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『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』死を選ぶのは誰の為?:動画配信・映画感想あらすじ考察

映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は2020年の日本で公開されたドラマ映画で安楽死を引き受ける医師の観方が変わる!子供の通報から安楽死を疑う遺体を見つけた刑事の犬養と高千穂。そこから、二人は安楽死へと導いたドクターデスの正体を暴こうとする。

これはね、タイトルで何のえいーがか想像がつきますわ

見てもらえばわかる通り、ドクター・デス

つまりは、安楽死を行うお医者様のお話

安楽死で思い出すのは、手塚治虫の『ブラック・ジャック』に出てくる、ドクター・キリコ

ブラック・ジャックにメンチ切って、白髪のおどろおどろしいお医者さん

ただただ、患者を救うために行う行為で、天命に逆らうってこと(医療)と、救える命を眠らせるイデオロギーの対決

本作は、どっちかってーと

そんな高尚なものではななく、ミステリー映画で、ドクター・デスははなっから犯人

でも、安楽死を考え直すのには丁度良い題材かもしれません

☆3のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

警視庁本部の指令センターに子供から父親が知らない医師に殺されたという通報が入り、いたずらかと思ったが、刑事の犬養と高千穂がその子供の馬籠大地の家へと向かった。
そこでは大地の父親である健一の葬儀が行われていた。彼は肺がんを患っていたが、心不全で亡くなったというのが死因だった。
だが、いつもの主治医が看取る前に別の医師と看護師が来たことを大地から聞いた犬養は健一の遺体の鑑定をすることに。
その結果として血液中のカリウム濃度が異常に高胃ということが判明するのだった。
また、大地の母小夜子を取り調べると、インターネットサイト上でドクターデスという名を名乗る医師に頼み、健一本人同意の元で安楽死を依頼していたことを聞き出した。
また、そのサイトが開設されたのは、2年前であるということから既に今まで何人もの人間を安楽死させているのではないかと余罪すら感じさせられた。
そこから、少しずつ捜査が始まっていくのだった。

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本ページの情報は2021年10月時点のものです。
最新の配信情報は各配信サイトにてご確認ください。

映画情報&キャスト

『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』2020年 日本
【監督】深川栄洋
【脚本】川﨑いづみ
【音楽】吉俣良
【撮影】阿部亙英
【出演】
犬養隼人(綾野剛)
 :破天荒で直感型の刑事。妻を亡くし、病気の娘がいる。
高千穂明日香(北川景子)
 :冷静沈着で頭脳派の刑事。犬養の部下。
沢田圭(岡田健史)
 :刑事。
室岡純一(前野朋哉)
 :刑事。
馬籠健一(松原正隆)
 :ドクター・デスにより安楽死させられた肺がん患者。
馬籠小枝子(ホーチャンミ)
 :健一の妻。ドクター・デスに依頼した。
犬養沙耶香(田牧そら)
 :犬養の娘。病気のため、入院している。
麻生礼司(石黒賢)
 :刑事で、犬養の上司。
寺町亘輝(柄本明)
 :浮浪者として暮らす。
雛森めぐみ(木村佳乃)
 :元看護師で、養鶏場で働く。

超感想中心の評価考察・レビュー

綾野剛と北川景子のW主演

本作は、『楽園』、『閉鎖病棟―それぞれの朝―』や『日本で一番悪い奴ら』などで知られる綾野剛と『ファースト・ラブ』、『スマホを落としただけなのに』などで活躍している北川景子のダブル主演の作品ですよ

まあ、面白くないわけがない!

二人の関係はバディーもののようにダメ先輩刑事と、しっかりものの荒廃部下刑事の役柄

綾野剛のダメ男と刑事ってのも意外とないキャラなので、新鮮味はありましたね

飛ぶ鳥落とす勢いの、綾野剛は、もう日本のエンターテイメントの世界、とかく銀幕スクリーンでは、彼が出ていないジャンルはないくらい活躍をしておりますしね。

一方で、北川景子の役柄は、やっぱり、気の強い系の融通の利かない感じの役柄

若干演技(というか役どころ)の幅が限られているなーと個人的には思っております、北川景子さん

まあ美人なので全て許されます。

『ファースト・ラブ』では話題はさらったものの、かなり作品としては残念だった印象が強かったのですが、まあこういう刑事物要素の強い作品のほうが、あっておりますよ

実話を元に描いた作品:中山七里原作

本作は、中山七里の「ドクター・デスの遺産」という小説が原作となっています。

本作は実話を元に描かれた作品として知られています。

実際にモデルにされた医師というのがアメリカの病理学者で、ジャック・ケヴォーキアンという人物です。

彼は1928年に生まれ、元医師で、末期病患者の積極的安楽死を肯定した人物です。

自ら自殺装置をつくり、自殺幇助活動をしていたことから「死の医師」とよばれるようになったそう。

1999年に殺人罪に問われて服役をし、2007年に健康状態が悪化したことで仮釈放されましたが、亡くなるまで、安楽死や尊厳死の活動を続けました。

2011年、彼は83歳で腎臓疾患の治療のため入院していたミシガン州の病院で死去しています。

本当にこんな人物がいたとはかなりの驚きですが、死を自由に迎えたいという考えは今から始まったことではないということなのでしょう。

安楽死へと導くドクター・デスの正体

本作では、ドクターデスは誰なのかとずっと刑事たちが追っていきます。

健一が死ぬ前に馬籠家に来た医師と看護師が怪しいと思われ、捜査をします。

医師は寺町という男で、看護師は雛森という女でした。最初は医師がドクター・デスと思われていましたが、本当のドクター・デスの正体は、雛森だったのですよ。

これには、びっくり

取り調べのおどおど感が、、、、

違う意味かと思っておりましたが、若干やられました

彼女はネット上でドクター・デスと名乗って、死にたいという依頼を請け負い、医師のように見せかけた寺町を連れ、治療を勝手に施していたのです。

確かに、寺町を演じる柄本さんはかなり医師のように見えるので、警察も騙されてしまうかも知れません。

ドクター・デスの動機

それでは何故、ドクター・デスは安楽死したいという人たちの手助けをしているのか?

と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

ネタバレになりますが、人助けではなかった

実に、雛森の異常な精神が原因

まあ、伏線からたぐると

彼女を取り調べた時に、雛森が言った言葉に全てが込められています

「死ぬ間際の顔が美しい」

それはもう死ぬ人間の顔が見たいという、ただ個人の欲求ヤン

そう、死ぬ間際の顔を見たいがために、彼女は安楽死をしたいと願う人たちに手を貸していたので、これはアウトです。エゴの塊・・

まあ、安楽死を願う人たちがいる一方で、

こういう相手の気持ちを弄んだような犯罪ってのは、かなり恐ろしいです

映画の感想

本作は安楽死をテーマにしたサスペンス作品です。実話をモデルにして描かれているという事もあり、安楽死について考えさせられます。

本作の他にも、「海を飛ぶ夢」など安楽死を扱っている映画がありますが、本作は安楽死を施す医師側も描かれており、ミステリーのような仕上がりになっています。

ミステリーやサスペンスが好きな方にはオススメです