映画感想『アップグレード』夢のテクノロジーで人間が見るのは明るい未来か希望か悪夢か

映画『アップグレード』は映画『SAW』シリーズの脚本・製作総指揮のリー・ワネル監督が手がける近未来サスペンス!未来テクノロジーに馴染めない自動車整備工のグレイは妻と平和に暮らしていたが、あるとき襲撃事件に巻き込まれ妻のアシャが殺され自身も脊椎の損傷を受け首から下が動かなくなった。妻の知り合いの天才技術者エロンから首への埋め込み型先端でデバイスSTEMを紹介され非合法ながら移植を決断する

リー・ワネル監督・脚本による、近未来サスペンス映画

ほどよく技術の発達した近未来

主人公は手に職的な、昔ながらの旧車をレストアしたり改造したりするところに、

AIだとか、最新デバイスとか

ウルトラ最先端技術でなんかミスマッチ~

って思ってると

嫁が殺され、自分も脊椎を痛めてとんでもない目に遭いますが。。。先端科学が彼をよみがえらせていきます

なんか、どっかで効いたことあるようなストーリーですが

ある意味色々期待を裏切ってくれるので楽しめます

そんな、本作のおすすめ度は

3のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

AIや自動運転が発達した近未来、そこでは犯罪を抑止するためにドローンが空を埋め尽くし、自動運転やAIが程なく発達している社会だ。その世界の中で、グレイ(ローガン・マーシャル=グリーン)はエンジン搭載の手動運転を必要とする旧車の自動車整備工をしている。

テクノロジー会社のマネージメント層として働く妻アシャ(メラニー・バレイヨ)と平和にの暮らしていた。
あるとき二人で出かけたときに、急に自動運転されている車が暴走して、自動車事故を起こす。その直後、車から引きずり出された、グレイトアシャは無残にも強盗団に襲撃され、アシャは命を奪われ、グレイは首筋に銃弾を受けて、脊椎を損傷するのだった。

ドローンが飛び交う監視社会でも、犯人の特定はされずに、女刑事コルテス(ベティ・ガブリエル)は犯人の手がかりを掴めずにいた。グレイは、脊椎を損傷したことで、首から上が動かない状態となっていた。

そんなグレイのもとに、妻と親交のあった天才科学者エロン(ハリソン・ギルバートソン)から連絡があり、そのグレイの境遇を助けることが出来るという。エロンはSTEMと言われるICチップに似た、それ一つでマルチ機能を持ったAIに匹敵するデバイスを首に埋め込むことで、手足への信号を増幅して補正して、付随を治すのだという。そのデバイスを使用するには、非合法であるが、グレイの許可を得て埋め込み手術をすることになる。

グレイは、どのみち全身不随であることから、手術を許可する。手術後に目が覚めたグレイ!

手足に確かな感触が戻り、動かすことの出来なかった手足が空に動かせるようになり驚異の回復を見せるのであった。グレイは一人、妻の殺害現場の監視映像を見ていると、ふと頭の中で声がし始める

その声は自身をSTEMと名乗った。首に埋め込んだデバイスがしゃべりはじめたのだ。
STEMの協力を得て、妻アシャ殺しの犯人を突き止めるべく、グレイは行動を開始する。

映画情報&キャスト

『アップグレード』
【原題】Upgrade
【監督】リー・ワネル
【脚本】リー・ワネル
【製作】ジェイソン・ブラム
    カイリー・デ・フレンヌ
    ブライアン・カバナー=ジョーンズ
【出演者】
グレイ・トレース(ローガン・マーシャル=グリーン)
 :旧車の整備士、事件に巻き込まれ妻のアシャが死に自分は頸椎より下が不随になる
コルテス(ベティ・ガブリエル)
 :女刑事
エロン(ハリソン・ギルバートソン)
 :天才科学者、STEM(ステム)の開発者
アシャ(メラニー・バレイヨ)
 :グレイの妻で、先端技術会社の社員

超感想中心の評価考察

シネマトゥデイ youtube.comより

天才・記載リー・ワネル監督の書き下ろし

本作は天才リー・ワネル監督・脚本による、近未来SFサスペンスん部類に入る復讐アクションとでもいましょうか、そういう部類に入ります

リー・ワネル監督と言うと、真っ先に浮かぶのが『SAW』シリーズです

本作は、そんなSAWのようなおどろどろしい、ものではなく

人間の身体がそこまで、出来たら良いな?的な進化ではあく、あるデバイスによる強制的な身体能力を手に入れることから始まります。

事件をきっかけに、身体が脊椎損傷によって全身麻痺となった主人公のグレイ!

普段は、旧車をいじって、

かっこいい8気筒サウンドをとどろかせていました。

そのグレイが、妻の殺害に巻き込まれて全身不随となってしまいます。

不条理な暴力に突然巻き込まれるのです。

この辺には仕掛けがあって、『SAW』と同じ、それにさえ理由がありました。

そんな主人公のグレイが、妻を殺した犯人を突き止めるべく、AIチップの力を借りて独自の調査を始めるのですが、そんなに上手くはいきません。

AIチップが暴走をはじめて、容疑者を次々と過剰暴力で殺していきます。・・・・

怖いですねー

このへんに『SAW』の魂があるような気がします。

ヒントは、リー・ワネル監督は、『インシディアス』でもメガホンを取っています。

そうです、のっとられる・憑依される系は、大の得意なのです・・・

エイリアンの次はAIかよ主演のローガン・マーシャル=グリーン

主演のローガン・マーシャル=グリーンは、本作ではAIチップの手助けを借りて全身麻痺を克服していきます

ローガン・マーシャル=グリーンと言えば、『エイリアン コヴェナント』『スパイダーマン ホームカミング』等で、重要な役割を演じています。

私が知る限り、まともな役はないのですが、

『インビテーション 不吉な招待状』では、主役の頭の狂っている風だけど、実は一人正しい役を演じています。

本作では、AIに見事に操られて最後には・・・

自分の意思のないロボット的な役割ですが、不条理なご無体な要求はお手の物ですね。

合わせて読みたい『不吉な招待状/インビテーション』

映画感想、解説 少しネタバレああリ

本作『アップグレード』は、ある意味意表を突かれました

想像していたのは、誰でも想像できそうな範囲で、全身麻痺の主人公がAIチップを搭載したことで、バリバリのスーパーマンに生まれ変わって、悪人をバッタバッタ切り倒して、

見事に妻アシャの敵を討つのでした~

ってのを想像していましたが、

かなーり、違いました(笑

まず、すんごい違和感を感じるのは、主人公の、

カクカクした動き。

この動きが、まず人間ぽくないところが、うけます!

さらに、グレイトAIチップのSTEMとの会話は何で個々コマで脊髄に密着しているのに、耳の側に骨伝導で伝達しないと駄目なんだけっけ?

目から見える情報は、ものすごい情報粒度で処理できるのに。

そのわりに、情報伝達も『マトリクス』みたいに、頭にインストールするのではなくて、手書き!

めっちゃローテク!

技術とやれることのアンマッチ感が半端ないです

もっと出来ることはいっぱいあるだろうに。

実際問題、ラストでわかることですがSTEMの本体は、何処にあるのか?

これがキーポイントになります。

STEMの本体、すなわちAIですが

どこかのサーバーにあって、首筋に埋め込まれたチップがそれを補完するのなら、これほど不完全で可愛らしいAIは無いですね。

漫画ですが、柴田昌弘の『フェザータッチ・オペレーション』を思い出します。

どことなくSF,されどローテク

いまい感漂いますが、物語としては面白いですよね。

本体がが、首筋に埋め込まれたAIチップSTEMだとすると、これは間抜けなAIですね。一発勝負のアホですわ

映画全体的には、終わってみれば色々と言いたいことはありますが、ダマされたと言う言う意味では楽しませてもらいました。

ラストは、結局『マトリクス』のようなものですね。

あっちの世界の方が絶対楽しいです。

現実は、苦しいだけですので

海外の評価 2020/06時点

意外と批評家からの点数が異常に高い

ちょっと、これは高すぎだらろう。。。と思いながら

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
67
User rating7.5/10

ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
87
Audience87

映画の感想まとめ

AI,ローテクAI

手書き認証でなく、”手書き”AI

そんな、ローテクなのかハイテクなのか訳のわからないAIの真価です

いえ、進化です

色々と展開では裏切られることが多いので、面白い展開があります。

✔AIや近未来SFが好き!
✔バッドエンディングは、どんとこい!

こう思う人ならば、本作品は好きになれると思います

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       4
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎