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『ディック&ジェーン 復讐は最高!』ジム・キャリーが今度は強盗!コメディー風の社会風刺:動画配信・映画感想あらすじ考察

2021-05-03

映画『ディック&ジェーン 復讐は最高!』はアメリカの2005年のコメディー映画!ジム・キャリーとティア・レオーニの共演で贈るおかしなおかしな物語です。エリートサラリーマンのディックは会社をクビになり、強盗の道に進んでしまう。

なんだかんだと言ってもジム・キャリーの映画はやっぱり面白い。

時には感動ものでも、やっぱり王道のコメディを演じさせた時に一番光る!

1997年に公開された「おかしな泥棒ディック&ジェーン」のリメイク版です

喜劇王のジム・キャリー、主演!今回もジム・キャリーワールド全開で、爆笑必須です、私の大好きなティア・レオーニとの共演です

しかし、コメディー映画でありながらも、社会風刺の一面もあり、ばりばりの民主党員であるジム・キャリーらしいと言えばそんなものかもね。

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4のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

ディックはIT企業に勤めるサラリーマン。妻のジェーンと息子のビルとともに順風満帆な生活を送っていた。
彼は夢であった広報部への昇進が叶い、活躍し始めテレビの経済番組に出演するが、その中で自社のCEOが自社株を売り抜けてしていたことが判明してしまう。

そして、その売り抜け行為が示すように会社は粉飾決算認定され、あれよあれよという間には倒産してします。

ディックは夢も束の間に、失業してしまい、なかなか再就職は上手くいかない状態になった。

そこでディックは一念発起、生活費を稼ぐために強盗を働くようになるが・・・

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本ページの情報は2021年10月時点のものです。
最新の配信情報は各配信サイトにてご確認ください。

映画情報&キャスト

『ディック&ジェーン 復讐は最高!』2005年 アメリカ
【監督】ディーン・パリソット
【脚本】ジャド・アパトー
    ニコラス・ストーラー
    ピーター・トラン
【音楽】セオドア・シャピロ
【撮影】ジャージー・ジーリンス
【出演】
ディック・ハーパー(ジム・キャリー)
:会社をクビになり、再就職に失敗してしまう。
ジェーン・ハーバー(ティア・レオーニ)
:ディックの妻。
ジャック・マカリスター(アレック・ボールドウィン)
:ディックの上司。グローバーダイン社のCEO。

超感想中心の評価考察・レビュー

ジム・キャリー主演でリメイク

本作は元々、1977年に製作されたアメリカのコメディー映画「おかしな泥棒 ディック&ジェーン」のリメイク版です。

1977年版は「バージニア・ウルフなんかこわくない」に出演したジョージ・シガール、「コールガール」「帰郷」などで知られるジェーン・フォンダらが出演しています。

created by Rinker
ソニーピクチャーズエンタテインメント

違いとしては主人公のディックが航空宇宙会社に勤めているという点、また風刺的な要素が足されているという点だと思います。

風刺的な要素については、次の項目で触れていきたいと思います。

こちらの作品も本作とはまた異なった面白さがあります。
合わせて見ていくのも面白いですよ!

実話がモデルに?

本作は、普通のコメディーのように見えますが、実はエンロン事件を元にしているのでは?と言われています。

その理由としてはエンドロールにエンロンとワールドコムの社員の名前が書かれているからです。

では、モデルになったと言われているエンロン事件について、少しすれていきたいと思います。

エンロンとは、1985年にテキサスとネブラスカの天然ガス会社が合併した会社で、全米で7位の売り上げを上げるほどの大企業に成長しましたが、株価を釣り上げていく一方、巨額な損失を出し、一見大もうけをしているように見せかけていました。

また、従業員にも自社株を買うように仕掛け、CEOは大金を手にしたのちにエンロンを倒産に追い込んだのです。そして、従業員たちは職も年金も失ったにも関わらず、CEOは一切関わらないという事件です。

まさに、ディックが受けた仕打ちと全く同じですよね。

一見、ジム・キャリーが出ているし、ただのコメディー映画のように見えてしまいますが、よくよく見ていくと、完全に社会風刺の側面が大きいように感じます。

意外とジムキャリー作品には、何かそういう視点が含まれている映画が多いような気がします。コメディーの王様はそういうことも考えながらエンターテイメント作品を作っているのでしょうね。

喜劇俳優のほうが意外と社会問題に敏感、喜劇王チャップリンもそうでしたね。「モダンタイムス」や、「独裁者」など、そうやって見ていくとさらに映画の面白さが広がります。

ディックとジェーンの相性の良さ

とにかくディックとジェーンの相性の良さが本作では印象的です。

普通なら、ディックが会社をクビになったり、ジェーンが仕事を辞めてしまった段階で、喧嘩をしてしまいそうなものですが、二人は全く喧嘩せず、むしろ最初のうちはジェーンだけはそんなに協力的ではなかったですが、気が付けば一緒にノリノリで犯罪に手を染めていきます。

それも、やはり風刺である要素を風刺と見せない演出なのかもしれないと感じました。

ここまで、吹っ切れた演出になっていたり、喜劇王であるジム・キャリーを主演俳優にしている時点で、見やすいコメディーとなり、観ている方としても、サラッと見れるコメディーになるわけです。

しかし、先ほども述べたように、よくよくみると風刺とも取れる社会に一石を投じたコメディーなのです。

そう考えると、監督の演出を称賛してしまいますよね。

ティア・レオーニは、いつみても美しい、「ディープ・インパクト」、「天使のくれた時間」等出演していますが、彼女自身キャリア的に中々浮上しない感じがします。

映画の感想まとめ

本作はジム・キャリー主演という事で、サラッとみられるコメディーだと思いきや、こんな社会的なメッセージが込められているとは・・・。

コメディー好きの方は勿論、ジム・キャリーファン、またサラリーマンの方も共感できる内容です。

ミュージカル好きな方、女性の方には是非見ていただきたい作品です。