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『誰も知らない』ネグレクトを越えた実話ベースの衝撃!:動画配信・映画感想あらすじ考察

『誰も知らない』は2004年公開の是枝裕和による日本の社会問題を映像化した映画!「万引き家族」の原点がここにあり、第57回カンヌ国際映画祭にて史上最年少で柳楽優弥が最優秀主演男優賞を日本人として初めて受賞したことでも話題になりました。母親が四人の子供たちを置き去りにした実際の事件をモチーフにした作品!

カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を取った作品で、有名となりました。

本当に話題の映画で、フランスでフランダース国際映画祭やキネマ旬報などでも最優秀作品賞するなどめっちゃ映画賞を総なめしました。

柳楽優弥のとても子供達のナチュラルな芝居に見入ってしまいますよね!

どうしてこのような芝居ができたのかと思うくらい切れのある演技です、実に14歳での受賞

それだけでなく、カンヌ国際映画賞は社会性のある映画が多い中で、日本人が受賞するってことだけでも快挙ですからね

素直に見ましょう!

本当に素晴らしいです

4のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレあり

けい子は四人の子供たちをシングルマザーとして育てていたが、従来のネグレクトも加わり外に男を突く手からは、徐々に家に帰らなくなってくる。
そして、親代わりとして長男の明(柳楽優弥)がなんとか生活をやりくりしながら、帰って来なくなった、けい子の代わりに食事の支度や生活全般をみて幼い兄弟を支えていた。

次第にお金も尽きてしまい、実の父に金の無心にいくもお小遣い程度の金しかもらえず、ついには水道も電気も止まってしまう・・・

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本ページの情報は2021年07月時点のものです。
最新の配信情報は各配信サイトにてご確認ください。

映画情報&キャスト

『誰も知らない』2004年 日本
【監督】是枝裕和
【脚本】是枝裕和
【音楽】ゴンチチ
    タテタカコ
【撮影】山崎裕
【出演者】
福島明(柳楽優弥)
:けい子の長男。唯一外に出ることを許され、買い物をしたり、お金の管理をしている。
福島けい子(YOU)
:子供たちの母親。お金だけ送りつけ、明に子供の面倒を見させる。
福島京子(北浦愛)
:けい子の長女。洗濯の係をしていて、ピアノが好き。
福島ゆき(清水萌々子)
:けい子の次女。
福島茂(木村飛影)
:けい子の二男。落ち着きがなく、騒いでしまう。
水口紗希(韓英恵)
:いじめられて、高校に行かなくなった女子高生。明たちを助けようとする。

超感想中心の評価考察・レビュー

実話であるという悲しい現実

本作は実話で、巣鴨子供置き去り事件という事件をモチーフとして作られました。

巣鴨子供置き去り事件は1988年に起きた事件で、父親が蒸発したのちに母親が四人の子供を置いて、家を出て行き、金銭的な援助をしていたとはいえ、ネグレクト状態になっていたという事件です。

是枝監督が、実際の事件にインスピレーションが湧き、そのまま本作へ反映していっているとのこと。

あまりに酷い事件です

しかも、四人とも学校にもいけず、それ以前に戸籍すらなく、出生届すら出されていませんでした。母親は長男にお金を預け、帰ってこなくなるのです。長男はコンビニなどのジャンクフードを兄弟たちに食べさせていたそうです。

そんな中、事件は起きます。

長男が友達になった不良仲間たちが泣き止まない三女を殺してしまうことになってしまうのです・・・

その後、大家が不良の溜まり場になっていた部屋があると通報したことにより、発覚します。

長男の男の子は当時、14歳程度だったそう。

彼の心境を考えると、言葉もありません。

お金を渡せばいいというものではありません。

子役たちの自然な演技と是枝監督の演出

子役の子供たちのリアリティーのある芝居にドキュメンタリーを見ているかのような感覚に陥ります

それは、是枝監督の経歴にあるのでは?と感じました。

是枝監督は映画監督になる前、ドキュメンタリーディレクターとして活躍していた時代があったことが大きいです。こういう社会問題に対してのメスの入れ方が、ドキュメンタリーータッチで非常にわかりやすい構図を演出で作り上げます。

子役の子供たちは大人によって、決まったような芝居をさせられるようなイメージが正直ありますが、本作ではそれが一切なく、ただ遊んだり、食べたりする子供たちの映像の中に、振込をする明の姿や妹を埋める姿などの衝撃的なシーンを時折混ぜることにより、話を進めていくことで、ドキュメンタリーを見ているような感覚に私たちは陥るのです。

本作のずっとあとですが、「万引き家族」でも、同じく社会の底辺の人々に実話から着想を得てメガフォンを取ります。

こういう社会問題がカンヌや世界に対いてメッセージ性が高いってことを知っているんでしょうね

「パラサイト 半地下の家族」のようなエンターテインメント作品とも違った味わいがある事間違いなしです

子役たちのその後

まず、長男の明を演じた柳楽優弥さん。

言うまでもなく、立派な俳優さんとなった柳楽さん。
主な出演作は、「星になった少年 Shining Boy & Little Randy」「銀魂」シリーズ「今日から俺は!!劇場版」などがあります。

最近では、「ファブル」なんかにも出ていました

長女の京子を演じた北浦 愛さん。
彼女は「銀の匙 Silver Spoon」「21世紀の女の子」などで活躍している女優さんです。

次男の茂を演じた木村飛影さん。
小学校を卒業とともに子役も卒業したそうで、高校では野球をやっていたようです。

次女のゆきを演じていた清水萌々子さん。彼女は現在、活動はしていないようで、残念です。

それぞれの子供たちも色々な活動をしています

将来の俳優としての成長

そちらも楽しみの一つです

映画の感想まとめ

本作は子供たちの姿があまりに自然でドキュメンタリーを見ているように感じます

何かをしているわけではないのに、すごく心が締め付けられます。

是非、たくさんの方に見ていただきたい

おすすめの作品です!