『パンク侍、斬られて候』確かにパンク?江戸でもパンクでカオス!ちょい酷評覚悟の不思議映画 ネタバレあり:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『パンク侍、斬られて候』は、町田康による小説を原作とした2018年公開されたドタバタ時代劇風のコメディ映画!主演は綾野剛、宮藤官九郎の脚本なので、のるかそるか!酷評も辞さない姿勢なんだと思う
綾野剛さん主演で
なのですが・・・・
あまりにも奇想天外なストーリーだったので
出演者が口を揃えて
「宣伝の仕方が分からない…」といった作品
嬉しいのか悲しいのか、それが一定の評価につながっているという摩訶不思議設定・・(^^♪
とにかく、それでも面白ければ良し
おすすめの作品です!
と言いたいところですが、B級なのか、突き抜けた映画なのか判断つかず
人を選ぶだろうな・・・
☆2のおすすめ(5点満点)
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレなし
舞台は江戸時代
とある街道に一人の浪人・掛十之進(綾野剛)が、巡礼の物乞いを突如斬り殺した!
その事を咎めた黒和藩士に掛十之進は
「この者たちは“腹ふり党”なる新興宗教団体の者で、
いずれこの土地に恐るべき災いをもたらすはず」と噓をつき、
「それを防ぐ為、自分を士官させよ」と言う・・・
しかし巡礼たちは“腹ふり党”とは全く関係なく、“腹ふり党”もすでに解散していることが判明した。掛十之進は自分の立場を守る為“腹ふり党”を復活させようとするが・・・
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[showTable]映画情報&キャスト
『パンク侍、斬られて候』 2018年 日本
【監督】石井岳龍
【脚本】宮藤官九郎
【原作】町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫刊)
【音楽】森俊之
【主題歌】セックス・ピストルズ「アナーキー・イン・ザ・U.K.」(ユニバーサルミュージック)
【エンディングテーマ】 感覚ピエロ「夜のスピード」(JIJI INC.)
【出演者】
掛十之進(綾野剛)
ろん(北川景子)
黒和直仁(東出昌大)
幕暮孫兵衛(染谷将太)
茶山半郎(浅野忠信)
大臼延珍/ナレーター(永瀬正敏)
真鍋五千郎(村上淳)
オサム(若葉竜也)
長岡主馬(近藤公園)
江下レの魂次(渋川清彦)
大浦主膳(國村隼)
内藤帯刀(豊川悦司)
ろんの父(親 町田康)
超感想中心の評価考察・レビュー
B級映画っぽい題名だなーと思ったら…。
まず、この映画を観よう思う動機って
綾野剛と北川景子の掛け合い位だと思い、食指を伸ばしたんですよ
でもこの映画、時代劇にわざわざ関係のないパンクを混ぜてきたって感じが微妙だし、
題名もB級っぽいなぁ。、いやB級そのもの
ただ、キャストが凄いラインナップで、予想を外してくれると信じて鑑賞!
観ました。…すると…。話わけ分からなすぎ!!カオスすぎる!
何がしたいのかよく分からない!!
結果B級映画の方がよっぽど面白かもしれない…と感じてしまう始末・・・
キャスティングは良し 超人的剣客の綾野剛
映画の中で、「超人的剣客」と名乗っているのが、綾野剛
全般、嘘なのか本当の事なのか、自分を語ります。
映画を何度も断念しそうになるものの、いつか面白くなるかもしれないという思いで
最後まで見てしまった・・・
製作陣の方ごめんなさい・・・
でも、宮藤官九郎が脚本とみて、何故か納得・・・
腹ふり党って なんぞや?
一言で”腹ふり党”っていうと、藩(幕府)の転覆を狙う新興宗教団体
以上!
いや、そうね。
既に壊滅していた組織!
以上!
あ、いや、違うな、でっち上げようとしたら
復活した、新疆宗教集団!
ブログもかけないくらい、ハチャメチャです
ようは、この存在しない架空の組織、”腹ふり党”をめぐって色々な嘘が飛び交った後には、腹ふり党が復活して、さらに腹ふり党をめぐって、いざこざやサルまで出てくる
っていう、お話ですね
恋愛に発展しない 北川景子
妖しいキャスティングに
唯一まともだろうと思っていた、北川景子
なのですが、同じですな
“腹ふり党”の教祖や周りの皆もおかしなことになって一斉に踊りだしで
教祖のお世話をしていた、ろん役の北川景子も一緒に控えめに狂ったように踊るしまつ
同じシーンでは幕暮孫兵衛役の染谷将太は特に狂ったように踊っているので
何気にこのシーンが頭から離れません
主題歌は セックス・ピストルズ!
この映画の主題歌はパンク・ロックを代表する、
イギリスの伝説的バンド「セックス・ピストルズ」の1976年に発表された
「アナーキー・イン・ザ・U.K.」
セックス・ピストルズの楽曲は数々の映画作品で使用されていますが、日本映画の主題歌として公式に起用されるのは今回が初めてらしいです!
これだけは、良かった!
興行収入
こんだけの出演者を集めて
大がかりな台本とストーリーで、興行収入…3億円
これは、かなりやばい数字だと思いますね
まじで
映画の感想まとめ
全体的な感想としては、私の中の今まで観た映画の中で低評価
パンクを意識しているのは分かりますが、何がパンクなのかよく分からない(笑
ストーリーは繋がりがあるところはあるのですが、結局途中で最後のオチがどうなるか何となくわかっちゃうところが、賛否別れますね。
これで、落ち分かって、伏線もわかるんだから
「官九郎だろ?」って人は、きっとこの映画好きになれますね
そこでの北川景子さんの鋭い目つきのが、
この映画の中でよさげなところを見つけるとするなら
一番北川景子さんらしかったところ、目つき!
あとは、綾野剛は剣技になるとかっこよかったですね。映画「るろうに剣心」や「亜人」と同じようにアクションがかっこよく、凄く良かった
映画の最後にサルが出てきて、何故か喋りだしたり、その猿が大勢のサルを呼んで人間と合戦になったり。戦いと踊りが混ざり合って収集がつかなくなってしまっています。私には合いませんでしたが、こういうカオスな映画が好きな人は観てみてください。
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