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『一分間タイムマシン』衝撃の6分短編どんでん返し!:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『一分間タイムマシン』6分の短編と言っても侮るなかれ!中身は濃い―くらいつまっているコメディと分類されているが背景を考えるとブラックユーモアやホラーSFな感じさえする傑作!2014年のアメリカの映画

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

世の中には”箸休め”って言葉がある

文字通り、本当に食事の時の、ちょっとした料理だったり、さっぱりとした料理でメインディッシュに向かう前、もしくは食した後に次の料理に備えるときを指すのだけれども、私は映画鑑賞の中にそういった箸休め的な映画を勝手に作っていたりする。

例えば、ハリウッド大作とかアカデミー賞級の名作、シリーズ物のの合間にお茶をすすりながら少し間を置く瞬間、皆さんにもあるだろうか・・

今回紹介する作品は、完全に箸休めのつもりで鑑賞したら、メインディッシュだった

そういうお話

とにかく、個人的には大絶賛で喝采を送りたい

それでは、さっそくあらすじを紹介したい

ベンチに座るレジーナを口説こうと、一分間だけ過去に戻れるタイムマシンをもったジェームスはレジーナに何度もアタックを繰り返すが・・

短い・・あまりにも短いあらすじですが、これ以上書いてしまうと本当にネタバレしてしまいます

とかくショートフィルムや短編と言われる映画のジャンルでは、あらすじを書くと完全にネタバレしてしまうことが多いのはしかたなし。

もともと、道草くう時間もないので、視聴者に伝えたいストーリーラインでストレートに無駄なカットや演出なく切れの良いプロットになっているせいでしょう。文字起こしであらすじにして見ても、本当にキレがよくて短くまとまってしまう・・・

さて、本作はこの6分と言う短い時間の中に、色々な要素を取り込みつつ起承転結がしっかりしています。もちろん、どんな映画でも無理ですが一分間タイムマシンの技術的なSF的な説明なんてなぁ必要ないものはない!(^^♪

タイムマシンはそこにある!

ものなのです

そして、無駄に乗り物でなく

手持ち型のタイムマシンであり、大きな赤いボタンである必要があるのですよ、こういう伏線にもなっていないストレートな小道具的なところもウイットが効いていて実に良い

この短い内容で、しっかりとコメディは基より、SF的な小ネタを持ち込み「タイムリープってのは不可能で、それはその瞬間、元の自分の意識を殺して別の平行世界を作っているのに他ならない」なんて、パラレルワールド的な新しさが、物語に超絶な笑いをぶっこみますってこと

一分間タイムマシンなんて、超絶ハイテクなものを持っているジェームスが、実は物理学を何も知らないばかりかタイムマシンを使ったらどうなるかなんてこと何も考えていないってことが、さらに笑いを加速させます

落ちの方向も、レジーナのぶっ飛んだ、

「ハードに・・・」と見た目とのギャップ感もエッジが効いています。エロとコメディとSFって超絶合いますね。

総じて、絶対見たほうが良い作品だと思います。本作で初めて知った監督のデヴォン・エイブリーですが、同じくショートフィルムを出しているそうで、『とっくんカンペキ』も一気に確認しておこうと思う

本作は、2017年ひめじ国際短編映画祭で初上映されたそうで、こうい短編祭も含めてはまりそうだ、と思う今日この頃。。。

― hogeru -

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