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『ホーム・アローン』いたずらは泥棒に勝つ!クリスマスの名作映画!!:動画配信・ドラマ感想あらすじ考察

映画『ホーム・アローン』は、1990年11月16日(アメリカ・カナダ)、1991年6月22日(日本)で公開された作品。主演はマコーレー・カルキン、一人の少年が家族旅行で家に取り残され、上を狙う泥棒をいたずらで撃退する

大家族のマカリスター家がクリスマス旅行へ行くことになるが、5兄弟の末っ子ケビン・マカリスターが一人取り残されてしまう!

8歳の少年ケビンが、家族が帰ってくるまでに、

「一人でどう生活していくか」「家を守っていくのか」が見どころ。

兄弟に生意気な口を叩いていても、しょせんは8歳。

体はちいさく、かわいく見える。

しかし、8歳とは思えぬ頭の良さと度胸には驚くばかり。

笑いあり、感動あり。心温まる、ホームコメディです!!

そんな作品で、おススメ度は

☆4のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

舞台となるのは、シカゴに住む裕福な家庭で、子沢山の大家族でもある「マカリスター家」

彼等は休暇を利用し、親戚を連れて15人でのフランスのパリでクリスマスを過ごす為

旅行を計画していた。

しかし、旅行出発の朝、全員が寝坊してしまう。

家族は慌てて空港へと向かったが、その際に

前夜に長兄・バズ・マカリスター(デヴィン・ラトレイ/石田彰)とのトラブルを起こした罰として

屋根裏部屋で寝ていた8歳の少年ケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン/折笠愛)

1人家に取り残されていた。

ケビンの母親・ケイト・マカリスター  (キャスリン・オハラ/武藤礼子)が

途中でケビンがいない事に気が付き、一人別行動を取り、ケビンのいるシカゴへ向かう

一方、ケビンはうるさい家族がいなくなった事を喜び、自由な1人暮らしを満喫しますが

2人の泥棒達がクリスマス休暇で誰もいなくなった家である「ケビンの家」を狙ってやってくる。

家が狙われていることを知ったケビンは、家人(大人)がいるように見せかけ、

家を守ろうとするが…。

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映画情報&キャスト

映画情報&キャスト

『 ホーム・アローン』/1990年11月16日(アメリカ・カナダ)、1991年6月22日(日本)公開。
【監督】クリス・コロンバス
【製作・脚本】ジョン・ヒューズ
【製作総指揮】マーク・レヴィンソン、スコット・ローゼンフェルト、ターキン・ゴッチ
【撮影】ジュリオ・マカット
【音楽】ジョン・ウィリアムズ
 
【キャスト】
・ケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン/折笠愛)
・ハリー・ライム(ジョー・ペシ/青野武)
・マーヴ・マーチャント(ダニエル・スターン/安原義人)
・ピーター・マカリスター(ジョン・ハード/富山敬)…ケビンの父    
・ケイト・マカリスター            (キャスリン・オハラ/武藤礼子)…ケビンの母
・バズ・マカリスター(デヴィン・ラトレイ/石田彰)…ケビンの長兄
・フランク・マカリスター(ゲリー・バンマン/有本欽隆)…ケビンの伯父
・レスリー・マカリスター(テリー・スネル/秋元千賀子)…ケビンの伯母
・リニー・マカリスター            (アンジェラ・ゴーサルズ/鷲角ゆか里)…ケビンの長姉
・ミーガン・マカリスター(ヒラリー・ウルフ/渕崎ゆり子)…ケビンの次姉
・フラー・マカリスター            (キーラン・カルキン/矢島晶子)…ケビンの従弟
・ジェフ・マカリスター            (マイケル・C・マロンナ/田中真弓)…ケビンの次兄
・ヘザー・マカリスター            (クリスティン・ミンター/冬馬由美)…ケビンの従姉
・トレイシー・マカリスター(センタ・モージズ/本多知恵子)…ケビンの従姉
・ロッド・マカリスター(ジェディダイア・コーエン/合野琢真)…ケビンの従兄        
・ソンドラ・マカリスター(ダイアナ・キャンピーヌ/鈴木沙織)…ケビンの従姉        
・ブルック・マカリスター(アンナ・スロットキー/川田妙子)…ケビンの従妹            
・マーリー(ロバーツ・ブロッサム)…ケビンの隣人 
・ガス・ポリンスキー(ジョン・キャンディ/玄田哲章)…ポルカバンドのリーダー    
・ミッチ・マーフィー(ジェフリー・ワイズマン/坂本千夏)…ケビンの向かいの家の少年      
・アイリーン(ビリー・バード/島美弥子)…ケイトに航空券を譲る夫婦の妻  
・エド(ビル・アーウィン/北川米彦)…ケイトに航空券を譲る夫婦の夫          
※吹き替えはソフト版のみ表示。

超感想中心の評価考察・レビュー

ケビンの家族達。

映画が始まると、大きな家に、どれだけ子供達がいるんだ?と驚きますが

・ピーター・マカリスター家は5人の子供(ケビン含む)。

・フランク・マカリスター家は5人の子供。

・パリに転勤したケビンの叔父の娘、1人。

計11人もいます!!

それに、両親×2で15人ですね。

※今回は「パリへ転勤した娘の父の家へ向かう」予定

になっているのでその子の親は含まない。

そのお陰で、家はバタバタしていて、何故かケビンがいつも邪魔者扱いされたり、からかわれたり。

長兄のバズ至っては、年が離れているにもかかわらず、ケビンが「これしか食べれない」というピザをワザと全部食べて大騒動となった。

ここまで観た時は「冷たい家族だな」「本当に血がつながった家族?」と思い

屋根裏部屋で寝ろと言われたときは

「ハリーポッターと賢者の石(2001年:ダニエル・ラドクリフ)」

ハリーが押し入れで寝泊まりしているのを思い出したほど。

人数が多すぎて、遅刻しそうだったのはわかるが、

それを理由にケビンを忘れて空港まで行ってしまったのはどうかと思った笑。

こんな感じの家族だから

ケビンを置いてきたこに気が付いても、「しかたないわね、帰国するまで留守番させましょ」

という展開になると思っていたのですが、意外だった。

母親のケイトは「ケビーーン!!」と叫び、電話をかけまくる。

どこもクリスマス休暇中なので、新たに飛行機のチケットは空きが出るまで手に入らないと言われた。

ケイトは、自分一人だけでも帰国すると残り、老夫婦にチケットを譲って貰うよう、自分が身に着けている高価なアクセサリーなども付けるから譲ってくれと必死でお願いする。

さらに最後は、シカゴまで行く車に乗せてもらい、長距離を移動した。

母親だけが心配しているのかと思ったらそうでもなかった。

母親と同時に父と兄弟達がケビンの為に、飛行機で帰って来たのが、ホロっときました。

ケビンの泥棒退治。

「ホーム・アローン」の一番の見どころと言えばここではないでしょうか。

小さい子が、知恵と勇気で泥棒退治する場面!

ケビンの設定は8歳だけれど、実際の8歳の子供がここまでの知恵は回らないと思う。

大人でも怪しい笑。

でも、子供らしい発想で泥棒を退治していくストーリーはコントを観ているようで凄く楽しいです!

大人がいるように見せかける為に、映画に合わせて仕掛けをしたり、ハンガーを使って離れた建物へ移動する姿は、「約束のネバーランド(2020年:浜辺美波)」を思い出しました。

しかし、この2人の泥棒、何故か極悪に見えなくて愛嬌があるんです。

ちょっとドジなところがコントっぽくていい。

ケビンが玄関の階段に水をかけておいた所が凍り、泥棒がそこを通ると何度も滑るシーンがドリフっぽい。

そんなに、滑るところを何度も行こうとする?と突っ込みたくなります笑。

隣に住んでいるマーリーじいさん

マカリスター家の隣に住んでいる無口なマーリーじいさん。

家の前で時折、シャベルで除雪作業を行っている姿が、怖い雰囲気を漂わせているように見えるらしい。バズの作り話で「実はあのじいさん、シャベル殺人鬼なんだ」と言われ、避けていたが、本当は普通の心優しい人。

ケビンが教会でマーリーじいさんに会い、お互いの悩みを打ち明けます。

ケビンは「神様に家族なんて消えてしまえ」と思ってしまった事。その後、本当に消えてしまった事。

マーリーじいさんは「息子と喧嘩」をしてしまい、孫にも会えなくて悲しい生活を送っている事。

その事で、殺人鬼ではなくいい人と認識する。

その後、マーリーじいさんはケビンが泥棒に追い詰められた時、

泥棒達を背後からシャベルで殴り気絶させ、ケビンを助けます。

エンディングでは、家族が戻って来たケビンが窓を見ると

マーリーじいさんの姿が。

なんと、息子夫婦と孫と再会していました。

マーリーじいさんはケビンに気が付き微笑んでいましたが、このシーンが一番感動しました。

映画の感想まとめ

ここまで有名な映画ですが、実はこの前初めて観ました。

「ホームアローン2」をかなり前に見たことあるんですが笑。

最初はケビンも家族も、お互いを邪魔者扱いしていたけれど

「一緒に居られることがなによりも大切だったと」気が付いたことが

クリスマスプレゼントにだったんですね。(マーリーじいさんも)

何も考えずに観れる映画でさらにお笑いと心が温まるお話つき。

クリスマスといえば、恋人たちのイベントと思われがちですが

この作品は家族の大切さを教えてくれる作品でした。

-yumichi-