『99.9-刑事専門弁護士- SEASON I』キャッチコピーは 「無実を証明できる確率、0.1%。」:動画配信・ドラマ感想あらすじ考察
ドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASON I』は、TBS系「日曜劇場」枠で放送されたドラマシリーズ作品、主演は松本潤で、0.1%にこだわる型破りな弁護士・深山大翔(松本潤)が逆転不可能な事件に挑む!
松潤が挑むのは弁護士!
そう、深山はマイペースで飄々とした性格、さらに奇妙な癖があり、とても変わり者の主人公。
所属している「班目法律事務所法務部刑事専門ルーム」の
佐田篤弘(香川照之)と、深山の絡みが漫才のようで、
このドラマの見どころの一つでもあると言っても、過言ではない!
他のメンバーも個性的で魅力的!
1話完結が多いので、どの話から観ても楽しめると思っています!
☆5のおすすめ(5点満点)
感想中心となります
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレなし
日本の刑事事件では、「一度逮捕、起訴されると99.9%有罪となってしまう」と言われている。
残りわずかの0.1%の可能性にかける刑事専門弁護士たちの熱き戦いを描く!!
弁護士・深山大翔(松本潤)は確かな実力がありながらも、
「真実」を追求するこだわりを持ちながら収入の乏しい刑事事件のみを扱っていた。
ある日突然、有名巨大法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)から、
新たに設けることになった「斑目法律事務所法務部刑事専門ルーム」の専門弁護士として
ヘッドハンティングされ、万年司法試験挑戦者の明石達也(片桐仁)と共に入所することになる。
深山がこの事務所で初めて担当する依頼は「ネットショップ社長殺害事件」だった。
被疑者の赤木は、事件当時は眠っており、記憶が無いと主張する。
しかしその主張する時間帯には、赤木の姿が防犯カメラに映っており、目撃証言まで出てくる。
赤木の弁護を担当する深山は、「無実の証明」そして「真実」にたどり着く事ができるのか。
映画情報&キャスト
『99.9-刑事専門弁護士- SEASON I』/2016年4月17日~6月19日放送
【脚本】宇田学
【トリック監修】蒔田光治
【音楽】井筒昭雄
【法律監修】國松崇、犀川治、松井正広
【ナレーション】石塚運昇
【主題歌】嵐(ジェイ・ストーム)「Daylight」
【プロデュース】瀬戸口克陽、佐野亜裕美
【キャスト】
・深山大翔(松本潤)
・佐田篤弘(香川照之)
・立花彩乃(榮倉奈々)
・斑目春彦(岸部一徳)
・明石達也(片桐仁)
・藤野宏樹(マギー)
・戸川奈津子(渡辺真起子)
・志賀誠(藤本隆宏)
・落合陽平(馬場徹)
・大友修一(奥田瑛二)
・丸川貴久(青木崇高
・稲葉(小市慢太郎)
・佐田由紀子(映美くらら)
・佐田かすみ(畑芽育)
・坂東健太(池田貴史)
・片岡加奈子(岸井ゆきの)
超感想中心の評価考察・レビュー
深山と佐田の駆け引きが秀逸すぎる!
このドラマで一番好きだったのは、深山と佐田が反発しながらも、仲がいいのか悪いのか。
という雰囲気がとっても好きでした。
上司でありながら、深山に半分おちょくられている佐田先生。
そのお気に入りのシーンをピックアップすると
◇深山に辛い飴にすりかえてびっくりする佐田。
◇「この件には、もうかかわるなよ!!」と佐田は深山に念を押すが
その後、佐田の言う事を聞かず「勝手に動き回っている深山」を発見し、
また激怒する佐田。(ドラマ中では、あるあるパターン)
◇佐田が帰宅すると、何故か奥さんと一緒に帰りを待っている深山。
「なんでお前が勝手に人の家に上がり込んでいるんだ!」と佐田が深山に激怒。
(深山は佐田を見ながらニヤニヤしてる笑)
…他にもこういうシチュエーションは色々ありますが、
二人が絡むと笑えるので、「早く絡んでくれないかなー」と楽しみになっていた。
そんな深山に、佐田はいつもイライラしていますが、
深山が閃いた時に出てしまう「親父ギャグ」には通じるものがあるらしく
この時だけは、嬉しそうな顔をして「かなわないな」と認めてます。
※しかし、佐田が言う親父ギャグに深山は殆ど認めていませんが笑。
深山は他に、依頼人に事情聴取する際に、「まず、出身地から教えてください」等
依頼人に「事件とは関係のない細かい質問」ばかりします。
「それ、重要ですか?」と聞くと。
「はい、重要です」と答える。
それを見ていた佐田は、そんなこと重要じゃないし時間もない!と、深山にいつも文句を言っていたが、
深山が事件を解決するごとに
「まず、出身地からおしえてください」という、細かい質問が重要だったことに気が付きます。
最後の回に近づいてくると、佐田は深山のやり方を認めたのか
「まず、出身地から教えてください」と、深山のと同じセリフを依頼人に質問をしているのが、可愛い笑。
この凸凹コンビがドラマを面白くさせている。と言っても、本当に過言ではないと思ってます!!
斑目法律事務所法務部刑事専門ルームのメンバー達も見逃せない!
このドラマは弁護士ばかりなので、登場人物は真面目な人ばかりだと思っていたんですよ。
でも観てみると、このドラマの登場人物は個性的な人物でコミカルな人達ばかりでした!
まず、このドラマのヒロイン「女弁護士の立花彩乃」
向上心こそは強いが、彼女は鼻につくタイプではない。
さらに個性的なのが、「大のプロレス好き」で、携帯の待ち受け画面はオカダ・カズチカ。
故に携帯の着信音はオカダの入場曲を使用しており、度々この着信音がドラマ中に響いている。
ドラマの中で立花は、向かってくる相手にプロレス技をかけるシーンもあり、かなりのマニアだともいえる。
他には、深山と付き合いが長い、明石達也も凄く変わり者!
酷いケガを負っているにもかかわらず
実証実験の時は、体を張り「明石、いっきまーす!」(※きっと昔のアニメ:ガンダムの「アムロ、いっきまーす」)と進んでする。
さらに体がボロボロになりながら…。
その明石の得意技といえば、「防犯・監視カメラ」提供の許可を得る為の、「土下座寝?」だ。
このドラマの中では、土下座を超えたものが、土下座寝(うつぶせになって寝た格好)らしい。
この土下座寝を観た人達は、「ふざけたやつだ!」と言うが
明石は土下座寝で「お願いします!」と粘ると
「…、こんな頼み方されたらしょうがねぇ」と、いつも許可を得られる。
私だったら、変なやつがきた!と警察呼ぶかもしれない笑。
更に他の弁護士達も、重要人物と比べると見劣りはしますが、個性的です!
たまに登場する「法務部企業法務ルーム」の志賀と落合は性格が悪そうで
深山のいる「刑事専門ルーム」に敵対心を抱いており、こいつらは敵キャラだと思っていた。
しかし、志賀は戸田、落合は立花に好意を抱いるので、2人に良いところを見せようと
「刑事専門ルーム」に度々協力してくれる場面があり、クスっと笑ってしまう。
こんな個性的な登場人物が多い「seasonⅠ」の登場人物だけれど
「seasonⅡ」になると少し変わってしまう。
特に立花役・榮倉奈々さんが、seasonⅡになると「彼女はアメリカへ留学」というかたちで
このドラマのヒロインが変わり、登場しなくなってしまったので、とても残念だった。
小料理屋「いとこんち」に現れる女性客・片岡加奈子(岸井ゆきの)
「班目法律事務所」の登場人物達以外にも
深山の従兄弟が営んでいる「小料理屋【いとこんち】」で訪れる客も個性的で楽しみでした!
※ゲストは、ほぼ、プロレスラーが多かった。
「いとこんち」に度々訪れる女客で、深山に恋心を抱いている片岡加奈子。
加奈子は深山に執着するも、まるで相手にされないシンガーソングライターですが
そこが面白くて、またいい笑。
加奈子役を演じているのは、岸井ゆきのさんです。
彼女は、ドラマ「#家族募集します(2021年7月放送)」で出演していましたが
ここでも99.9と同じように、売れないシンガーソングライターとして出演していました。
ここではシングルマザー役だけれど、ミュージシャンを目指している部分
型破りで、自分を押し出す性格などが、このドラマの加奈子役とキャラが少しかぶっている気がしていました。
受賞歴、視聴率等
【受賞歴】
・第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞…最優秀作品賞、ドラマソング賞
・第20回日刊スポーツ・ドラマグランプリ2016年度…助演男優賞(香川照之)
・2016年TV LIFE年間ドラマ大賞…助演男優賞(香川照之)
【視聴率】…request.01…15.5%、request.10…19.1%、平均視聴率…17.2%
映画の感想
弁護士のドラマですが、コミカルなシーンも沢山あり、全てが重苦しい雰囲気ではないのが良かった。
時折ギャグやとぼけた出来事が入り、音楽もそれに合わせた音源だったりと
全体のバランスやテンポがとてもいいドラマだったと思います!
そして、このドラマは2018年にはseasonⅡが始まり
2021年12月30日に映画版が公開となりました!
そして映画公開日前日スペシャルが2021年12月29日に放送されました。
映画はまだ観ていませんが、どのストーリーも面白かった!
また型破りな弁護士たちが、どうやって事件を解決していくのか楽しみです!!
-yumichi-
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