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『トレマーズ』奴らは臭いそして敏感だ!サブカル的パニックムービー:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『トレマーズ』1990年に奴らは地中からやってきた、そう太古の昔から地中で眠り続けたグラボイズ達が音に向かってやってくる!トレマーズは知る人ぞ知るサブカル的パニックムービーとしてまたたく間にシリーズ化されていった新手の地中クリーチャー物!

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

ハリウッド1のいぶし銀俳優って誰だろうか!?

ふと頭をよぎる、そもそも”いぶし銀”ってなんだ?辞書を引くと、そこには

「華やかさはないが魅力的なもの」

となっている。華やかじゃなくてもいいけど、皆に好かれていて魅力ある映画に出演している俳優って事だろう。まだまだ広いのでもう少し絞ると、顔が広くていろんな映画に出演してる、そしてそこそこヒットを飛ばしている俳優。。。

そうだ、ケヴィン・ベーコンだ。「フット・ルース」とか「アポロ13」メジャーな物にも出ているのはもちろん、彼の特徴はケヴィン・ベーコン自身が、「ハリウッドで知らない俳優はいない、皆と一緒に出演している」と豪語しているほどだ。巷には、”ベーコン指数”っていう係数があって、ハリウッドでは、知り合いの知り合いまで辿るとケヴィン・ベーコンにぶち当たるらしい。

話は脱線しまくったが、それぐらいメジャーないぶし銀のケヴィン・ベーコンの有名作品は数多くあれど、カルト映画で、若狭溢れるエネルギーを放っていた最後の映画かなぁと思う物を紹介したい。

それが、「トレマーズ」だ!

物語は、ネバダの田舎町パーフェクションから始まる。パーフェクションは町民が十名足らずの小さな町で、そこでバルとアールの二人は便利屋をしながら日々の生活を送っていた。
町の中で、家畜がいなくなったり、鉄塔の上で人が死んだり、上半身だけになって死体が出てきておかしな事が起こり始めてた。そんな時、二人の車も何者かに襲われ蛇のような大きな生物がバンパーに食いついた状態でちぎれているのを見つける・・・地震学者も加わり生物を調査するが、それは大きな生物の一部で本体は地中から音を頼りに食料をあさり何でも飲み込む怪物だった・・・

もう何度見たのか分からないぐらい、繰り返し見た「トレマーズ」、瞬く間にシリーズとして2,3,4と作られた。最初に見たときには、何故人気が上がらなかったのか不思議なくらいの出来の良いシチュエーションパニックムービーだたと思ったものだ。

まあ、だからビデオ・DBD発売でカルト人気が上がったんだろうけどね。

そもそも、地中から襲ってくるバケモノって設定がエグくて、なかなかいい味を出している。確かに大昔の映画で、ミミズ映画で「スクワーム」なんて物もあったり、地底人的な「ディセント」なんてのもあるが、海中でロイ・シャイダーが「ジョーズ」的なパニックムービーで、それが地中からやってくる新種のバケモノのとグラボイズ(グラボイド)ってのが妙に新しくて、面白い

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しかも、ジョーズに立ち向かうみたいな、シリアスさがない。

どこかコミカルで大真面目さとテンポの良さが、いい具合にミックスした娯楽映画に仕上がっている。

魅力のポイントはなんといっても、あり得ない安全ベルトである地中から、とんでもないバケモノが出てくるって事にあるんじゃあないかと思うわけです。グラボイズは、太古の昔から寝ていたかもしくは活動休眠していたところに、地震の発生や人間の生活する環境破壊的な震動で、目覚めるんですねー

砂漠のような砂の層の中だけを縫って進むことの出来る、地中のバケモノ、そうサイズ的には『グエムル 漢江の怪物』的なサイズで、その怪物の口の中からは、蛇のような触手的なサブの口が、出てくる。

ま、エイリアン+ジョーズ的な。そんな感じ

普通はね、海中みたいな不自由な場所で、ビーチとか若者が集う場所をクリーチャーは狙うのが普通なわけですよ。それが、ネバダの田舎で、十数人しかいない場所を襲ってくるシチュエーション!

人間が普通に生活できる、空間である地上・グラウンドを普通に歩けなくなる恐怖!

この恐怖とか、行動制限は、海中の比じゃあないよね。

上手いところ就く映画だなぁ-、逃げる場所はいくらでもあるけど堅い岩盤以外はどこもかしこもグラボイズのテリトリー。逃げようが無いですってとこに、ブルドーザーとかで避難しはじめたりするストーリーも秀逸

まあ、あくまでもカルト映画の部類なので疑問的な辻褄合わないところは多々あるものの。それでも筋は一応通ってますよ。

グラボイズが、町民達が逃げているときに岩盤でダイナマイトを仕掛けて、音でおびき寄せてダイナマイトを食べさせることで爆発させるシーンがある。そうまさに、撒き餌大作戦。魚な吊りと一緒なわけで、まるで海中で大物つるときの魚に対する罠と一緒じゃあないか(^^♪

ここでもグラボイズが凄いことがわかる、なんと1匹それで死ぬと、そのあとは罠にかからなくなる。賢すぎる。まるで都心のカラス並みの知能がある。

目が見えなく、体中が腐ったようなにおいを発するグラボイズが頭がいいなんてことになったら、人間太刀打ち出来ませんがな。そこで、われらがケビン・ベーコン演じるバルが自電車に乗らないけど「クイック・シルバー」のように素早く、グラボイズをおびき寄せて崖際におびき寄せて、ダイブさせることに成功して、見事退治!

ちなみに、地中の巨大生物については今のところはそんな生物は発見されていないが、身近なところだとネズミやモグラ、ミミズなんかに該当するんだと思う。基本はモグラだってほとんど視力が無いから、地中に巨大な生物がいたとしたら、そりゃあ視力はないよね。

数年前、微生物のレベルでは、地下5kmには巨大な生物圏が存在するってー記事を読んだ。

素炭素量で言うと、地上に匹敵するほど広大なものとも予想されている

みたくはないけど、太古の昔にグラボイズが君臨していたとしたら、それはロマンだよねねぇー

まあ、トレマーズ2以降で、グラボイズの生態が多少わかってきますが、それはまた別の機会に取っておきましょう。かれらは、空も制していた可能性が・・・

総じて、トレマーズは推し

見たことないならぜひ見て欲しい、飽きずに見ることが出来るし、考える事ないので気楽に。

どこかコミカルな田舎町パーフェクションの町の人々も見所の一つ!今回はケビン・ベーコンから始まったけど、本シリーズでは実はシリーズ1作目しか出ていない。全シーズン通して出演している、ミスタートレマーズは、バート役のマイケル・グロス、彼はガンオタク!

今後はそっちの切り口でも面白いかもなぁーと思いつつ・・・

― hogeru -

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