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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』怪獣アクション必見!怪物の王を決める戦いは始まった:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-03-28

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』渡辺謙が出演する等、前作からの引き続き続編の形でゴジラシリーズの最終形態!日本のゴジラと違いアメリカならではのむっちりの体格で頂上決戦に挑む

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

GODZILLAは、2014年にアメリカ映画として放送され大きな反響を呼んだ。

日本のゴジラとは違い、がっちりとした体格や風貌、アメリカならではのテイストで映像化された。そして敵であるムートーなど、日本で放送されたモスラのような虫をイメージとしたようなモンスターも描かれていた。

そして今回のキングオブモンスターズでは、日本でのゴジラシリーズで登場したキャラクターも出現する。

勝つのはゴジラか、否か。ぜひ、その目で確かめて欲しい。

ゴジラの目覚めから5年、世界各地では休眠状態である大型モンスターがモナークにより発見され、研究されていた。研究員であるエマは怪獣たちを制御できる装置、’オルカ’で羽化したモスラの幼虫を制御することに成功する。しかし、オルカはテロリストに強奪され、’モンスター・ゼロ’と呼ばれるモンスターを目覚めさせてしまう。モンスター・ゼロと呼ばれる宇宙生物のギドラの呼び掛けにより世界中の休眠状態だったモンスターたちが目覚めてしまうのだ。


私の小さい頃、ゴジラの映画を見たことがあるが、それはそれは衝撃的だったことを覚えている。

私が見たのは平成版のシリーズで、ゴジラvsビオランテだったと思う。ゴジラの正体も、ビオランテの正体も分からないまま見ていたのを覚えている。そもそも、ゴジラの設定は海底で生き残っていたジュラ紀の生物が、水爆実験などにより地上にでてきたという設定だ。ゴジラが地上に現れる度に、放射能問題が大変なことになるだろう…

人間が住みやすい世界にするために、地球環境を代償として来たことは否めないのではないだろう

排気ガス、オゾン層の破壊、水質環境の悪化、地球の温度上昇、ゴミ問題。あげればキリがない

とくに、海のゴミ問題は近年とくに問題視されている。イルカやクジラの胃袋から大量のペットボトルやビニール袋が見つかり衰弱死したというニュースもあったくらいだ。そして、海水に船の燃料が流れ出してしまったというニュースも聞かれ、水質環境の悪化が懸念される

海の生物たちにとっては本当に住みにくい環境になってしまっているのではないだろうか。本当にゴジラやまだ生き残っている古代の生物がいたとすれば、明らかにいい環境とは言えないご時世だろう。

ギドラは目覚め、他のモンスター達も目を覚ましたことでゴジラとモンスター達の戦いが始まった。ギドラは、他のモンスターたちの頂点としてほかのモンスターを操り破壊活動をしていることが分かり、エマは自分のおかした過ちを激しく後悔する。

しかし、肝心のゴジラはオキシジェンデストロイヤーによって瀕死の状態になっており、回復にはエネルギーが必要であった。長年ゴジラの研究をしていた芹沢博士は、ゴジラを回復させるため自らの命と引き換えに核弾頭をゴジラのそばで起爆させた。そのエネルギーにより回復したゴジラは、最終決戦に向かうのだ。

オキシジェンデストロイヤーは、初めに日本の映画でゴジラを倒すために使用された武器だ。これは、水中の酸素を一瞬で破壊するもので水爆実験よりも恐ろしい、兵器として使われる可能性があるとして資料も全て消されたはずだったのだが…

どこかにそれを持ち出していたものがいたのだろうか。実際にそんな兵器があったら、海の生物たちは死んでしまい死の海となってしまうだろう。

ゴジラは、モスラの助けにより危機を脱しギドラを熱線により完全に破壊することに成功する。世界中から集まったモンスターは、ギドラではなくゴジラが真の王であると再認識し、ゴジラにひれ伏していく。

そして、人間たちはモンスターたちと共存していく世界となるのだ。

現実世界では考えられないが、例えばゴジラのようなモンスターがいたとする。そうすると、もう人間たちは、自分たちの認識の範囲を超えたものを’恐怖’という対象としてみてしまうことだろう。ましてそれが熱線を吐いたり、攻撃してくるのであれば尚更だ。’共存する’という選択肢は選ぶことが出来ないかもしれない。本作や、他の作品にもあるように自衛隊などを使っての攻撃や他国と協力して撲滅を試みるだろう。

きっと、学者がいくら言った所で理解を得るには時間がかかると思うのだ。私だったら、共存するか撲滅するかという選択肢は選べないと思う。

私自身はなんの力もないし、政府にお願いするだけしかできないのだから。
私は一人娘が助かるのであれば、共存するでも、撲滅でも、どちらでもいい。きっと、大切な人や守る者がいる人であれば、そう答える人が多いのではないだろうか?

ゴジラの物語もそうだが、もしもそれが起きた時を考えてしまう私は、ゴジラの奥深さも考えられたのかもしれない。あんなにデカいモンスターは、本当にいないことを祈るばかりだ。

― hogeru -

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