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『悪の教典』職業は教師、本性はサイコパスの狂気と思考過程を映像化した問題作:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『悪の教典』は2012年のサイコサスペンス映画!伊藤英明が扮するサイコパスの高校教師がとんでもないことをする作品で、原作の小説は本屋さん大賞や直木三十五賞を受賞している話題作

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

最近YouTubeを見ていて、とあるアイドルが映画の試写会で苦言を呈している動画を発見した。

映画の試写会かなんかだと思うのだが、そのアイドルが個人的にはこの映画は嫌いですと発言し話題になっていたのだ。試写会でそんなこというアイドルもすげーなと思う一方で、興味を惹かれてしまったのである

見事炎上商法に巻き込まれてしまったと思ったのだが、それが今回紹介したい「悪の教典」である。系統的にはバトルトワイヤル的な雰囲気もさもありなん

ということで、早速あらすじを説明しよう。

とある高校の英語教師である蓮実聖司は、端正なルックスと高い人徳をもった人気教師であった。生徒と保護者、そして同僚の教師からも高い人気と信頼を勝ち取っている一見教師の鏡とも言える存在の蓮実は、学校やクラスの様々な問題を解決するトラブルシューターという顔を持つ一方で、生まれつき他人への共感能力に乏しく、それ故に目的のためなら犯罪をも厭わないサイコパスとしての側面を隠し持っていた。トラブルを解決する一方で、トラブル解決のためには平然と人を害する彼のやり方は、徐々に常軌を逸した狂気の行動へと繋がっていく・・・

邦画としての出来はかなりいい映画なのではないだろうか。

個人的には、かなり好きな部類に入る。先日紹介した「神さまの言うとおりに」でメガフォンをとった三池崇史監督による作品、そちらはメタメタのちょっとダメな感じの映画だったが、こっちは相反して、かなりいい!

正直アイドルが否定したのは、映画への話題集めのためだと思うが、本人がリアルにそう思っているのだとしたら、どんな映画を見てきたのか逆に聞きたいくらいだと思った。

それくらい原作に忠実に、なおかつ主演の伊藤英明が蓮実という人気教師とサイコパスの側面を上手に演じていると思った。逆に言えば、二階堂ふみとかも生徒役で出ていたのだが、伊藤英明がいい意味で非常に目立っているのであんまり生徒達に印象はない感じ・・・若手の有名どこもかなり出演しているが記憶に残らず

ストーリーは単純で、蓮実がトラブル解決をする一方で、トラブル解決のために犯罪を平然と犯すので、段々とその隠蔽が難しくなっていき、最後は生徒を全員抹殺するという極端かつ狂気の行動をする様子を描いている。原作にも忠実で、小説版や漫画版を読んだことがあるなら、覚えている名台詞などもきっちり盛り込まれている。

例えば英単語のMagnificent(壮大な)を教える場面や、東大志望の生徒に対して東大ではなくTo dieと言い放つシーンなどがあげられるだろう。

個人的に残念だったのは、映画の後半で生徒をクレー射撃に使用するショットガンで襲いはじめた蓮実と対決する園田教諭との格闘シーンがなかったこと。熊殺しの異名を持つ園田に追い詰められた蓮実が辛くも勝利するのだが、映画ではそのシーンはカットというか園田教諭はそもそも宿直当番ではなく、学校にいなかった設定になっていた。

小説や漫画では愚地独歩並に強い園田との格闘シーンは見てみたかった気もするが、おそらくそういった強者を演じられる俳優がいなかったんだろうなぁと勝手に想像していたりする。あとセクハラ教師の柴原を山田孝之が演じていたのだが、演技力は文句のつけようがない俳優さんである一方でかなりのイケメンなので、そこがちょっと原作や漫画のイメージと乖離してるなぁと思ったくらいだ。

総じて言えば、邦画にしてはかなりの良作。ただし、

蓮実は結構な勢いで、しかも残酷な方法でバンバン人を殺したりするので、そういったのが苦手という人は注意が必要だと思う。

でも、正直あんなにバンバン犯罪してたら普通バレそうな気もするが・・・

サイコパスである一方で非常に優秀な頭脳を持つ蓮実さんがそこに考えが至らなかったのは非常に謎ではある・・・最後は精神異常者を演じながら警察に逮捕されることで死刑を逃れることを即座に思いつく頭脳があれば、違う方法も出来たんじゃないの?と突っ込まずにはいられない・・・

余談だが、当作品の蓮実にせよ、バトルロワイヤルに出てた桐山和雄(小説版)にせよサイコパス=異常な才能を持った天才として描かれることが多い一方で、国の決めたBR法に巻き込まれた桐山は別として、最終的に犯罪ばっかりやっていた蓮実については本当に天才だったのかなぁ?

ってかそんだけ優秀だったら普通に成功して行けたし、共感能力の欠如も隠し通せたはず

と思わずにはいられない今日この頃。

― hogeru -

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