるわけがありませんね、前作と同じく、多くの伏線やメッセージをちりばめています。

その前に、この映画でぜひ注目してほしいポイントを3つ!

コメディ、音楽、主演女優

前作より色濃くなったと感じたコメディ要素、
監督自身がコメディアンや俳優として活躍していた人物・・・ということもありますが、そこに同じくコメディ畑出身であるニコラス・モンスールの編集が加わり、緊張感が張りつめる中でもいい感じに笑えます。

もう一つのポイントは音楽
ゲット・アウト』でも観客の緊張感を煽る独特の音色で存在感を発揮したマイケル・エイブルズ。
今回も彼の音楽は凄かった!

最後に、強烈に印象に残るのが主演を務めたルピタ・ニョンゴ!
2013年に『それでも夜は明ける』でアカデミー助演女優賞を受賞したことでも知られる彼女ですが、本当に同じ人?!というくらい、絶妙に2役を演じ分けています。なかでも、地下での生活を強いられアデレードへの復讐だけを考えて生きてきたレッドの、悲しさを滲ませる狂気の表情は圧巻です。

それでは本作に込められたメッセージを探っていきます。

前作の中では、人種差別をテーマに、潜在的な差別意識を浮き彫りにするなどしていましたが、本作ではさらに政治的なテーマを投げかけています。

地上と地下。光と影。富裕層と貧困層。

それをハッキリと感じさせるラストのシーン

車を運転しているアデレードは自分がクローンであることを思い出します。彼女は自らが地上に出てきて幸せを噛み締めたことを理解し、笑みがこぼれます。そして、助手席に乗っていたジェイソンはそんなアデレードを見てそっとお面を被ります。(ジェイソンは、レッドとアデレードの最後の会話をロッカーの中で聞いていて、本当はアデレードのほうがクローンであるという真実を知っている)

彼は「見て見ぬフリ」をしたのです。そう、光の当たる地上で生活する富裕層の人間が、地下で影の生活を強いられている貧困層の人間の苦悩を見て見ぬフリをする、この世界の現状を描写しているのです。

ジョーダン・ピール監督が「私たち」に投げかけている本当の問いを感じると、恐怖だけではない色々なものが見えてきます。この映画はかなり深い。それに多くの伏線があります。

総じて、面白い!この一言

1度だけでなく何度も観る事をおすすめします!

結局コラムなのか考察なのかわからなくなった〆形で、ようそろう!

― hogeru -

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