映画感想『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』トム・クルーズが贈るアクションホラー映画だけど残念すぎる評価

2020-03-20

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』はユニバーサル映画がかつてのホラー3部作を現代でリブートする第1作品目!アメリカ軍のニックがエジプトのかつての女王アマネットのミイラを採掘してしまったことから、呪いをかけられ、呪いを払うためにロンドン中を巻き込んで大冒険するアクションホラー映画!

トム・クルーズ自身が制作に加わっていない作品としては、昨今では珍しい本作品

ユニバーサルとして、ダークユニバースと言う新シリーズとして満を持して、企画立案して公開した本映画ですが、興行成績としてはあまり振るわなかったようです。

時代は現代、アメリカ軍あり、科学技術あり、ジキルとハイドありとなんでもありのこの映画ですが

ミイラをも復活させて、ダークユニバースさああ、MCUに対抗するぞー

と来ましたが、

正直いまいちでした!

それでは、以下見ていきましょう

あらすじ ラッシュ

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』イメージ画像
公式 youtube.cmより

アメリカ軍所属のニックとクリスは、考古学者ジェニーとともに、イラクのとある町の空爆された跡地に1500km以上離れているエジプトの遺跡を発見した。
中は広い洞窟のような地下空洞になっており、そこに納められ捕獲されていた呪われた女王アマネットの墓の封印を解いてしまう。
ニックはミイラのアマネットから「選ばれしもの」として、烙印され。クリスは毒蜘蛛に刺され死者の傀儡となってしまう。アマネットはニックをセト神として二人で世界を支配しようとたくらむ、そのためには宝石のはまった短剣を使った儀式でニックを刺しニックの人格を葬らねばならない。

ニックとジェニーは無事アマネットの魔の手から逃げとおすことが出来るか・・・

あわせて読みたい詳細あらすじはMIHOシネマさん参照

映画情報&キャスト

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』 2017年 アメリカ
【原題】The Mummy
【監督】アレックス・カーツマン
【脚本】デヴィッド・コープ
    クリストファー・マッカリー
    ディラン・カスマン
【製作】アレックス・カーツマン
    クリス・モーガン
    ショーン・ダニエル
    サラ・ブラッドショー
【出演者】
ニック(トム・クルーズ)
 :アメリカ軍の軍人、墓場泥棒をしようとして
  アマネットに「選ばれしもの」とされ、セト神が憑依する
ジェニー(アナベル・ウォーリス)
 :考古学者
アマネット(ソフィア・ブテラ)
 :古代エジプトで王族を絶滅させた
  呪われし女王、ミイラ
クリス(ジェイク・ジョンソン)
 :アメリカ軍の軍人、ニック同様
  アマネットに操られるが死んでいる状態
H・ジキル博士(ラッセル・クロウ)
 :プロディジウムと言う組織を率いて
  悪を検証する(裁く、滅ぼす)
  自身もハイドと言う二重人格(悪)を宿している

超感想中心の評価考察

ユニバーサル youtube.comより

アクション映画として「ミイラ再生」のリメイク

本映画はユニバーサル映画による、『ミイラ再生』のリメイク作品です。このミイラ作品ですがユニバーサルのゴシックホラーの三部作の一つです。

「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」と原作を持った作品からヒットを飛ばしたユニバーサルが、オリジナル作品で本作までに「ミイラ再生」を4本ほどオリジナルストーリーで作っています。

そのうちの1作品が、『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』になります。

ブレンダン・フレイザーが所狭しと暴れまくり、ところどころコメディ要素も盛り込んだ既定のミイラ映画ではなくホラー+冒険+コメディで大成功を収めました、あのハムナプトラです。

そうです。本作品を見ていて、ハムンプトラに似てんじゃんと思った、この感覚は正しいのです。

だって、ユニバーサルの「ミイラ再生」を原点にした作品ですから。

どっちが、面白いかと言われると、

正直軍配はハムナプトラが断然おもいろいです

トム・クルーズは味噌漬けちゃった(付けたのでなく、漬けちゃったね)かなってくらい外しました、汚点になりかねないですね。

ダークユニバース (DARK UNIVERSE)

作品全体が、伏線にならない伏線を散らばしまくって、アクションなのかミステリーなのか、コメディなのかホラーなのか全体的にすっきり来ないんですよね。

その原因は、おそらくシリーズものを意識して制作しているところだと思います。

冒頭のタイトルシーケンスで出てくる

「DARK UNIVERSE」

ユニバーサルが、マーベルやDCに対抗しようとしたのかゴシックホラーを原題とする同ダークユニバースシリーズとして企画して、本作品を1作品目に選んだんですね。

そのため本映画の中の、そこかしこにその伏線やシリーズを意識したシーンだらけで、

全体的に取っ散らかっています。

なので単品としてみると、「はー?つながってないよー」ってことになります。

見どころ、ダメなところ

”ほげる”的に以下のように思っています。

見どころ

  • セト神が憑依して主人公が不死身になる
  • 十字軍までさかのぼって描いている(架空だけど)
  • アクションは全体的にいい
  • アマネット女優はいい!

ダメなところ

  • ジキルとハイド(収集つかない)
  • 最後にセト神残ってしまうご都合主義なところ
    (神残ったら何でもありじゃん)
  • コメディとホラーがどっちつかず
  • ラッセル・クロウが苦労してる。まったく活きていない

関連の前作にあたる『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』では、アクション+コメディの要素に思いっ切り振っていますので、見ていてもリズムもいいし面白いのです。

本映画は、シリアスが入ったり、ロマンスが入ったり、トム・クルーズかっこよく決めすぎてミスキャストかと思うくらいです。

しかもホラーや、妙に悪と叩く組織を出してみたり、十字軍持ってきたり

全部散らかりすぎ!

こうしてみるとトム・クルーズより、ブレンダン・ブレイザーくらいの3枚目を装えるキャラクターが丁度いいのかもしれません。

ほげる的 注目キャスト

散々な作品感想と、トム・クルーズ批評でしたが、トム・クルーズは好きな俳優だけに頑張ってほしいですね。こういう作品で落ちるのは惜しすぎます。

トム・クルーズも円熟を増してきていますからそろそろアカデミー賞レースに名乗りを上げる常連になってほしいですが、本当にこういう自分がプロデュースしない映画で、微妙なブロックバスターに出る必要あるのアかなと思っちゃいますね。

個人的には、『レインマン』『7月4日に生まれて』『ワルキューレ』で賞レースを逃していますから、金字塔になる作品を何か作ってほしいと願うばかりです。

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Nbcユニバーサル エンターテイメント

あせて読みたいトム・クルーズ『ワルキューレ』

一方で、一人気になる女優さんがいました

呪われた女王のアマネット役、ソフィア・ブテラです。

『キングスマン』や『スター・トレック BEYOND』のジェイラを演じるなどスタイルのいいアクション女優くらいに思っていたのですが、なかなかどうして、今回の悪の女王ですがいい表情してましたね。

エジプトの女王として、ミイラの女王としてトムと渡り合います。

素顔が美人なのに、化粧してもったいない感じですけどね。

時折見せる、笑顔やキリっとした表情はヒロインのアナベル・ウォーリスを食っていますね。

彼女はトム・クルーズの相手役と言ううには花がないというか平凡過ぎで、マイナス方向でとがった特徴もなく普通の美人で、あまり印象が残りませんでしたからね。

汚れキャラにもなれないですしね。

彼女は『アナベル 死霊館の人形』で主演をして脚光を浴びています。『TAG タグ』で新聞記者役もやっていました。

海外の評価 2020/03時点

ほげる的に結構さんざん酷評してしまいましたが、海外評価サイトも似たような評価してますね。

一般視聴者からも評価点が低いです。

下手したら、私より評価が低いです。(笑)

トム・クルーズでなくていいじゃんって感じと、やはり詰め込みすぎなのが透けて見えているコメントが多いですね。

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
34
User rating5.4/10
ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
16
Audience35

映画の感想まとめ

結構前評判や、予告編としては期待できる内容なんですけどね。

予算かけて制作している割には。。。って感じなんですよね。

しかも、ダークユニバースシリーズは、本第1作品で公開終って、次作が決まっていなのが実情です。

シリーズが続いていけば、少しは伏線が活きたかもしれませんがね。

✔トム・クルーズが好きな人
✔トム・クルーズかっこ悪くても好きな人
✔ゴシックホラー好きな人

こんな人ならこの映画おすすめで、好きだと思います。
が、多少覚悟は必要です。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       3
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎 2