『バイオハザードII アポカリプス』超人アリス！かすむジル、それでも映画シリーズの起点的作品:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-07-24

映画『バイオハザードII アポカリプス』は2004年に公開されたアメリカ・ドイツ・イギリス合作のゲームが原作のホラー映画！シリーズ１よりも映画版の世界観を作った基本の映画！ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で強すぎるアリス降臨

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映画ショートコラム　あらすじ中心ネタバレ含む

おじさん世代なら間違いなく、はまったPSのゲーム『バイオハザード』、

そしてその世界観を映画としてエンターテイメント化して、ゲームを実写映画化する逆輸出が始まったのもカプコンの本シリーズからであったと思う。

2021年5月にバイオハザードシリーズ(ゲームね）第8作目となるバイオハザードヴィレッジが販売された！

バイオの世界では定番の人類をゾンビに変えてしまうウイルスに対する伏線が、うまく回収されていた作品なので、まだプレイしていないという方は是非プレイしてほしい。

とまぁ、バイオのゲームを久しぶりにやっていると映画を含めてバイオの世界観にどっぷり浸かりたくなるというもの。

そんなわけで前回紹介したバイオハザードから時間は経ってしまったが、順繰りにバイオハザードシリーズを紹介していきたい。

まずはシリーズ2作目となる【バイオハザードⅡ アポカリプス】だ。

早速あらすじを紹介しよう。

ついにきましたラクーンシティ！

ゲームのバイオだと洋館事件(実際は黄道特急事件）から汚染水が下水道に流出し、ラクーンシティに汚染が広がっていってしまったという設定だったが、今回はハイブから広がっちゃいましたよ設定。

主演は前作に引き続きミラ・ジョヴォヴィッチ！(むしろずっとミラ・ジョヴォヴィッチ！）

まぁ感染経路は脇に置いて、ゲームファンなら心躍るラクーンシティが舞台なわけです。

多分タイミング的にはゲームシリーズ２〜３(市民の奮闘も映画では描かれているのでアウトブレイクも織り込んだんだろうね）で、ゲームの主人公であったジルや、ジルたちが所属していたラクーンシティの特殊部隊であるS.T.A.R.S、

ゲームのバイオ3で初見殺しでもあった追跡者ことネメシスまで盛りだくさんな見どころ満載である。

ネメシシスはドアを開けて他の部屋に逃げ込めばクリーチャーは追いかけてこないというプレーヤーの心のセーフゾーンをぶち壊してドアを開けて追いかけてくるようになった初のクリーチャー。

バイオ2のタイラントも確かそうだったけど・・・

みんな大好きジル・バレンタインを演じたのはか『タイムマシン』にも出演したイギリスの女優シエンナ・ギロリーで、容姿はかなりジルにそっくりだと個人的には思ってしまった次第だ。

ストーリーはまぁ・・・ゲームにそこまで忠実なわけではない。

洋館事件で全滅したはずのS.T.A.R.Sは普通に生きて出演してネメシスと戦っていたし、なんかミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスがすごすぎてジルや、U.B.C.Sのカルロス達がすごく一般人的な感じに見えてしまう。

ただ、で、で、でも！ジルとかカルロスだってアリスに負けないくらいすごいんだからな！

ゲームだと調合もしていない緑ハーブでどんなにダメージを受けててもグリーンハーブで回復しちゃう超人ぶりなんだから！とまぁ、ゲームファンはやはりゲームに出てきたキャラクター達に愛着があるのでそっちを応援したくなっちゃうよね。

個人的な見どころとしては、やはりクリーチャーとのバトルシーンなのだが、基本的にゾンビ、ゾンビ犬、リッカー、ネメシスとの戦闘が大半なので、ゲームファンにとっては物足りなくなると感じることがあるのではないかと思う一方で、小学校のシーンとかゲームでは見ることができなかったゾッとするシーンがあるので是非とも見てほしい次第だ。

総じていえば、ゲームファンでも違った観点から楽しめるので見た方がいい映画。

ジルを演じるシエンナ・ギロリーの衣装がゲームと同じだったりと、クスッとできるポイントもたくさんあるのでそういったところを探すのも面白いのではないだろうか。

余談だが、個人的にはラクーンシティ警察署

これがまた、警察署とは思えないほど忍者屋敷みたいな仕掛けが多くてびっくりする。あと署長がすげー悪いやつで、こいつらを相手にする警察署が舞台にして欲しかったと願う一方で、美術館を改修して建築されたラクーンシティ警察署の撮影セットなんか、なかなか用意できないんだろうなぁ・・・

―　hogeru　－

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