『MEG ザ・モンスター』でかすぎよ!突っ込み所満載だけど楽しめるシャーク :動画配信・映画感想あらすじ考察
米・中合作のハリウッド映画、『ジョーズ』のドキドキを味わえるかと思いきやジェラシックパーク的な、ダイハード的な、何かわからないけど少しひねりもあるから飽きずに最後まで見れました。やっぱり、3DとかiMAXで見るべき映画であると思う
あらすじ
潜水救助のジョナス、深海で作戦遂行中の潜水艦を”何かが”を襲っている。ジョナスは潜水艦から必死の脱出を行い数十名の命を救うが、救えなかった命に対して周りから攻められ一線退く。
中国近海で見つかった、マリアナ海溝よりも深い世界最大の海溝で、深海探査研究チームが巨額の資本を投じられ、未知の海溝調査を行っている。海溝には、温度差による熱の層が幾重にも重なり、底だと思われているところの下に更に深海が存在している(高温帯)との仮説の研究を行っている。
そんな中、深海へ向かった深海艇が海溝の海底の下に暖かい層を見つけ、更に深い所を発見するも、”何か”に襲われて遭難する。
研究調査チームからの救難援助要請にジョナスは深海へ向かい、”何か”が巨大なサメであることを発見する。巨大なサメは絶滅されたとする「メガドロン」だった。
生きた化石そのもので、海溝の下にある、暖流の海層で種として生き延びていた。
200万年前に絶滅したとされる、体長23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメのメガロドンは、ジョナスが救助した海底艇を救った、その冷たい海と暖かい海の間のトンネルを通って、海上まで浮上し、人々を襲い始めるのだった。

映画情報&キャスト
『MEG ザ・モンスター』 2018年 米 (中国)
The MEG
監督 :ジョン・タートルトーブ(Jon Turteltaub)
原作 :スティーヴ・オルテン(英語版)
『Meg: A Novel of Deep Terror』
出演者 :ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)
リー・ビンビン(李冰冰)
レイン・ウィルソン(Rainn Dietrich Wilson)
ルビー・ローズ(Ruby Rose)
ウィンストン・チャオ(趙 文瑄、Winston Chao)
クリフ・カーティス(Cliff Curtis)
ハリウッド映画だが、予算の関係だろうが中国作品、そのものといった感じだ。ジェイソン・ステイサムの為の、アクション映画で、相変わらず良い肉体を持っている。

ジョーズとは別物
中国映画なんだけど、ハリウッド映画である。正直なインプレッションだ。ジョーズ系を想像して見始めたが、お金を使いましたって感じがプンプンする。
設定上はわかるんだけど、色々突っ込み所が満載過ぎて、それを考えると先に進まないから力を抜いて気を落ちつけて見た。
ベタすぎる映画の展開ですが、ただ「ジョーズ」系に無い所としては、メガドロン(ジョーズ)が中心にはあるものの、ジェイソン・ステイサムのマッチョな男っぷりをたっぷり堪能する映画に仕上がっている。
ハリウッド映画のUMA的な生物と出会い、先端科学や調査で追い詰められた自然(巨大生物)が怒って、人間にアタック開始。最後にはものすごい強い人間か、科学の力で一発逆転をして、メデタシニナルパターン。そのものでベタ展開ではある。

ネタバレ 突っ込み所
本作品での、突っ込み所を少しあげてみると、以下のような感じだ。

- 海底1万メートルまで潜れる潜水艇ってあるのか?
- 海底の下に更に、海が続いている=>これは設定だから、まあ良し
- メガドロンって、体長18-20mで口の幅が2mだとしても、船を飲み込むほど?
- ジョナス(ジェイソン・ステイサム)が泳ぐ音は、メガドロンに気がつかれないのに、ワイヤー巻く音は聞こえてしまう。
- メガドロンは1万メートル海底で生きられる?
- メガドロンは1万メートル海底からの浮上に耐えられるの?
突っ込み所が満載過ぎて、すがすがしい。
最新のメガドロンの研究結果では、想定よりも絶滅は100万年ほど古い時代で、
体長ももう少し小さく15mくらいのようだ。
メガドロンの好物は、鯨だったそうで、
鯨好きすぎて、鯨以外を食べない偏食のサメだったから、鯨が時代とともに北へ移動したときにメガドロンは南にとどまったから餌不足で絶滅したそうだ。
なんともわがままなサメで、さらに偏食家だから、本作品のように雑食ではなさそうだ。

『MEG ザ・モンスター』は、ジョーズ好きよりもハリウッド映画のUMA的映画好きに受けると思う。ジョーズのようなドキドキ感は少し薄いが、アクションの要素もあるのでそこそこ楽しめる。
中国テイストも入っているので、好き嫌いは分かれるところ。
独善的評価[5段階]としては
映像・音楽 3
キャスト 3
ストーリー構成 3
初見で読み取れない謎 2
いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、
まあ見れる映画であったと思います。
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