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『バイオハザード』シリーズ1作目:元祖カプコンが生んだパニックホラーゲームからの実写版:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-03-14

映画『バイオハザード』はゲームの世界観を初めて映画に持ち込んだ、元祖ホラー映画と言っていいでしょう!ミラ・ジョヴォヴィッチの切れ切れのアクションとホラー性をゲーム世界と融合したサバイバルホラーアクション映画

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

何故に今更、バイオハザードかと言うと

コロナウイルスの中で見事に外出自粛中、緊急事態宣言!これはウイルス物の映画は全て観まくってやる-と言う壮大な欲望の中で始まった。

今更、といえばいまさらしリース開始は2002年、ゲームからする1996年にカプコンより発売されているので実に30年近い年月が流れている。

近所のブックオフでカプコンの代表作と言えるゲームのバイオハザード(シリーズ1の洋館編)がセールの箱に入っているのを見かけた。当時はこういうホラーゲームが流行はじめた時だと記憶している。

ちなみにバイオハザード1は、当時のゲームにしては珍しく、ゲームのオープニングに外国人のキャストを使ったショートムービーが挿入されていた。特殊部隊の隊員達がゾンビ化した犬に襲われるシーンが流れるのだが、海外で撮影したのかと思いきや、都内の河原で撮影したと知った時は思わず笑ってしまった。

というわけで、今回はカプコンが生んだパニックホラー映画の元祖でありミラジョボビッチを一躍有名にしたパニックホラー映画の』バイオハザード』を紹介したい。

物語は、世界有数の製薬企業であるアンブレラ社が、人里離れた地下研究所のハイブで極秘に作っていた細菌兵器が研究所内に誤って充満してしまうとこれから始まる。細菌兵器の流出を防ぐため、ハイブのメインコンピューターである人口知能レッド・クイーンは研究所を閉鎖。研究所から出れなくなった職員は細菌兵器により全滅してしまったため、アンブレラ社は特殊部隊を送り込み内部の様子を探るように指示を出した。主人公のアリスは、地下研究所の入り口を監視するために配置されていた特殊部隊の一員だったが、細菌兵器が流出した際にレッド・クイーンによって取られた細菌兵器の封じ込め対策による神経ガスで一時的に記憶を失ってしまっていた。アリスはは他の特殊部隊メンバーとともにハイブの内情を探るべく地下研究所へと進んでいく・・・

多分ゲームのバイオファンで、映画を観たって人はかなりびっくりしたと思う。なぜならゲームに出てきた主人公や舞台は映画にはまったく出てこないから。え?アリスって誰?ジルとかクリスじゃないの?
(ゲームやったことない人はごめんなさい。)
と思った人はかなりいたと思う。自分もその一人だ。

まぁそんなことを言ってもはじまらないので映画の話に戻る

要するに地下研究所で細菌兵器が漏れたっぽいから見てきてよ的なノリで特殊部隊が来たわけです。そのタイミングで偶然目が覚めたアリスが特殊部隊の一員ということで、これまた気軽に一緒に行かない?みたいな感じで巻き込まれていくわけだ!

アリスは記憶も錯乱してるし、ほとんど私服に近い格好のアリスを連れていく判断をした特殊部隊隊長はおかしくない?という指摘は置いておいて、特殊部隊メンバーは意気揚々とハイブに乗り込んでいく

ハイブの中で、職員達の死体(でもぶっちゃけ一番気の毒な人は、映画冒頭でハイブの惨劇に巻き込まれたエレベーターに乗ってた女性だと思う。)を発見した特殊部隊の皆さんは、レッド・クイーンてやばくない?

そんな結論に至りレッド・クイーンをシャットダウンすることに。ちなみに、メインサーバー室の前では、シャットダウンされることを知ったレッド・クイーンと特殊部隊メンバーによる命懸けのモジモジ君が開催されることに加えて、ゾンビもまだ出てきてないにも関わらず特殊部隊隊長の一番の見せ場のため是非見逃さないようにしてほしい。

まあ、同じく似たような感じの雰囲気をアジア得るのが知る人ぞ知る映画『CUBE』でも、体長と同じ気持ちを味わえること、この上なし!

レッド・クイーンの命乞い?も虚しくアリス達はシャットダウンをしてしまう

結果として研究所内には細菌兵器のTウイルスによりゾンビ化した研究員だらけに。そうなる前に言ってよレッド・クイーン!

答えを最初から言わないからドラマが始まるしね

後悔先に立たず、いきなり窮地に陥るアリス達。結局レッドクイーンを再起動して逃げ道を教えてもらう生き残りメンバー・・・なんかぶっちゃけレッド・クイーンがアリス達にごにょごにょわかりにくく物事を伝えたから被害が大きくなった気もするけど・・・

でも人のいいアリス達はありがとうレッド・クイーン!という感じで地上へ向かう貨物用の列車に乗り込みめでたしめでたし・・・と思いきや、ホラー映画の醍醐味である助かったと思ったらまだ敵残ってるという展開にならって最後の刺客であるクリーチャーのリッカーが立ちはだかる!

まめ

★でも正直バイオファンからしたら「え〜・・・リッカーかよ〜・・・」って感じだった
 理由はゲーム中ではそんな強いキャラじゃない上に、
 リッカーはモンスターになる過程で視力が退化したため、
 メタルコードギアのスネイクよろしく
 隠密行動をすることでスルーできる微妙な立ち位置のクリーチャーなため。

映画版リッカーは映画版ジャイアンのように、ゲーム以上の奮闘を見せるもののアリス達を止めることはできず、アリス達は地上への帰還に成功する。まぁ地上へ出たタイミングでアンブレラ社の方々に拘束されて・・・続きは次回!みたいな感じでエンディングになっちゃうんだけどね。

総じていえば、ゲームのバイオハザードとは全く異なるものとしてみれば楽しめる作品だと思う。

閉ざされた施設で、ゾンビがウヨウヨいて、リッカーみたいなよくわからないやつもいてという設定はパニックホラーとしてしっかりしているし、主人公達も特殊部隊ということで、動揺しつつもきちんと任務を遂行しようとするためストーリー展開が変に間延びしてしまうこともない。

また、今作が代表作ということもあるミラジョボビッチのキックは必見だし、特殊部隊の隊長はゾンビと全く関係ないところで最大の見せ場を発揮するなど見どころも満載である。

ただゲームのバイオファンで、ゲームの世界観を期待した人にとっては肩透かしというか、ゲームのバイオ感が全くないため注意が必要だ。

ハイブ内にはインクリボンやアイテムボックスはないし、日常生活に支障が出るだろ!と突っ込みたくなるような位置に鍵が落ちていたりすることもない。続編ではよりゲームファンがおぉ!っとなる懐かしい名前やらが出てくるので、あくまで物語の序章として楽しむにとどめておけばいいと思う。

さて、シリーズ一気観の度は続く

― hogeru -