『ザ・プール』究極のシチュエーション映画 評価・考察 ネタバレ

2019-12-13

『ザ・プール』はタイの映画で、ある男が恋人と一緒に飛び込みプールに閉じ込められるというシチュエーション映画、ハリウッド映画でなくともアイデア次第でここまで出来る。映像も綺麗なうえ色々な小憎らし設定が地味に随所で効いている。xxパニックと一言でくくるなかれ。

あらすじ

プール管理人のデイは、貧困ながらも恋人のコイとラブラブ中。

コイはデイとの結婚を夢見るが、デイは自身の生活でもままならない状態。コイとの恋愛関係の進展し家族になることに臆病になっている。

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飛び込みプールは取り壊しが決まっていて、ある映画撮影でプールが使われ、それがデイのプールでの最後の仕事になった。

映画の撮影で出演した愛犬と一緒に映画撮影を手伝い、祝賀会などプールの最後を楽しんだ。

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デイは、撮影後に飛び込みプールの最後を惜しむかのように、プールにビニールのエアベットをうかべ日光浴をしていた。オーナーはプールを取り壊し、自分は数ヶ月の旅に出ると言って、デイに最後の戸締まりを任せて、プールの排水を開始する。

デイは、排水中のプールでうっかり寝てしまい、起きたときには既に高さ6mのプールの半分3mぐらいの位置まで水位が下がっていた。

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デイは、なんとかプール脱出に向けてもがくが、無理にひっかかりに指を引っかけて指の爪を剥がしてしまう。何も無いプールの底で、ただ時間が過ぎていく。

愛犬もプールサイドにつながれたまま、吠えるばかりだ。

時間が過ぎて、疲労がたまってきたところ、動物園から逃走したワニが突然と現れ、愛犬に襲いかかってきた。ワニは愛犬との威嚇している中、プールへ滑り落ちてしまう。

デイはワニを常に牽制しながら、脱出を試みる。そんなデイに連絡の取れないコイが、ラッキーなことにデイを探しにプールに来るが、飛び込み台で足を滑らせて頭を強打し、そのままプールに落下してしまう。

コイは頭を強打したため、気を失ってしまう。デイはワニからコイを守りつつ、脱出方法を再び探し始めるのだった。。。。。

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映画情報&キャスト

『ザ・プール』 2018年 タイ

監督 ピング・ランプラプレング
脚本 ピング・ランプラプレング
出演者
デイ  :ティラデート・ウォンプアパン
コイ  :ラットナモン・ラットチラタム
ラッキー:愛犬

シチュエーションスリラー 男と女+ワニ

いろいろなサイトや、海外のサイトでは評価がかなり低い。
「えーなんで低いんだろう?」かなり面白かった。

通常ではあり得ないシチュエーションだけに、色々考えさせられた。雰囲気的には、昔観たアメリカ映画の『フローズン』(アナ雪じゃ無いよ)に似ている。

ワニが出てく必然性は、落ちていた新聞紙1枚で表現して、筋が通っている。

プールだけでも、大変なのに、
 ・子持ちのワニ。
 ・怪我した子持ちのコイ。
 ・糖尿病持ちのデイ

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イヤイヤ、そりゃあ無いでしょの状況が立て続けに起こる。

普通、水を排水しているプールで寝込んでしまうような事が発生するかな?いくら気持ちが良いからと言って。この辺は最初からワニがいたから、プールから上がることは出来なかったとかやりようがあっただろうに。

ワニと戦える男はそういない。『クロコダイルダンディー』くらいだ。
デイは、逃げる場所の無いプールで、ワニと一緒に寝れてしまうし。身体をかじられ、食べられても平気だったし。
糖尿病のインスリン注射は欠かせないけど不死身と言う訳のわからないすごさだ。

デイは、不思議に思わなかったのかな。
何故、ワニの口の中にガムテープがあるのか?
あれは、よくわからない。ワニはガムテープが好き。

デイは、ガムテープで寝ているワニの口を縛ればいいのに、釣り竿になんかして無駄に消費するし。

不運、偶然、必然どれも結果は一緒

デイは、「なんで不運なんだろう?」、でも不運では無く自業自得の所も多々あり、この辺が映画の小ネタになっていく。

とはいえ、随所に”不運”が、重なることがこの映画の面白いところだ。

コイだって、水位を見ないでプールに飛び込もうとするから、足滑らせるし。
愛犬ラッキーだって、足を滑らせて転落・首輪がしまって、窒息死。

犬ってあんなにどんくさいかなー。動物はもっと警戒するような気がする。

ワニの卵を食べたら、そりゃあ、怒るよワニ。。。

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ワニの卵をデイとコイで、散々食べたくせに、自分たちのおなかの子供の会話をしているし、
死んだとはいえ、愛犬をロープ代わりに上ってしまうデイ。

排水溝で溺れ死にしそうになるコイ。(排水すりゃあいいでしょ。ドラム缶を抜いてさ。)

こういう、相反した映画の”振り”が、この映画のダブルスタンダードを強調させて、緊迫した究極のシチュエーションをより鮮明にしリアリティをかえって持たせてる。

さんざん、書いたが嫌いじゃ無い。
もの凄く面白かった。かなりネタバレしてしまったが、退屈せずに一気見できた。

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賛否両論あるだろうが、
”ほげる”は、本映画は超おすすめの一本で、作品的に評価わかれるが、個人的にはかなり高評価だ

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      4
 キャスト       3
 ストーリー構成    4
 初見で読み取れない謎 4

いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、最高に面白い作品と思います。