『ビリギャル』努力は裏切らない!実話ノンフィクションからの映画化された感動のサクセスストーリー:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『ビリギャル』は原作65万部達成!!「学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話」が原作で実話をもとにして作られた映画で有村架純の主演で金髪制服がカワイイ
原作、『学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話』から実話をもとにして作られた映画です
有村架純が主演で金髪制服の姿は新鮮ですが、とっても自然に演じてらして、流石の一言に尽きます。
無駄にバカっぽく見える・・・
受験勉強頑張った人、勉強で挫折してしまった人、親からの期待で押しつぶされてしまいそうな人、『ドラゴン桜』が好きな人。
これは大人からヤンキーまで見てもらいたい、
間違いなくおすすめできる作品です!
”ほげる”的には、
間違いなくおすすめの作品です
☆4のおすすめ(5点満点)
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレなし
小さい頃、学校に馴染めなかったさやかちゃん。制服が可愛いという理由で私立中学に入学して、友だちに恵まれて「ギャル」デビュー!
そうして、ワクワクとキラキラに彩られた日々だけ過ごしていたら、成績は学年ビリになっていた…わけあって大学に内進できないことになり、学習塾に「青峰塾」に入塾することになってからはノリで慶應義塾大学を目指すことに⁉…
映画情報&キャスト
『ビリギャル』 2015年 日本
【監督】土井裕泰
【出演者】
工藤さやか(有村架純):主人公
坪田義孝(伊藤淳史):塾講師
工藤徹(田中哲司):父親
工藤龍太(大内田悠平):弟
あーちゃん(吉田羊):母親
超感想中心の評価考察・レビュー
坪田先生との出会い
さやかちゃんは初めて塾に行ったとき、
なんと、金髪で腹だし、ショートパンツ、編み上げヒールという
ギャルスタイルで登場しました!
それを見た塾講師坪田先生は「かっこいいね!」と
ギャルファッションを否定せず、歩み寄りの姿勢を見せました。
ここのシーンは坪田先生の人柄が伺えます。生徒の人格を尊重している先生の鑑ですね。坪田先生はさやかちゃんにとって初めて自分の中身をみてくれた大人なのです。今まで、学校の先生に「クズ」呼ばわりさせていたさやかちゃんにとって先生に褒められるというのは新鮮な出来事だったのではないでしょうか。
家族との関係
さやかちゃんの、お父さんは弟を野球でプロにいかせることしか考えておらず、
家族を顧みていません。特にさやかに対しては諦めきっています。
「この家族は失敗だ」という言葉を吐くほど、関係が冷え切っています。
そんな中、受験勉強をするというのはどんなに辛いものか。そして、父親の期待を一身に背負う弟はどんなにプレッシャーなのか。それを支えるお母さん(あーちゃん)と妹さんの姿。それぞれの想いと家族の変化、家族愛もこの作品の見どころです!
父親役の田中哲司と、母親あーちゃん役の吉田羊さんが描く、家族再生の物語でもあるのです。
ノンプロで野球をそこそこやっていた、父親が息子に掛けている自分の人生のトレースさせる気持ちをうまい事熱演しています。この弟への熱意と逆バイアスがかかって、さやかの頑張りは加速するのでなくてはならない役処でした。
友情
さやかちゃんはギャルなので毎日遊ぶ予定がぎっしりと入っています。
そんな中、勉強と遊びを両立させるというのは並大抵のことではありません。
さやかちゃんは”いつメン”(いつものメンツ)とカラオケにいるときも英語のノートを取りながら遊んで、睡眠時間を割いて勉強をしています。
そうなると学校でしか睡眠時間を確保できずにいました…すると、学校に親が呼び出され、しまいには”いつメン”からは「話がある」と告げられるのです…
不覚にもこのシーンで泣いてしまった・・・
涙の訳は是非とも作品を貴方の目で見て確かめてみてください!
このシーンの有村架純さんの演技はとってもリアルでつい感情移入してしまいます。
目標に向かって努力する姿は美しい
「勉強って好きですか?」
特に受験勉強は特別です。胸を張って「好きだ!」といえる人は少ないかと思います。
それに受験勉強というものは、最初は結果がついてきやすいものですが、成績を上げれば上げるほど伸び悩むものです。「辛い、苦しい、逃げたい」そんな自分との葛藤もこの作品はしっかりと描かれています。実話をもとにして作られただけあってとても生々しい心理描写です。
母親の心情、坪田先生の心情、そしてさやかちゃんの心情
このシーンはグッと来ます
子供がいざ受験する時には、感じられますよきっとね
作品の序盤にさやかちゃんが夕暮れ時に自転車をこぎながら
「I MY ME MINE YOU YOUR YOU YOURS」
と唱えているシーンとのコントラストが鮮やかに映ります。
どこまでが真実なのか 坪田義孝=>坪田信貴
さやかを教えた塾の先生は、実話だけあって本当の塾を開講されています
当たり前ですけどね
実際のビリギャルの小林さやかさんと、坪田先生の対談では、高校二年の夏から毎日15時間は勉強していたとのことが書かれています。
確かに、人間そこまで勉強を徹底すれば、何か成しえるかもしれません。
彼女が凄いのは、周りにいた友人との遊びも全開でやると、約束したから
その遊びも全開でやって、自分だけは遊びの最中も英単語を覚えたりと、勉強方法を見つけていたそうです
つくづく、やる気と、自律した勉強に勝るものはありませんね
映画の感想まとめ
『ビリギャル』は誰が見ても涙すること間違いなしのサクセスストーリーです。
家族愛、そして目標に向かって努力することの大変さ。また、支える人の気持ちにまで寄り添っている作品です。
受験勉強終わり、これから受験が始まる人、子育てをしている人、そして、何かに向かって頑張ったことがあるすべての人たちへ。
この作品を強くおすすめします!!
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