映画感想『1922』Netflix配信スリラー!妻を息子と一緒に殺し後悔と懐古が入り乱れ生き地獄を彷徨う

映画『1922』はNetflix配信のサスペンススリラー映画!スティーブン・キングが原作の同名小説の映画化。1922年ネブラスカ州の農家で土地を離れたがる妻を息子と共謀して殺し、そのあと不幸のどん底に落ちていく男についてをスリラーやホラーテイストを織り交ぜながら描く

『1922』イメージ画像
Netflix公式より

Netflixによる2017年配信の本映画は

スティーブン・キング原作の作品、期待とはずれの不安が入り混じる中、

映画好きとしては、ネフリの宣伝文句にすぐ騙されてしまう

主演が、トーマス・ジェーン!

そう、同じくスティーブン・キング原作の映画『ミスト』で怪演し心理的な恐怖と後味の悪さマックスを見せてくれた俳優です、ものすごく期待してました

結果としては、少し残念

観ようによって、宣伝通りではありますが

過大な期待が、少し残念な気持ちにさせます

おすすめ度としては低いです

ということで、超感想中心で!

それでは見ていきましょう!

あらすじ <ネタバレなし>

ホテルの一室、疲れた顔をした男が自分の半生を振り返ろうとしている。
そこでは、自分が過去に犯した罪の告白と、伝記的な回顧録をつづり始め物語を始める

男はネブラスカ州1922年にいた

そこは、まだ農地が中心で、濃厚で生計を立てる人々の多い古い地方であった。そこのある街で
その男ウィルフレッドは妻のアマレットと青年になろうかという愛息子のヘンリー3人で暮らしていた。
家族は妻のアマレットの親から相続した農地に住み、妻が所有しているいくばくかの資産になる土地を持っていた。アマレットは農家での生活に疲れ華やかな都市の生活へあこがれていた。

ウィルフレッドは、たびたび妻と衝突し土地に固執し残りたい自分と、土地を売り街へ出たいアマレットと衝突を繰り返した。ウィルフレッドは一計を案じ息子のヘンリーを介して妻を懐柔しようとするがまったく取り合う様子もなかった。

ウィルフレッドはついに恋人が地元にいる息子ヘンリーを巻き込み、妻の殺害を決意する。二人は殺害を実行し家の古井戸に遺体を捨てて埋めた。警察や近隣の住人には妻がお金を手に出ていったことにした。

ヘンリーも罪の意識から逃げるように地元の恋人と駆け落ちをした。
駆け落ちの行く先々で、何かから紛らわすように強盗を行うようになり遂には冬の寒い中、妊娠している恋人とともに野垂れ死んでしまう。

ウィルフレッドも妻の幻覚に襲われ罪悪感から苛まれる日々が続く、自分の不注意から左手を怪我させさらには壊死して切断することになってしまう。農家の仕事もままならなくなり、土地を手放すようにアマレットがあこがれた街へ奇しくも逃げるように働きに出ることになる。

行く先々で、妻の幻覚に襲われ・・・

映画情報&キャスト

『1922』 2017年 アメリカ
【原題】1922
【監督】ザック・ヒルディッチ
【脚本】ザック・ヒルディッチ
【原作】スティーヴン・キング
【製作】ロス・M・ディナースタイン
【製作総指揮】
    ショーン・ウィリアムソン
    ジェイミー・ゴーリング
    ケヴィン・リーソン
    ザック・ヒルディッチ
    リズ・カーニー
    サマンサ・ハウスマン
【出演者】
ウィルフレッド・ジェームズ(トーマス・ジェーン)
 :妻を殺したことを告白する男
アルレット・ジェームズ(モリー・パーカー)
 :ウィルフレッドの妻
ヘンリー・ジェームズ(ディラン・シュミット)
 :ウィルフレッドの息子
ハーラン・コテリー(ニール・マクドノー)
 :ウィルフレッドの近隣の農家

超感想中心評価

Netflix公式 yutube.comより

原作はスティーブン・キング小説と映画考察

本原作はスティーブン・キングのスリラー小説です

いつも思うことですが、スティーブン・キングって映画化されたあとはどうも、当たりはずれが激しいって思うのは私だけでしょうか。

個人的には本作は”はずれ”の部類に入ります。

ブログ記事書くために、サマリーとしてあらすじを整理し文章で書くと、意外と引き込まれそうな内容に思るんですよね不思議と。原作の小説の評判はネットや書籍評価サイトでも悪くないので、おそらく映像化が難しい何かの要素があるのだろうと思います。

思えば、個人的には『IT』なども、面白いと思う反面、まったく面白く感じない2面的な見方をしてしまいます。『ドリームキャッチャー』とかもそう。

わけのわからない化け物ととか、”それ”とかでごまかされる感じがするんですよね。

一方で、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『シャイニング』『ミスト』など、数え上げれば名作だってきりがないです。

たぶん系統的に、確実にある現実の中で心理的な世界が執筆されているものは名作になっていると、個人的には思います。

そういう意味では、本作の『1922』は心理的な映画になり、名作たる要素はそろっているんですけどね、そこまで面白さとかは感じなかったんですよね。

たぶん本作の以下2点がちょっとずれているんだと思います。
 ・映画全体の起承転結のバランスが悪い:妻殺しにウェイトが重い
 ・ラスト・エンディングが難解であり、訴えかけたかったことがぼやけた

こんなとこではないかと考えます。

例えば、この映画が『スタンド・バイ・ミー』のように懐古の念と郷愁の念、罪の意識とそれらに対する正当化する気持ちをもっと前面に出したらどうだっただろう?

結構、名作になったような気がするんですよね。

この映画で前面に出てきたのは

ネズミ・・
死骸・・
幽霊・・

何かを暗示したり示唆するのに使うのはいいのですが、幽霊も前面に出すぎていたように思います。

さらにそれが幻覚なのか本当の幽霊なのかわからないところが、さらに嫌でしたね。

ラストの落ちもよくわかりませんでした。

概念的に、堕ちていくってのは分かりましたが。すっきしません。

合わせて読みたい不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』

キャストとスタッフ 本作でも最後まで後悔したぞトーマス・ジェーン

スティーブン・キングの名作『ミスト』で魅せてくれた、やられっぱなしの後悔だらけの男性を演じたのはトーマス・ジェーンです。

本作でも、主演でウィルフレッドを演じ妻をあろうことか息子と共謀して殺害してしまいます。

ヤサグレ具合がよく、メークだと思いますが血色悪い顔も当時の農家での労働者階級のイメージを掻き立てられました。

いつもトーマス・ジェーンは、トム・ハンクス似だと思っていましたが、本作はどちらかといううと、『ハイランダー』『レザレクション』のクリストファー・ランバートに似ている感じでしたね。

本作に出たのを後悔しなきゃいいですけど

助演の妻役は、『ウィッカーマン』などに出ていたテレビドラマが多いモリー・パーカーです

母親を父親と殺し、ボニー&クライドのようの強盗してまわる、息子のヘンリーは映画「ゾンビキャンプ」などに出演しているディラン・シュミットです

監督は『ファイナル・アワーズ』で刹那的なシチュエーション滅亡物のメガホンを取った、ザック・ヒルディッチです

海外の評価 2020/04時点

まじかートマト―評価良すぎだぞ。

相変わらず意見が合わない。

残念な映画な気がするんだけどねー

好みの問題ですね。

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
70
User rating6.3/10
ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
91%
Audience57%

映画の感想まとめ

本作は、もう少しトーンを変えれば名作に十分なりえたであろうと思っていましたが、

意外や意外、各評価サイトではめっちゃ高評価です。

おすすめしておくべきなんですかね。

スティーブン・キング好きな人なら、受け入れられるのかもしれません。

原作一応紹介しておきます

個人的には、いまいちでしたが・・・

✔スティーブン・キングが好き!
✔くらーい、くらーい物語は好き!
✔トーマス・ジェーンの絶望をもう一回みたい人!

こんな人ならこの映画おすすめで、好きだと思います。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       4
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎 4