【レビュー】デルタアメックスは持ってるだけ修行無しの使える最強カード!
デルタアメックスは仕様変更により、改悪と言われていますが本当にそうなのでしょうか。確かに、今までのような持ってるだけでメダリオン資格があるものとは違いますが、実は修行なしの条件では最強なのは変わらないのでは無いかと思い、今回は取得してみました。
デルタアメックスについて解説
転職すると、使う航空会社も変わるもので、今まで所属していた会社では国内JALが会社指定だった関係で、JALのJGC(JAL Global Club)は運良く取得出来ました。だがさて困りました、転職後に訪問する先は国内もたまにはありますが、アジア圏(特にベトナム)が圧倒的に多い。
”ほげる”は、マイラーでは無い。
運良くマイルがたまれば、それを使うし、積極的な修行もしたことなし、余分なお金もないので修行は出来ればしたくない。(出張とか用事が運良くあればいいが)
でも航空会社ラウンジは使用したい。
どの空港でも、それなりのラウンジでゆっくり仕事とか、余暇を過ごしたい。
色々検討した結果、スカイチームのデルタアメックにタックルしてみることにしました。
ベトナム・エアラインのロータスマイルもベトナム国内・そこからのトランジットでは魅力なので、同時発行しましたが、それはまた別の話。
個人的には十分使える、
むしろ使い方次第では、他の航空機会社カードをおさえて最強カードであると確信しております。
デルタアメックスのクレジットカード仕様
アメックスの仕様ですが、
「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・カード」と
「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード」で分かれていて、
以下のようになります。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・カード | デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード |
---|---|
年会費 | 年会費 |
13,200円(税込) | 28,600円(税込) |
家族カード1枚目無料、 2枚目以降6,600円(税込) | 家族カード1枚目無料、 2枚目以降13,200円(税込) |
ポイント・プログラム | ポイント・プログラム |
スカイマイル/SkyMiles® | スカイマイル/SkyMiles® |
100円=1マイル | 100円=1マイル |
ポイントの有効期限は無期限 | ポイントの有効期限は無期限 |
デルタ航空カードご利用マイル2倍 | デルタ航空カードご利用マイル3倍 |
ご入会時5,000マイルプレゼント | ご入会時に8,000マイルプレゼント |
デルタ航空ファーストフライトボーナスマイル | デルタ航空ファーストフライトボーナスマイル |
カードご利用ボーナスマイル | カードご利用ボーナスマイル |
ご継続毎に2,000マイルプレゼント | 海外ご利用ボーナスマイル |
デルタ航空特典航空券に交換可能 | ご継続毎に3,000マイルプレゼント |
国内旅行券に交換可能 | デルタ航空特典航空券に交換可能 |
国内旅行券に交換可能 |
改悪と言われながらもやっぱり魅力
ネットで検索すると、
改悪改悪となっていて、正直改悪前がわからないので何ともいえないが
デルタアメックスの最大の魅力はなんと言っても、
修行が不要
この一言に尽きるのではないでしょうか。
どういうことかというと、基本的にSFCでもJGCでも、
クレジットカード購入 => 搭乗マイル(JALのFlyOn)貯める
= 修行
そして、修行。
このプロセスがいらない。クレジットカード発行と同時にステータスが付いてくるのは、もの凄い魅力です。
クレジットカードそのものは、少々お高いですが、ボーナスマイル等を考えると、入会ボーナスで11000マイルは自然とたまりますから、そう考えると15000マイル=15000円だとすると、その分の価値は十分あるかと思います。
ステータス継続に関しても、
前年のクレジットカード利用実績によって翌年ステータスが決定されます。
デルタアメックスゴールドの詳細としては、
- 入会初年 :無条件で「ゴールドメダリオン」
- 翌年以降 :前年のカード利用実績が150万円以上→「ゴールドメダリオン」
前年のカード利用実績が100万円以上→「シルバーメダリオン」
前年のカード利用実績が100万円未満→「ステータス取得なし」
これって、つまり修行無くとも、カード利用のみでステータスを維持できる。
毎年150万円以上カード利用が必須ですが、一見もの凄い金額で到底不可能かと思いますが、
私を基準にして普通のサラリーマン(たいした収入の無い)目線で考えますと、そんなに高い条件になり得るでしょうか?
少しラフですが、以下のように考えるとさほどハードルは高くない。
- 生活費 5万円/毎月 = 60万
- 飲食代 2万円/毎月 = 24万
(外食、飲み会代) - 会社の経費に資するもの
定期 1万円/毎月 = 12万
交通費 1万円/毎月 = 12万
宿泊費 1万円/毎月 = 12万
海外出張 10万円/半年 = 20万
合計で140万 (-10万 =>150万)
いささか、高望みな見積もりでもありますが、多かれ少なかれ本シュミレーションに加えて生活のサブスク系のちょこちょこしたものを加算していくと、意外と敷居を超えるのは可能では無いでしょうか?
「シルバーメダリオン」に関しては、後述しますがスカイチームで使うにしても”ほげる”としてはあまり必要性は感じない。狙うなら、ゴールドメダリオンこれ1択だと思います。。
また、以外と知られていませんが、
国内旅行券に変換できる(JTB旅行券)のは、かなり使えます。
マイルで貯めまくっておいて、旅行券。
そして、若干換金率は落ちますが、金券ショップで引き取ってもらうと、現金化可能になります。
スカイチームエリートプラスはやっぱり魅力
ゴールドメダリオン~
ゴールドメダリオン~
ゴールドメダリオン~
と連呼してしまいましたが、
なぜ、ゴールドメダリオンなのかと言うと、その先にスカイチームステータスのスカイチームエリートプラスがあるからです。
2年目以降は、前プログラム期間中のカードご利用金額に応じて、翌プログラム期間のメダリオン会員資格が決まります。
【メダリオン会員資格取得プログラムについて】
※カードご利用金額は家族カードでのご利用分も合算されます。
■ ご旅行はより手軽に<直接発券手数料が無料>
デルタ航空予約センターやデルタ航空チケットオフィス窓口にて航空券を発券する際、通常は発行手数料がかかりますが、ゴールドメダリオン会員様は直接発行手数料が無料となります。
■専用チェックインエリアで、優先的にお手続き<優先チェックイン>
デルタ航空をご利用の際、ご利用座席クラスに関わらず専用のビジネスクラス、またはファーストクラス用チェックインエリアをご利用いただけます。
■搭乗口で優先的に機内へご案内<優先搭乗>
デルタ航空をご利用の際、優先的に機内へご案内します。一般搭乗が始まる前に、余裕を持ってお座席への移動や機内持ち込み手荷物の収納が行えます。
■お荷物を優先的にお受け取り<優先荷物取扱い>
デルタ航空をはじめとする航空アライアンスおよびスカイチームをご利用の際、受託手荷物受取所にて優先的にお手荷物をお受け取りいただけます。
■満席時のキャンセル待ちも優先的にご案内<優先空席待ち>
デルタ航空のご予約時にご希望の搭乗クラスに空席がない場合は、キャンセル待ちの順位において優遇します。※ご購入された航空券にのみ、本特典が適用されます。
■ゆとりある座席でフライトを快適に<デルタ・コンフォートプラス>
デルタ航空の一部国際線路線にてご利用いただける、ワンランク上の「デルタ・コンフォートプラス」にご出発の72時間前に空席があれば、無料でアップグレードできます。エコノミークラスに比べて足元が広く、リクライニング角度も大きな座席にてゆとりあるひとときをお過ごしください。さらに、頭上の荷物棚の専用スペース、および「デルタスタジオ」のプレミアムなエンターテインメントもご利用いただけます。
※既にメダリオン会員資格をお持ちの方は、より上級のメダリオン会員資格が優先されます。
※メダリオン会員資格は、基本カード会員様のみの特典です。
※メダリオン会員資格は、本カードを退会されると同時に無効となります。
※スカイマイルの会員資格、マイル、特典、およびマイルの獲得、ご利用、特典旅行にはスカイマイルプログラムの全利用規約が適用されます。詳細は、delta.com/memberguideにてご確認ください。
アメリカンエキスプレスHPより
デルタのゴールドメダリオンを取得で、スカイチームステータスのスカイチームエリートプラスが付与されます。(JGC相当)
スカイチームエリートプラスを見ていきます。まずスカイチームですが以下航空会社が加入しており、アジア圏を中心にメジャーマイナス1の位置取りでは無いでしょうか。日本人にはなじみが少ないかもしれませんが、近年アライアンスの加入としては最大ではないかと思います。
デルタエアライン、ベトナムエアライン、チャイナエアライン、エールフランス等ポイントをおさえており、このこれらの航空機会社だけでも世界中に行けそうです。
また、シルバーメダリオンはスカイチームエリート。
ゴールドメダリオンは、スカイチームエリートプラスにアサインされます。
表(skytemHPより)によると、
圧倒的に、スカイチームエリートプラスが優遇されており、いい条件であることがわかります。
正直、スカイチームエリートプラスでなければ、あまり取得の意味が無いかもしれません。
(クレジットカードの値段と比べて)
やはり最大なのは、ラウンジと優先レーンが便利が良いと思います。
ラウンジも、意外と知られていませんが、
羽田ではJAL”さくら”ラウンジがなんと使えます。(2019/11時点)
https://www.skyteam.com/ja/lounges
成田:デルタ、チャイナエアライン、コリアンエアライン
羽田:Tiat, JAL Sakura
香港:
上記の他に、デルタが羽田へ大移動するニュース( https://www.aviationwire.jp/archives/186917 )もあり、こうなると
断然スカイチームの使い勝手が良くなってきます。
まとめ <ラウンジ狙いなら最強>
どうでしょうか、デルタアメックスゴールドかなり使えるカードだと思います。少なくとも、初年度ステータスが無条件で付きます。
修行なしで、スカイチームの航空機会社ラウンジを使ってみたい人には、もの凄いメリットの多いカードになります。
”ほげる”は、元々ラウンジホッパーではないのですが、
空港でゆっくり仕事が出来れば、それで満足。
そして、たまにエコノミーからビジネスへのインボラアップグレードが発生すれば、かなり満足してしまうタイプです。スカイチームエリートプラスになることで、インボラアップグレードの確率も確実に上がりますし、世界中でラウンジも無条件で使えます。
かなり、使えるカードだと評価します。
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