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『糸』運命の人っていますか?:動画配信・映画感想あらすじ考察

映画『糸』は2020年の日本で公開された18年越しの時代を経て紡ぎつながる恋愛映画!中島みゆきの名曲『糸』に合わせて製作された映画!平成元年生まれの漣と葵の各々の数奇な運命と恋愛模様を丁寧に描いた作品。

映画ってよりもドラマ映画って感じの入りから始まり、

主人公の二人の各々の人生を節目節目をドラマ化して繋いでいくタイプの本作

中島みゆきの名作『糸』にインスパイヤされて、その歌詞を辿るかのように脚本されています。

主演は「あゝ荒野」「アルキメデスの大戦」などの主演作で大人気俳優の菅田将暉と『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』や『さよならくちびる』などの小松菜奈。

平成から令和にかけて生きる今時の若者たちの姿を丁寧に描いています。

個人的には、あっさりしすぎていて、なんかトレーラーでだいたいわかる感じの映画だったので、ちょっと厳しめでおすすめ度は以下

3のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

13歳の時に北海道、美瑛の花火大会で出会った漣と葵。
平成元年生まれの二人は初恋をするが、葵は一家で夜逃げをしてしまい、漣は母親の恋人から虐待を受けていた葵を見つけ出す。
幼いながらも、二人は函館近くまで逃げるのだが、警察に捕まり、離れ離れとなる。
八年後、二人は竹原の結婚式で再会するが、漣は葵と恋人の水島が一緒にいるのを目撃し、北海道に意気消沈し、戻ることに。
そして、チーズ工房で働く漣は先輩の香と付き合うようになり、結婚を考えるようになるのだが、再び漣の前には葵が現れる。

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本ページの情報は2021年09月時点のものです。
最新の配信情報は各配信サイトにてご確認ください。

映画情報&キャスト

『糸』2020年 日本
【監督】瀬々敬久
【脚本】林民夫
【音楽】亀田誠治
【撮影】斉藤幸一
【出演者】
高橋漣(菅田将暉)
:北海道で生まれ育ち、チーズ工房で働く青年。
園田葵(小松菜奈)
:漣と運命的に出会いながらも中学生の時に離れ離れになってしまう。
高木玲子(山本美月)
:葵の同僚で親友。
冴島亮太(高杉真宙)
:葵と玲子と一緒にシンガポールで事業を始める。
後藤弓(馬場ふみか)
:直樹の最初の妻。
村田節子(倍賞美津子)
:子ども食堂の女主人。
桐野昭三(永島敏行)
:香の父。
矢野清(竹原ピストル)
:葵の伯父。
山田利子(二階堂ふみ)
:直樹の2番目の妻。
富田幸太郎(松重豊)
:漣のチーズ作りの師匠。
桐野春子(田中美佐子)
:香の母。
園田真由美(山口紗弥加)
:葵の母。
竹原直樹(成田凌)
:漣の幼なじみで親友。
水島大介(斎藤工)
:ファンドマネージャー。
桐野香→高橋香(榮倉奈々)
:漣が働くチーズ工房の先輩。
高橋結(稲垣来泉)
:漣と香の娘。
佐々木(片寄涼太)
:水島の部下

超感想中心の評価考察・レビュー

中島みゆきの楽曲『糸』と『ファイト』

中島みゆきといえば、たくさんの素晴らしい名曲があるシンガーソングライター!

なんだか、彼女の出身地が北海道と言うこともあり、映画も北海道の美瑛を中心に描かれているので、東北とか北海道って曲のイメージがめっちゃ合います

中でも、「糸」は結婚式の定番曲になり、歌詞もあまりに印象的で、若い人々から年配の方達まで幅広い世代が知る曲となっています。

その「糸」をもとに、映画化したものが本作!

いつか出会って、絡み合う横と縦の糸・・・

情緒的ですがすがしい位に綺麗ですね

個人的には、もう一つの楽曲『ファイト!』が、心にしみました。

カラオケで主に歌われていましたが、連の幼馴染の竹原の妻である、二階堂ふみ演じる山田利子が東日本大震災で被災したことにより躁鬱病にかかって鬱の時に、この曲を竹原がカラオケで歌います。この時の『ファイト!』歌詞の内容があまりに、インパクトが強くて、恋愛映画なのにゾゾって来てしまった次第・・・

いや、流石に情念の女王の異名をとる名シンガーソングライラ―の曲

人の心を鷲掴みですよ

平成を生きる二人

平成元年に生まれた漣と葵。

二人は運命的に出会い、さまざまな困難に立たされながらも、強く結ばれた絆が印象的です。

節目節目に必ず出会う二人ですが、それぞれにパートナーがいたり、一歩を踏み出す勇気が無かったり、タイミングが合わなかったりするのです。

見ていてかなりじれったいのと、そんな偶然に何回も会うことある?というツッコミを入れたくはなりますが、徐々にもう会わせてあげてよと思わされてきます。

あまりにも悲しい出来事が多すぎるので、ラストに近づくにつれ、二人だけでも結ばれてほしいと思わずにはいられなくなります

まあ、でもここまで出会っても結ばれなかったら、それもまた運命と諦めるのではないかと思いますけどね。

最後には、お互いパートナーがいなくて、何か足りないところを埋めるかのようにお互いが引かれてくっついていきます。

製作側が、誰もがハッピーに思える作品を目指すとしていたことなので、まあ狙った通りでしょう。

しっかし、日本人ネイリストってシンガポールであれほど人気とは。。。意外なビジネスチャンスってあるんですねー

菅田将暉:振れ幅すごい名優だね

注目したいのが、やっぱり菅田将暉!

男でも惚れるっていうのかなー、本当に振れ幅が凄い俳優だと思う、才能の塊ですね

本作では、鬱屈とした気持ちを抱えたまま、人生で何をして何を目指すべきかわかっていない青年を演じています。かっこよくもないし、泥臭い、不器用な青年。

その演技がはまってるんですよね、なんか弱弱しい感じもあり。

一方で、出演する他の映画やドラマでは、不良の役から先生の役まで、なんでもこなしますね。

つぶしの利く俳優です

本作では、『花束みたいな恋をした』の麦に似た感じの雰囲気ですけど、中身は全然違います麦は現実派!、本作の漣は、何をしていいのかわからない、葵との一件を引きずりながらいじけて生きている青年が、どんどん自分で出来る事の幅を広げていくアクティブ派!

まあ、葵との一見はおいておいても、チーズ作りは応援したくなります

助演になるのでしょうか榮倉奈々の演ずる桐野香(蓮と結婚し子をもうける)がガンで亡くなってしまいます。なんか、本当に悲哀たっぷりで病弱になっていく演技がはまります。生来の明るいキャラが、その真逆の雰囲気が本当に気持ちが入ります。『余命1ヶ月の花嫁』でも同じ役回り、絶対制作者側はねらっていますよねw

その他に山元美月など出ていますが・・・ファンの方はごめんなさい。棒ですね

平成に起きた出来事

今は令和という元号ですが、本作は平成を生きた若者二人の話となっています。

平成には、様々な出来事がありました。
リーマンショックや津波の災害も本作では描かれ、私達も記憶に新しいので、その辺りで親近感を覚えた方も沢山いらっしゃったと思います。

また、近年問題になっている幼児虐待やニュースなどでもよく見かける子供食堂なども描かれており、詰め込みすぎた感は否めません。

しかし、二人の軌跡を見ながらも、平成を振り返る映画としては、30代の方達は共感する人も多いのではないでしょうか。

脚本としては、無理矢理感は否もない部分も多少ありますが、演技力が確かな俳優、女優総出演というキャストのおかげで、かなり見応えのある作品に仕上がっているように思えます。

映画の感想まとめ

本作はキャストがかなり豪華ということと、中島みゆきさんの「糸」という名曲の映画化ということで、かなり話題性が高い作品だと思います。

正直、内容が詰め込みすぎだなと感じる部分もかなりありますし、最近の若者に寄せたような内容にうんざりするという雰囲気も否めませんが、キャストの芝居力でカバーされたような印象があります。
そのために、見応えのあるものとなっているように感じます。
特に、香役を演じた榮倉奈々さんがあまりに印象的でした。

また、平成の出来事を振り返りながら、二人を見守るような作品の作り方がとても印象的ですし、好感を持てる作品です。

「糸」が好きな方、菅田将暉ファンの方、恋愛映画が好きな方にはオススメです。