評価感想『GANTZ』オリジナルストーリーでカバーし原作の良い部分を表現 <ネタバレ>

2020-01-18

『GANTZ』コミックが原作の映画、オリジナルストーリー部分を加えて原作とはひと味違った仕上がりとなっている。日本が誇るSFアクション大作

原作のコミックの良いところを忠実に再現し、各出演する俳優の魅力もたっぷりと見ることの出来る日本発のSFアクションは間違いなくおすすめ!

原作の『GANTZ』を観たことのある人も2時間枠によく、ここまでの映像と内容を押し込めたと納得の作品に違いない。アクションSF映画としても十分に楽しめる。本映画を初めて見る人には間違いなく、おすすめ満載の映画!原作コミックを合わせて観ることで理解度アップ間違いなし

あらすじ 見どころ

就職活動中の大学生・玄野(二宮和也)は、地下鉄のホームで幼馴染の加藤(松山ケンイチ)を見かける。正義感の強い加藤は、線路上に転落した酔っ払いを助けようとするが、手を貸した玄野と共に、進入してきた電車に轢かれてしまう。次の瞬間2人は見慣れぬマンションの一室にいた。その部屋では、リビングの中央にGANTZ<ガンツ>と呼ばれる大きな黒い球体が異様な存在感を誇り、鈴木(田口トモロヲ)らがそれを取り囲んでいた。状況が掴めない玄野たちの前に、突然、輪切りになった人間が転送されてくる。次第に姿を現すと、それは裸の女性・岸本(夏菜)だった。玄野と加藤も同じように転送されてこの部屋にたどり着いたようだ。
外に出ることができないその部屋で、ガンツは彼らに元の世界に戻るためのミッションを与える。それは“星人と戦い、殺すこと”。戸惑う彼らは、与えられたスーツと武器を手に、“星人”との戦いの場へと転送される。ガンツとは一体何なのか…。果たしてこれは現実なのか…。星人とは…。
全てが謎のまま、彼らはガンツに指示された異形の星人と対峙する。何人もの仲間たちが簡単に惨殺されていくなか、使い方の分からない武器と、超人的なパワーを発揮させるスーツを駆使しながら、何とか戦いを続ける玄野たち。戦い慣れしている高校生・西(本郷奏多)に助けられ異形の星人を倒すことに成功する。戦いを終えると再びマンションの一室に戻され、ガンツによる採点が行われた。どうやら星人を倒すことによって得点をあたえられるらしい。そして、得点を重ね“100てん”になると、この世界から解放されるか、好きな人を生き返らせることができることを知らされる。
“星人”を倒したことで元の世界に一時的に戻された“死んだはずの人々”。玄野は大学では相変わらず存在感の全くない男。しかし、玄野に好意を寄せる多恵(吉高由里子)だけは、玄野の微妙な変化に気づく。弟の元に戻った加藤は、たった1人の家族である弟のためにも生きてガンツの世界から解放されることを誓う。
“100てん”を取るまで終わらない戦いの連鎖。
いつ呼び戻されるのか分からないまま元の世界での生活を続ける“死んだはずの人々”。
そして、彼らは再びガンツの世界に呼び戻される。
戦いに目覚め、ガンツの世界に自分の居場所を見つけ始める玄野と、暴力に支配された世界を嫌悪し、戦いを否定しながらも生き抜こうとする加藤。生と死を実感しながら、その不条理な世界で逃れられない戦いは苛烈を極めていく―――。


公式HP https://www.toho.co.jp/movie/lineup/gantz/story.htmlより

映画情報&キャスト

GANTZ 2011年 日本
監督     佐藤信介
脚本     渡辺雄介
製作総指揮  奥田誠治
出演者
玄野計    二宮和也
加藤勝    松山ケンイチ
小島多恵   吉高由里子
西丈一郎   本郷奏多
岸本恵    夏菜

映画としての評価感想

原作の良いところを忠実に再現

『GANTZ』は原作コミックで大人気を博したとんでも設定のSF漫画だ。

原作のコミック『GANTZ』とひと味違うストーリーで練り上げられている。それでいて本パート1にあたる『GANTZ』は、パート2にあたる『GANTZ PERFECT ANSWER』への布石でありがらも原作の良いところをポイントをおさえて表現している。

原作コミックの8巻までを映画化している。

原作漫画・コミックとの違い 差分

コミック『GANTZ』との差分をあげると、目に付くとこだけでもいくつかある。

  • 玄野が大学生
  • 岸本のコピーがいない
  • 各”GANTZ”先頭ゲームに出てくる、キャラクターに差分あり
  • 玄野のネギ星人との戦いの大ジャンプが練習になっている
  • 田中星人 鳥が出てこない
  • 玄野とタエちゃんの関係というかなれそめ、というか、告白
  • 玄野と岸本の関係、もっと悪かった

感想・評価

個人的には映画版でも十分に楽しめた、このあとのPERFECT ANSWERのほうがどちらかというと受け入れられないかな。

コミックの1巻~8巻までを2時間の映像に収めるというのは、相当な構成力、編集力と脚本が重要になってくる。相当練り込まれていることがうかがえる。その上で、随所にオリジナルストーリであったり原作を既存しないように書き加えて変更されている。

改悪と取る人もいるでしょう、原作好きであればあるほど想だと思うが、”映画好き人”としては、よく頑張っていると思う。

映画を盛り立てるもの

原作を意識したキャスト・配役

原作はコミックなので、各キャラクターは千差万別だ。

二宮の玄野と、本郷奏多の西君は、レベルが違う。

キャラへの類似感・寄せが半端なく上手いのの加えて演技が他の出演者を圧倒しているので逆に浮いていた。

本郷奏多に関しては、西君の凶悪さ・知的さ・小賢しさ、生意気さ、全てがハイレベルで表現されている。死ぬときの台詞が原作と違ったのは残念だが十分に良い物を見せて貰った。

逆に、松山ケンイチがどうしても前者に比べると一辺倒の演技で少し残念な感じだ。

まとめ

”ほげる”的には、超おすすめの映画だ!
何度も書くが、原作コミックはかなりのおすすめ、合わせて読んでもらえたらと思う。
一気読みが絶対おすすめだが、
没入感が半端ないので、注意されたし。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      4
 キャスト       4
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎 3

いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、面白い作品と思います。