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『プレデター』暑い夏、あいつら河童カッパはハンティングしに地球にやってくる!:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『プレデター』は1987年に公開されたSFエイリアンものアクション映画!エイリアンと言っても宇宙は出てこない、河童と筋肉と熱帯雨林が出てきて暑苦しー男たちの中でハンティングが行われる。いや、人間がエイリアンに狩られる。

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

エイリアン映画と言えば何を思い浮かべるだろうか?

きっと、よだれ出して卵からパクッて出てくるあいつを思い出しますよね。

それか、指を重ねたりするやつで、Xファイル的なグリーンもしくは灰色のツルツルしたようなやつ。

今回紹介するのは、そんなんじゃない

ザ・ジャパニーズ河童

カッパ

そう、頭に皿がのっかっててロン毛のあいつだ!

アメリカのSFアクション映画である本作、主演を務めるのはあのアーノルド・シュワルツェネッガー!続編も制作されるほど人気のシリーズであり、異世界から来たプレデターのもつ戦闘技術の高さや残虐さは、ファンを虜にする魅力でもある!

肉体美抜群の若きアーノルド・シュワルツェネッガーが演じる、ダッチの判断力や戦闘技術も負けてはいない!
早速あらすじを紹介していこう!

百戦錬磨の指揮官ダッチは、ゲリラ部隊によって拉致された政府の要人たちを救出すべくエリートチームを率いてバル・ベルデ共和国の密林地帯へと出動する。現場に到着すると、皮を剥がされ宙ずりになった部隊の死体やヘリの残骸を発見する。そして、ゲリラのアジトを襲撃するが、事前に得た情報と違うことを不審に思ったダッチが、今回の徴収をかけたディロンに問い詰める。すると、救出作戦は嘘で、本当の目的はゲリラの壊滅と機密情報を持ち帰ることだった。それを知ったダッチを含むメンバーは、引き上げようとするが彼らを木の上から監視する透明の生物がいた…

という展開で話が進むのだが、正直グロテスクなとこも多くて初見はびっくりする!!血もなかなかにリアルで子供ならトラウマかもしれない…

この時代の映画で、ホラーでなくSFでグロイってのは、なかなかパイオニアじゃないだろうか

まあ、本家エイリアンもそこそこグロイけど、地球上の戦闘でとなると、通常のアクション枠ですからね。

その生物はサーモグラフィーを使い人の体温を感知し、監視しているのだが…

ゲリラの生き残りであるアンナは、ダッチ達から逃げようと試みるがそれを追うホーキンス。しかし、ここで透明な生物に襲われてしまい…

映像では透明に描かれた人型の生物が、いとも簡単に特殊部隊のメンバーたちを殺害していくのだが…未知の武器で攻撃し殺害したりと一体この生物は何者なのか!?という疑問が強くなっていく。

ゲリラの生き残りと主張するディロン、これは別の何かだと主張するダッチ。射撃により怪我をおったことを知ったダッチたちは、罠をしかけ透明は生物が姿を現すのを待った。

そして、その生物が姿を現す!!

おおお、河童

『ET』や『メッセージ』的な感じでもない、まじカッパ

なんと、光学迷彩で姿を隠し、肩にはなんとプラズマキャノンという漫画やゲームで登場する武器が備わっている異星人だったのだ!人間では無いと思ってたけどほんとに人間じゃなかった…

そして、ダッチは異星人に滝から落ちたところ命を狙われると思いきや…

という感じでストーリーが進んでいくのだ。バトルや銃で撃ち合うシーンが好きな人にはもってこいだろう!

そして、何よりここでびっくりしたのは異星人って漢だよ。今どきの若者にもないね。

そう。武器を持つものを襲い、持たないものは襲わない!そう、生き残りのアンナは襲わないのだ。男同士の戦いとでも言えばいいだろう。この異星人、漢気あるで…

人の発する赤外線により、人を認識していると確信したダッチは体に泥を塗り、武器を作り戦いに挑んでいった。そして、とうとう敵を追い詰め…

最後、異星人は瀕死になりながらも手首のスイッチに手をかけるシーンが色んな意味を取れるなぁと思ったのだ。もう無理だから、完敗だよ、こんなやつも地球にいたんだな、お前も道連れだ!などが1回見た感じでは思った感想だ。ホントのところは本人に聞いてみないことには分からないが。

グロテスクな部分もありながらも実際はいない存在を、恐ろしい生態を含め作り出した作品であると思うのだ。だって、こんなのがいたら人間すぐやられてしまうよ!

それでいて男の好きな武器や戦闘シーンが多く、SF好きにはたまらない!

続編以降も、完全なストーリーとして登場人物をラップさせるような形式ではなく、主軸をあくまでもプレデターにおいた構成となっている。『プレデター2』~『ザ・プレデター』まで幅広いシリーズの設定が特徴だ。

個人的には、ダッチの頭の良さやカンの鋭さもポイントで相手を知るために百戦錬磨でいろんな戦場をくぐりぬけてきた人なのだなと思ってしまったね!!

総じて、エイリアン=宇宙とか、不思議な未来的SFって概念を覆した映画だと思う。それでいて、なんとなくミステリアスなエイリアンってどこから来て何をしているのか?って謎を残して消えていく。粋な映画だ。

まあ、個人的にはプレデターの正体は間違いなく、河童だと思う。

だって、暑い夏に現れるしね。

追伸)繰り返しになるがグロなところもあるので見る人は少し気をつけてみて欲しい。何気に子供には刺激が強すぎるぞ…子供が寝たあと、こっそり見るのはいかがだろうか?エロはないけどね。

― hogeru -

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