『シャレード』おしゃれなサスペンス 評価・考察・ネタバレ

2019-12-24

オードリー・ヘップバーンとケリー・グラントがおりなす、サスペンスいやはや、ラブロマンスなのかはたまたコメディか。パリの街の中をおしゃれにポップに展開していく。

あらすじ

物語は、列車の中から男が転落するところから始まる。

シーンが変わり、雪の積もる山岳部のレストハウスにて、

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レジーナは友達のシルビーとその子供とスキー旅行に来ていた。

年の離れた主人のチャールズとうまく一いっていない様子。そこにアメリカ人のジョシュアが現れて、主人のチャールズは有名な銀行家なので知り合いであるとの、花sのきっかけを作り、レジーナと会話を始める。

レジーナとジョシュは、お互い会話の駆け引きをして、会話を楽しむ。

ジョシュアは、主人のことを。
レジーナは離婚する決意を伝えて楽しんでいる。

レジーナがスキー旅行から自宅のパリへ戻ると、家財道具一切合切なくなっていた。

何者かが盗んだように部屋中あれていた。途方に暮れるレジーナのもとにパリの警察が立ち寄り、主人のチャールズが列車から転落して死亡したことを告げる。

スキー旅行先で言葉を交わしたジョシュアがレジーナに会いに来る。
新聞に主人の事故をみたので、助けたいとのことだ。

死亡した主人のチャールズの死と、その死の原因を探り、
何故家財道具を売り払い、逃亡する羽目になったのかジョシュアとともに、レジーナは謎を解明していく。。。。。

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映画情報&キャスト

『シャレード』 1963年 アメリカ
Charade
監督  スタンリー・ドーネン
脚本  ピーター・ストーン
製作  スタンリー・ドーネン
出演者
ジョシュア   ケーリー・グラント
レジーナ    オードリー・ヘプバーン
パーソロミュー ウオルタ・マッソー

トレイラー(予告編)では、冒頭のセッションで
「サスペンス」「コメディ」「ロマンス」の3色が混じり合っていくスーパーインポーズでアニメすることから、制作側もサスペンス・ラブロマンス・コメディのどの要素も入っていることを意識して、狙って作っている。

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ひねりの効いたストーリー

豪華なキャストが方向性を決めている

サスペンスなのか、コメディなのか、ラブロマンス
どれかわからない中途半端な映画とあなどることはない。

要素として出演者で分けられる。
 ケリー・グラント:サスペンス
 オードリーヘップバーン:ラブロマンス
 ウォルター・マッソー:コメディ

非常にわかりやすい。
こういう整理がいいと思う。

ケリー・グラントは、さすがヒッチコックで鍛えたサスペンス色を出しまくっている。本当は何にも怪しくないのに。色男ぶりに少し違和感を覚えるが、この時代の映画はこんなものかもしれない。

オードリー・ヘップバーンは、ケリー・グラント演じるジョシュアにどんどん惚れ込んでいく、役どころ。こんな素敵な女性に愛されるとは幸せなやつだ。
いささか、ケリー・グラントに惚れる必然性がないが、
レジーナは色濃いが好きなのだろう。
離婚決意=>
 未亡人=>
  即ケーリー・グラント好きになる
と節操はないが、なんでもゆるせてしまう。

そして、コメディはウオルタ・マッソーだ。
登場した瞬間から、怪しさ満点。
ポンポンと歯切れの良い演技は、痛快だ。

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注目はオードリー・ヘップバーンの円熟した可愛さ

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オードリーヘップバーンは、とにかく美しい。この役者経験を積ん中期になると円熟した艶っぽさがある。

『ローマの休日』で見せた、無邪気さが、したたかさに変わり、

『ティファニーで朝食を』で見せた、
街の男性にすがっていきていく女性の艶っぽさが加わっている。
彼女の魅力はとどまることを知らない。

このあとの作品として、田舎の品のない、田舎娘がレディーに成長していく
『マイ・フェア・レディ』に繋がる重要な転換期だと思う。
”喜”の要素がふしぶしに入り始めている。

参考:合わせて読みたい。
「オードリー・ヘップバーンの魅力をもう一度」

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リズミカルな映画音楽

主題歌は、ヘンリー・マンシーにの重厚な音楽だ。
個人的には、リンク参照先の、オープニング曲を気に入っている。

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まとめ

”ほげる”的には、最高におすすめの一つ!

とにかく、オードリー・ヘップバーン一色の映画に、
ケリー・グラントとウオルタ・マッソーのスパイスをきかせた、
軽く見られる、”おしゃれ”な映画だ。

『 シャレード』

の意味も 「ジェスチャー・ゲーム」 らしい。
まさに、この映画を表している。


独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       5
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎 3

いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、最高に面白い作品と思います。