映画感想『レプリカズ』マッドサイエンティストはレプリカ家族を愛し続けることが出来るか

映画『レプリカズ』はキアヌ・リーブス主演で贈るサイエンス・サスペンス映画!科学研究所の主任研究員として働く、ウイリアムは既に死んだ体から記憶と意識をデジタル信号として抽出し、機械の人工知能にインプリントする実験を繰り返すがうまく成果を上げられずにいた。そんな時に家族と車の事故にあいウイリアム以外全員死亡しウイリアムは妻と子供のクローンを作成し意識をインプリントしようとするのだが・・

レプリカ(クローン物)+キアヌ
とくれば、期待しますよね。

そう私も期待しまくって、見ましたが残念ながら外しました。

最近は評価や批評などは事前に見ないでロシアンルーレットのように何でも手を出して後から見る方式に変えましたが、本作に限っては見ておけばよかったかな。

キアヌ・リーブス好きなので、やはり押さえておくことには意味があるか。。。

そんなわけで、

おすすめ度は低いですが

キアヌ・リーブスは出ています。

超超感想中心です

それでは見ていきましょう

あらすじ <ネタバレあり>

『レプリカズ』イメージ画像
レプリカズ公式HPより http://replicas.jp/#top

科学研究所の主任研究員として働く、ウイリアムは既に死んだ体から記憶と意識をデジタル信号として抽出し、機械の人工知能にインプリントする実験を繰り返すがうまく成果を上げられずにいた。

ある時に出資者が見守る中、実験のチャンスが来た。
死亡した軍人の意識をロボットの人工知能へインプリントし、一旦成功したかに見えたが軍人の意識は「自分が何者なのか?」と言い、自殺をしたかのように、自身を破壊し実験は失敗した。
出資者から遠くない未来に、投資は打ち切りとウイリアムは伝えられた。

ウイリアムは家族と車で出かけた、雨の激しい夜だった。
前方の木が嵐で俺、フロントガラスに突き刺さり妻が木に刺されて死んでしまった。車はそのまま横転しがけ下の川へ水没し3人の子供を死んでしまった。

ウイリアムは、妻と3人の子供たちの意識を研究中の技術で抽出し、家族をクローンで再度作成し意識の転写を試みるが色いろな課題がウイリアムを襲う。同僚のえどにっつだわせるも、末の娘ゾーイのクローンは培養層が足りなく作ることが出来なかった。

17日後、様々な課題をクリアしてクローンに無事意識を転写し家族との日常は取り戻すことが出来た。ゾーイの事はあらかじめ記憶から削除しておいた。
そんな時に、出資者がウイリアムの家に訪問し、家族を連れ去るという!培養層などの無断使用で足がついたのだ。
ウイリアムは家族と逃走の末、投資家ジョーンズにつかまり、衝撃の事実を伝えられる。
この研究は軍事化が目的て、医療が目的ではなかったのだ。

ウイリアムは禁じ手で自身の意識をロボットに転写することに成功し、ロボットを使って窮地を脱出する。
その時にジョーンズを殺してしまうが、意識を転写し都合悪い記憶を削除し、軍事ではなく医療へ役立てるように改造していた。

遠い砂浜で、新たに作ったゾーイを家族に迎え入れ、ウイリアムは幸せを噛み締めるのだった。

映画情報&キャスト

『レプリカズ』 2018年 アメリカ
【原題】Replicas
【監督】ジェフリー・ナックマノフ
【脚本】チャド・セント・ジョン
【原案】スティーブン・ハメル
【製作】ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
    マーク・ギャオ
    スティーブン・ハメル
    キアヌ・リーヴス
    ルイス・A・リーフコール
【出演者】
ウイリアム(キアヌ・リーブス)
モナ(アリス・イヴ)
エド(トーマス・ミドルディッチ)
ジョーンズ(ジョン・オーティス)

超感想中心評価

公式HPより youtube.com

チープな展開、ひねりに納得性がない構成、無駄にかっこいい主人公

本映画は、なんというのでしょうか

キツネにつままれた状態で最後のエンドテロップまで進んでいく映画と言っていいでしょう。それも何故か最後までは逆に気になってみてしまうのですが、最後にはなんじゃこれ。

って言うタイプの映画です。

伏線が回収されれないとか謎が残るってよりは、ヒネリが効いてないしヒネリに納得性がないんですよね、そして映画の演出が全てバラバラに構成されて、つながらない感じです。

変に主人公がキアヌ・リーブスなので、無駄にかっこいいからつい見ちゃうんですが、アクションとかでもないしシリアスなドラマでもないし。

確かにいいところは、ありました。映画の企画としてはいいものであったはずですし、それなりにCG/特殊効果にはお金をかけていそうなので、映像は綺麗です

脚本と監督なのかな、いけなかったのは。

ひとつ、思い当たるのはブログを書くにあたって調べたら

【製作総指揮】のクレジットに上がっている名前が、ありすぎです。普通の映画やブロックバスター映画でも多くて、5人くらいです。名前から言うと日本人なら一人でいいじゃんって気もしますけどね。

例で言うと、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』での製作総指揮は3人です。そうたった3人

この製作総指揮は名誉職的に名前を入れたり名前を貸すことで映画の格を上げたりする効果があります。逆に監督のガバナンスが失われ、好き放題言われるデメリットもあります。

この映画は、ここまで人数が多いことから少なくとも方向性がでたらめであったの要因の一つではないかと推測します。

以下【製作総指揮】 20人・・・ なんじゃあこりゃあ おかしいよね
バイロン・アレン
セバスティアン・ボネタ
マーク・ボード
ニック・バウアー
クリス・シャラランバウス
マーク・ドゥヴィートル
ジェームズ・ドッドソン
タラ・フィネガン
キャロリン・フォークス
ジェームズ・ギブ
エリク・ハウサム
ビル・ジョンソン
ウォルター・ジョステン
アラ・ケシシアン
ジェニファー・ルーカス
ディーパック・ナヤール
グレゴリー・ウェノン
クラーク・ピーターソン
マキシム・レミラール
ジム・セイベル

映画興行としても大赤字の本作は、こういったところに原因がるかもしれませんね!

映画の展開と見どころ

既にあらすじで書いて、前章でこき下ろしまくってしまったので、ここは温かい目で!

映画全体的なテイストとしては、前半から後半にかけて大きく方向性が違います。
(これがそもそも。。ぶつぶつ)

人工知能AIのSF映画
マッドサイエンティスト映画
クローン映画
ヒューマンドラマ

これらの要素が複雑に入り乱れて映画に色どりを与えています

映画の見どころとしては、ウイリアム演じるキアヌ・リーブスがことごとくおかしな選択をしていきます。家族を事故で亡くしたこと、自分の研究がうまくいっていないことが彼の選択や判断を狂わしていきます

  • 兵士を実験材料 倫理観無視 人の魂を軽んじている
  • 妻と子供が死んだことで実験材料とする
    意識のデジタルデータ化
  • クローンを作る
  • 会社の設備を無断借用
  • 機材不足で娘一人をクローン化せず
  • 自分のコピーを作ってしまう
  • ゾーイ作れなかった最愛の娘ゾーイを作ってしまう

全体を改めてみると、主軸はSFやクローンものの映画、ヒューマンドラマ等ではなくマッドサイエンティストの思考のロジックの展開を映像化してわかりやす用に提言してくれているように見えます。

個人的に、副題をつけるなら

『-たまごは人間に食べられる夢を見るか-』

とでも名付けてみたい

おかしいじゃんみたいな。

結局は映画としては、矛盾と欺瞞をマッドサイエンティストの明確な誤った思考で打破していく解決策へのシンプルな道筋のつけ方を言いたかったのかもしれません。

何はともあれ、見るべきポイントとしてはキアヌ・リーブスの無駄にかっこいい、そしてオタクっぽい彼の魅力で演じられるマッドサイエンティストのウイリアムの一挙一動見逃さずに、おおらかな気持ちで本映画を見てあげてください。

この映画をみて思い出した映画があります、昔の映画ですが『死霊のしたたり』の暴走天才学生ハーバート・ウェスト!それから、『ラザロ・エフェクト』ですね。ベースがホラーなのかSFなのかの差で映画内の展開内容はまるで同じような感じです。

そういう意味では、ホラーのようにパロディー要素を明確に入れるともっと面白くなったかもしれませんがね。

映画製作陣とキャストについて

監督は、『デイ・アフター・トゥモロー』の脚本を手掛けたジェフリー・ナックマノフ監督です、あまりメガフォンを取った経験はないようで、本作の脚本は『エンド・オブ・キングダム』の脚本を一部手掛けた、チャド・セント・ジョン!

ディズアスター系の映画が得意な二人のコンビと製作陣に『トランスフォーマー』『RED』『MEG ザ・モンスター』の製作を手掛けたロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラらが参画しています。

キアヌ自身も制作に加わるなどして、方向性の味付けが混迷したのかもしれません。

まあ、番組宣伝的にはド派手にしていますけどね。

キアヌ・リーブス自身の説明は紹介する必要もないほどですが、キアヌ・リーブスって出演作を選ばないですよね。ブロックバスター映画にも出るし、え?まじかよって映画にも出たりするお茶目な俳優さんです。

日本好きなのも有名で、普通に電車とかラーメン屋で目撃されまくったりする一面もあります

海外の評価 2020/04時点

めっちゃ、トマトとiMDbとあってるー。

批評で書いてある内容も共感持てます。珍しいことですが、批評内容もおおむね。。あってる。

しかも両サイトとも、批評家も一般も低いってのは逆に結構珍しいです

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
19
User rating6.9/10
ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
9%
Audience33%

映画の感想まとめ

キアヌ・リーブスはずしましたねー

そういう意味では、出演そのものが、映画トレイラーでいうところの”暴走”にあたったかもしれません。

記事中にも述べましたが、

暴走マッドサイエンティストの誤った選択を楽しむ映画にフォーカスすると

✔キアヌ好き はずすかくごはできてるかい!!
✔マッドサイエンティスト系好きな人!
✔『死霊のしたたり』見たことない人!

こんな人ならこの映画おすすめで、好きだと思います。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       3
 ストーリー構成    2
 初見で読み取れない謎 2