『6アンダーグラウンド』ストーリーは無視!超絶アクションのみを見よ!:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『6アンダーグラウンド』は、かくもマイケル・ベイが好き放題作った作品があっただろうか?映画ってストーリーや脚本なんていらない映像と音楽・音響だけで楽しめるんだぞと訴えかける作品です。超然アクション映画として、おすすめの作品です。ストーリは期待しちゃあいけません、だってマイケル・ベイです
本当は、褒めたいんです
でも、中身はアクションのみ、そんな映画がこれです。
でも、観たほうがいいです
でも、つまらないですけどね
でも、途中で飽きずにみられるアクション!
でも、マイケル・ベイ!
でもばかり続いてすみません!
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレなし(ネタは無し)
マグネットの特許知財とデバイスで億万長者になったワンことビリオネアが、ある目的に為に、自分の死を偽装し、目的達成のために殺人・スパイなどエキスパートを集めた。
その目的とは、悪いやつらを始末すること。法の裁きを受けれない、法で裁くには自分達の戸籍が邪魔になる
文字通りアンダーグラウンドにもぐりこまねば、消せない奴らを始末するために組織した6人のグループ
名前は使わない、全員死を偽装して、死んだことになっているゴーストだから
呼び名は番号、1(ワン)から7(セブン)まで!
ゴーストだから、殺しにも躊躇は無い!やって駄目なことなど何も無い。
悪い奴らを倒すために結集したチームは悪に挑む!
映画情報&キャスト
『6アンダーグラウンド』 2019年 アメリカ
【原題】6 Underground
【監督】マイケル・ベイ
【脚本】レット・リース
ポール・ワーニック
【製作】マイケル・ベイ
イアン・ブライス
ライアン・レイノルズ
デヴィッド・エリソン
ダナ・ゴールドバーグ
ドン・グレンジャー
【配信】Netflix配信
【音楽】ローン・バルフ
【撮影】ボジャン・バゼリ
【出演者】
”ワン”1 ビリオネア(ライアン・レイノルズ)
:チームのリーダーでオーナー
悪い奴らを一掃したいと思っている
”ツゥー”2 CIA(メラニー・ロラン)
:元CIAで、
人殺しの術に長けている
”スリー”3 ヒットマン(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)
:頭が少し足りない、人をすぐ殺す
”フォー”4 スカイウォーカー(ベン・ハーディ)
:盗人で逃げるのが得意
”ファイブ”5 ドクター(アドリア・アルホナ)
:医者的存在
”シックス”6 ドライバー(デイヴ・フランコ)
:あっさり死ぬ
”セブン”7 スナイパー(コーリー・ホーキンズ)
:6の代わりに1からスカウトされる
感想考察
”かっこいい”
この映画の最初の印象は、とにかく”かっこいい”
この言葉につきますね。
超弩級のアクションに加えて、ハイスピードカメラ、スローモーション、カメラ構図、上空からの撮影、パンどれをとってもカッコイイ。
カーアクション、冒頭の15分くらいは普通の映画ならクライマックスで使われるレベル×2くらいの濃度です。
そしてカーアクションで敵方に対するご無体なほどの仕打ちが凄い、”痛い”と叫びたくなるようなシーンの数々です。それもこれもひっくるめて、スタイリッシュでカッコイイ作りをしています。
さすが、マイケル・ベイ!
しびれるほどのカッコいいアクション映画
ネタバレ!
さてこっから、ネタバレいきますよ。
注意して下さいよ!
と書きたいところですが、この映画に限ってはネタバレ無いです。
そうです無いのです。
延々とアクションが続きます。
マイケル・ベイが好き放題作った 総制作費1.5億ドル
良くも悪くも、マイケル・ベイです。先ほど中身が無い的な説明しましたが、あるにはあるんです。
ただ、このアクションに釣り合っていない為、色あせてしまって全く頭に入ってこない。
それでも、起承転結とはなっているんですが、完全に
アクション > ストーリー・その他
となっているので、置き去りなんですね。
ストーリーの起点が全てアクション、逆にこういう事態(6人をアンダーグランド化した状況)をまねいてしまった事の説明も唐突に画面を切り替えて過去回想に入るから、全く付いてこないし、その回想もアクション。
主人公達、6人のメンバーの動機付けが弱いこと弱いこと、何故ゴーストにまでならねばならなかったのか、ゴーストになれば何を得するのか、説明があるにはあるけど説明をちょっとしたと思ったら、もう次のアクション。
でも、これでいいんです。
だってマイケル・ベイの作品ですよ。ストーリーなくても突っ込みどころが満載でも、アクションで語ってくれればいいのです。
ただ、せめてワン”1”(ライアン・レイノルズ)が、何故金持ちで、何故ゴーストにまでなって、なんで格闘術に優れていて、なんでメンバーを選んでいるのかとか、選定基準とか、家族は捨ててきたのかとか、もうちょっと説明してくれよー
と心ではいっぱい叫んでいましたが、いいんです。マイケル・ベイですから。
合わせて読みたい、豪華制作費の『アリータ』
キャストは濃いメンバーで結構好きかも
ライアン・レイノルズの黒歴史にまた一作品追加になったかもしれませんが、ここまで行くとネタですね。
彼以外にも、気になったのは、
ツゥー”2”のメラニー・ロランです。『イングロリアスバスターズ』の可憐なショシャナです。芯が強くナチスを一気に殲滅したショシャナの悪魔の高笑いが本映画では、クールビューティーになって登場です。
もう一人気になったのは、フォー”4”のベン・ハーディですね、『ボヘミアンラプソディ』のロジャーでいい味出して、アクションもこの映画で出来ることを知らしめるところが出来たので童顔ですし、青年役から聖人、悪役までと幅広い分野で期待が持てそうです。声もいいですしね。
海外の評価 2020/03時点
評価は、批評家からは概ね、同じように酷い映画と酷評されていますね。一方で一般の視聴者からはそこそこ好評です。
Metascore (批評家) | 41 |
User rating | 6.1/10 |
TOMATOMETTER (批評家) | 36 |
Audience | 61 |
映画の感想まとめ
製作予算を使いまくった結果、アクションだらけの映画になってしまいましたが、音楽も気にいっています。かっこいいです。
Netflix共通のことかもしれませんが、予告・トレイラーのできがもの凄くいいです。
全てがクールで、車とかバイクの飛び方もかっこいいです。シックス”6”の死に方とかも唐突過ぎて逆におしゃれでした。その死ぬ直前にスパイスガールの音楽流して、即停止されてカセット毎外に捨てられるのとか、なんか意味があるんでしょうね。読み切れませんでしたが。
『6アンダーグラウンド』においては、予告編を見ればストーリーは見なくても十分。あとはアクションに集中して下さいってことになります。普通の映画と逆なんですよね。
ストーリーに集中してアクションや小技を見逃したとかじゃあないんです。そういう意味では割り切って良くて、アクションに集中していたらアクションを見逃したとか、次々詰め込みすぎのアクションがたたみかけてきますので、ストーリーはいらないんです。
アクションでストーリーを構成するって、それなりに難しですよね。
ここまで、アクションシーン特化型の映画は珍しい。そういう意味ではおすすめです。
ただ、考えなくて良い反面、後半に行くにつれてアクションでおなかいっぱいになってきます。中だるみ、最後は後だれです。
そこに来て、意味の無いカッコイイ風の映像やセリフ展開、仲間同士の絆的ないわれ方されても。。むしろ必要ないかな。ここまで来れば、セリフ無しとかの方がかっこいいかもと個人的には思いました。
アクションに飢えている方、とにかくカッコイイ-映像をすっきりしたい方におすすめの作品です。
独善的評価[5段階]としては
映像・音楽 5
キャスト 3
ストーリー構成 2
初見で読み取れない謎 1
いつも通り、この映画の評価も毎度同じでが、 基本どんな映画でも大好きな”ほげる”としては、おすすめ作品と思います。
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